うーん、前半は思わせぶりでいいのに、後半に捻りというかそれほどの展開が感じられなかった。
映像で押し切れるほどではなく、元凶となる者の感情も語られず、ちょっと合わない作品だったかな、残念。
お上手な漫画の実写化と、昭和と令和のミックス。
キャスティングが素晴らしかった。鈴木亮平ありきの作品。好きなジャンルではないけど、思わず観てしまった。原作好きは、観て損はないはず。
2021年に鑑賞。
観た後に、ついにエヴァが終わったと感じさせられた演出。自分の青春にも、一つ区切りがついたような気分になった。
庵野監督の十八番、シンプルな事を複雑に描いて興味を引く手法に、あり>>続きを読む
2021年に鑑賞。
少ないカットで、意味深に切り取られる映像に惹かれた。夜のシーンが、ちゃんと暗く不安になるように表現されていて好み。
昔のリュック・ベッソンが帰ってきたと、知り合いの監督から聞いて、思わず鑑賞。
ドッグマンというタイトルに、完全に予想を裏切られたw
全体的にキリスト教をベースにした構成で、主人公の人生が語られる。画>>続きを読む
原作と異なるラストに、石塚さんと映画スタッフの心意気を感じた。漫画原作だが、「映画のウソ」というやつの良い例。
たまたまJAZZプレイヤーの方と話をする機会もあって、2度目の鑑賞。
もちろん現実はこ>>続きを読む
昔観た名作を見直す月間。この時代あたりから、ロビン・ウィリアムズのファンになった。
最後のテロップで思い出したけど、実話ベースの作品だった。脳炎患者の知識がなくとも、デ・ニーロの芝居には圧倒される。>>続きを読む
ノーリサーチで行ったので、冒頭で度肝を抜かれたw
普遍的である事はもちろん、宗教的でもあり哲学的でもあり現実的でもあり、人間の純粋さも欲も愚かさも素晴らしさも描かれていた。
物語が進むに連れてじわじ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
久しぶりのベニチオ・デル・トロ。50代半ばの貫禄がスゴイ。彼だからこそ、の説得力のある台詞や表情のアップが目立った。
そして、妻のジュディが夫思いのとってもいい役柄。テーマの一つに夫婦愛もあると思う。>>続きを読む
監督の嗜好をわかりやすく感じられた。一見、贅沢に感じる尺の使い方も、世界観の構築に大きな役割を担っている。
モノクロの表現はハマっていると思ったけど、ちょっと残念なのは撮影時に想定されていなかった事>>続きを読む
脚本も素晴らしいけど、撮影も素晴らしかった。監督も撮影も名将が担当。
今、観直すと、メインキャラクターはマットだけど、主人公はロビンだと感じる。日本語訳はされないけど、後半に彼はマットを「son」と呼>>続きを読む
与えられた環境の中で、子供は生きていくしかない。特別な話ではなく、きっとどこかにいるであろう家族の物語。あえて、ありふれたストーリーにしているのだと思う。
公開当時、昨今のLGBTQや社会的マイノリテ>>続きを読む
なんだろう。。。シンプルな構成とやり過ぎないアクション。こういうの好きなはずなんだけど。うーん、パンチが足りない気がした。キャストも安定のメンツだし、綺麗に描けすぎてるのかも。
低予算で作られたヒット作、の文句に惹かれて観たけど、観るタイミングが遅過ぎた。。。良くできてるし、普遍的なテーマも入ってる。アキラのオマージュも感じて好きだけど、いかんせん10年前の作品。面白かったけ>>続きを読む
圧倒されっぱなしで、2時間半があっという間に過ぎた。
事実の映画化というアドバンテージを除いても、人物に肉薄した描写へのこだわりには頭が下がる。痩せこけた肉体から、俳優達の覚悟も伝わってきた。キリスト>>続きを読む
アングラな世界の中だからこそ人情を信じ、苦境に立たされた者への人間讃歌的な映画。取材に裏付けられているであろう、リアリティを感じた。
余計なカメラワークもない、無骨な撮り方にも好感が持てる。