kamさんの映画レビュー・感想・評価

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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.2

言わずと知れた名作。サイコパススリラー。
多分だいぶ前に見て、ラジオでジョナサンデミの話になって久しぶりに観たいなーと思っていたところに劇場でみれるということで映画館へ。

やはりある恐怖シーンだけ鮮
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アインシュタインと原爆(2024年製作の映画)

3.6

オッペンハイマーからのアインシュタインと原爆の関わりが全く分からず、ネットフリックスにあったから見てみた。

アインシュタインの言葉が全て自身がどこかで語るか、記した言葉ということで、なかなかアインシ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

クリストファーノーランらしい入り組んだ時系列、空間が歪むような不思議な映像、ミステリー要素を加えたストーリー、面白かった。

オッペンハイマーの視点からマンハッタン計画を描いていくストーリーと、開発者
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.4

公開当日に見た。記録忘れ。
ウェスアンダーソン感満載で楽しいけど、話が早いのでついていくのに精一杯!

翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.6

みんな演技が振り切れいて良い!

飛行機で何も考えずに見るのにぴったり。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.9

夫が屋根裏から転落。疑われる母、証言台に立たされる盲目の息子。

それぞれが抱える感情が漏れ出て、息子の知らない父母それぞれの感情や関係性をもあぶれ出される。

事件、裁判物としてよくできていて、面白
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.5

ホアキンフェニックス演じるナポレオンがなんとも人間臭く、不気味な存在として描いています。トゥーロンから流刑に遭い死去するセントヘレナ島まで。

ホアキンフェニックスは言わずもがなジョセフィーヌ役のヴァ
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ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

3.7

キャラクターがそれぞれ自分勝手で面白い!
ちょこちょこドラマのシーンをれてくれるから、思い出しながら見れた。

心の中で言ってることを大声で言っちゃう人たち。だからこそ見てるこっちはスッキリする!

ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.0

映画館で鑑賞。
前回DVDで見た時より、スコアアップ。
この長尺をこのエンタメに仕上げた作品はなかなかない。さらば我が愛と並ぶ中国歴史作品の名作。

以下前回2017/3/11 DVD鑑賞レビュー
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.8

最初から最後までタランティーノですね。
初監督でここまで確立されてるのはすごい。

感情的な余韻が残るのがいいね。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

まさにSF叙事詩。壮大。

1はただの序章でしかなかった。
2はもうてんこ盛り。油断すると置いていかれるスピード感もあり、IMAXを存分に生かした映像と音あり、それぞれの政略、駆け引きあり、と思う存分
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すべての夜を思いだす(2022年製作の映画)

3.6

3人の女性の1日をとってるけど、一番の主役は舞台であるニュータウン。

ニュータウンはもうニューじゃない、って話。
住む人の生活が積み重なって、有機的なつながりができあがってることを3人の1日から見せ
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.8

一体何が現実で妄想なのから分からなくなり、溶けて一緒くたになるような不思議な映画でした。設定とか、現実とか、まじでどうでもいいんだなと。謎な悪夢を見ているような。

オープニングの映像からぐっと掴まれ
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.8

若かりし日の友人と久々に出会い、お互いのこれまでの時間をあからさまに振り返るわけでもないのだが、何気ない会話に積み重ねた年輪を感じる。

ニューシネマパラダイスを現代に持ってきたような、ノスタルジーを
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.6

壮大な設定とストーリー、ヴィルヌーブ監督らしい重厚SF。ブレードランナー、メッセージが結構好きだったので期待していたが、続編に期待。たぶん映画館で見るべきで、飛行機で見てしまったのがよくなかったか。。

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.5

記憶を失った総理大臣の純粋で大胆な行動が、痛快で楽しかった。三谷監督らしい笑いとテンポでぼーっとクスッと見るのに最適。
飛行機で時間潰しにピッタリでした。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.6

終始ヤクザが出てくる割にはほのぼのと楽しめます。思春期のどこか覚えのある感覚も感じたり。
伏線が回収されていくのは終盤は結構良かった。

バービー(2023年製作の映画)

3.9

飛行機で鑑賞。
グレタガーウィグだから見たが、やっぱりいいね。バービー、ケン、ピンクな世界を使って、自己の存在意義について語るギャップ。この違和感がセンスいい。

リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

3.9

男兄弟、父の微妙な関係性をモンタナ州ズーラの豊かな自然とフライフィッシングをテーマに描く。
同じ場所で生まれ育った、大学からは違う環境に身を置き、全く違う道に進んでいく。故郷に帰るとお互いにどこか競争
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枯れ葉(2023年製作の映画)

3.9

好きな監督の1人。やっぱりいいなぁ。
特有の動き、表情の少ない演出、どこか幾何学的で色合いのきれいな構図、何とも言えない間。忙しい日々にゆったりした時間を与えてくれる感じがする。

これまで描かれてき
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.1

今年1本目。1本目からこれを超えてくるものがなかなか出ないだろうくらい良い。。

日々のルーティンに自分の意識が行き渡っている平山。人の目や価値観を気にかけず、でも人への尊敬、優しさあふれる。

スト
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.6

最初の切れ者の冷徹な殺し屋のシーンから、どこかずれているような違和感。その違和感がどんどん広がっていき、笑ってしまうほど感情的になり。。

スタイリッシュだけどヌケが効いてて結構好き。

オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

3.8

今の気持ちにピッタリだった。
世間から離れた自然の中、旧友と少しチグハグな時間、気ままな犬、、、癒しでした。

森の中でのショットがどれも良くてそれも癒し。

悲しみは使い古した喜び。

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.5

決して悪くはない。
個人的には設定や背景は好き。
ストーリーも映像も壮大。

ただこういう映画は展開早すぎないように、丁寧に描いた方が深みが増し良い気がするのだが。。

マヤはかわいい。

キリエのうた(2023年製作の映画)

3.8

綿菓子のような柔らかいものと真反対などす黒い棘のあるものが対をなしてるような映画。岩井俊二作品を見た時いつも感じるんだけど。

とにかくアイナジエンドって天才だって世間に知らせたなと。琴線に触れる歌声
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.9

長さを感じない展開と絵の強さよ。
つい見入ってしまうようなシーンばかりで、その作りも当然だけど、俳優陣の説得力が半端ない。

最後のシーンは見ている人が皮肉られているように感じたし、逆にこの作品自体を
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アアルト(2020年製作の映画)

3.5

アアルトのことがよく学べる。良作。
まぁ眠いねけど。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.9

このダルダルな2人最高。
ほんとにただダルいバイトに行くかのように殺しに行く。設定が楽しすぎる!しかもアクションのキレがすごい。ジャッキー見ているときのように体が動きそうになる感覚。
クセになるわー続
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さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

4.4

京劇を通して、中国北京の激動の時代を生きる人たちを描いた大作。

日本軍の進軍、中華国民党の支配、そして共産党の時代へ。こういう映画は日本軍がひどく描かれがちだがそこが主題ではなく、むしろいかにその後
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RRR(2022年製作の映画)

4.0

長さを感じないテンポの良さはさすが。
ダンスシーンは控えめだけど、アクションあり、恋愛あり、友情ありの復讐劇はまさしくインド映画。

とにかく笑っちゃうアクションは、爽快なんだけど加飾すごすぎる!最初
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トルテュ島の遭難者たち 4Kレストア(1976年製作の映画)

3.9

クセの強いキャラ満載のロードムービー。
人間らしくて、めんどくさいけど、憎めなそうな人たちいっぱい。

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