kamさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.7

施設から抜け出したザックと落ちぶれた漁師タイラーのロードムービー

作品の時間が短いのもあり、端折り気味ですがそういう細かいことはさておき、ゆったり見れるいい映画でした。

ソルトウォーター・レッドネ
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

私たちは誰の味方にもなれない。
光を当てることしかできない。

背負うしかない。
失うものが大きすぎる。

ドキュメンタリー監督の由宇子はこれまで、そちら側だった。しかし、あちら側になった時、どうする
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モキシー ~私たちのムーブメント~(2021年製作の映画)

3.8

良い青春ムービー

自分を曲げたり隠したりすることが普通になってしまったヴィヴィアンが、転校生のルーシーとの出会いで、自分に向き合うお話。

女性差別に対する学校の規則をぶっ潰していこうとする勇気を最
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.4

邦画らしい傑作
あーいい3時間だったぁ

西川美和の永い言い訳にも通ずる、喪失とそれをありのまま受け入れるしかない葛藤を描いている。

原作が村上春樹なだけあって、かなり文学的で、私では理解し得てない
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デッドマン(1995年製作の映画)

3.6

ゆっくりとした展開のなかに、ブラックユーモアでクスッと笑い、たしかにメッセージ性も感じる

なんかね、音楽も相まって、心地いいです

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.7

思った以上によかった
タイムリープものと青春ものって、なんか合うよねー

SF要素を入れることで、なんかなんでも許せる感じになるのがセコイとこ

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.9

これはかなり評価が分かれそうな作品。
それだけ細田守監督攻めたなぁーと思いました。

主人公のトラウマを乗り越えていく力と周りの人たちの温かさ、インターネット空間の良さと悪さ、現代の家族の在り方。
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.0

ジム・ジャームッシュ作品で見ていなかったものの一つ。映画館で見れて良かった。

あの世界観を映画館で浸りながら見れるのは、素晴らしい体験でした。

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.8

リーマンショックで企業が撤退すたことにより、街がなくなるというアメリカの現実に、まず衝撃。トランプが勝ってしまうアメリカの現実がわかる。

車上生活を送らざるを得ない人、そのコミュニティで生きる意味を
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

いやこれ、なかなか良かった。

なんとなく最後の方誰が黒幕っぽいかは分かるが、期待通りにしてくれて良かった。

善人は救われてほしい。

逃げた女(2019年製作の映画)

3.5

らしいらしい長回しとズームアップ。
なかなかない手法であり、みる人に親近感、みたいなものを抱かせる気はした。

ひたすらに女性同士のやりとりを聞かされるのだが、なんと自然なことか。はたから会話を聞いて
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

3.8

ヘヴィメタバンドのドラマーの主人公ルーベンが急に耳が聞こえなくなり、葛藤と希望を持ちながら、進んでいくお話。

なかなか重い話を暗くなりすぎず、ドライに、そして、テンポよく作られており、良作。

音は
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.8

綾野剛は似合うよねー
反社に対する締め付けをあちら側から見た作品
現代性あって見応えあり

ファーザー(2020年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

何がすごいって認知症を体験させようというコンセプトと方法。秀逸。

アンソニーホプキンスとオリビアコールマンの演技がまたすごい。ラストのシーンは二人ともすごい。オリビアコールマンの語らぬ演技、アンソニ
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.8

ヤクザ映画。
あまり見たことないジャンルであったが面白い。

自分とは全くかけ離れている世界と自分の周りの世界の共通するところがある。そ何かは見る時々で共通していると感じたり、共感できるポイントは違っ
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

3.7

全員ハッピーで終わらせる感じ。悪くない。
展開の速さ結構無理やりだけども、終始アップテンポでハッピーだから許せる。

メリル・ストリープ歌上手い。
みんなダンスキレキレで凄く良い。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.4

世間の不寛容、偏見、不正義、生きるために必要なことなんだけど、本当にそれでいいの?って、自分が、社会が聞かれている気がした。

ここ最近で一番胸が痛くなった。でも、人に優しくなりたいと思った。まじいい
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.6

ウディアレン節が効いていて、それでいてティモシーシャラメ、エルファニング、セレーナゴメスの美男美女。
最後もすごく好きだった。
それぞれがそれぞれにやりたいこと、やるべきことに向かえる。

新聞記者(2019年製作の映画)

3.7

近年の公文書改ざんを描いた政治サスペンス

どこか印象的なトピックをもちい、劇的な演出も加えていい感じの緊張でよい。

松坂桃李演技うまいわー
特にラストシーン好き

A Film About Coffee ア・フィルム・アバウト・コーヒー(2014年製作の映画)

3.4

よくできたドキュメンタリー

コーヒー好きとしては、生産者さんをしっかり評価してお金を払いたい。これからどんどん生産国の生活レベルも上がっていくと、本当に豊かな世界になっていけるのかな。

聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

3.7

前科者は聖職者になれない...
宗教と赦しと命のお話

ストーリーがよくできてる

ダニエルの目怖い

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.8

Queenよくは知りませんが、すごく良くできたエンタメ感動作!

ストーリー展開の速さ、飽きさせない演出、ライブエイドのシーンの迫力。

誰が見ても楽しめそうな映画でした。
映画館で見るべきだったかな
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

いやー面白い

序盤はただの恋愛、人間関係もつれ映画かと思わせつつ、最後の方のスッキリ感もよい。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.4

ジョジョかわいすぎる。

戦争を大局ではなく、すごく市民レベルで、しかも子供目線。

史実は元にしながらも、コメディタッチで、戦争の悲惨さ、子供の成長を描いていて、すごくよかった。

最後の方の終わり
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.6

すばらしい構図と自然光、蝋燭の光のみで見せる陰影が、すごくきれい。

アンダードッグ 後編(2020年製作の映画)

4.2

一気見後編

後編前半は晃のカッコ悪さを一段と描いていくが、後半から一気に切り替わって、伏線が回収されながら、最後の試合になだれ込んでいく。解説的なシーンはあったが、個人的には全く気にならず。別にいい
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アンダードッグ 前編(2020年製作の映画)

3.8

前編、後編一気見

前編は、晃がいかにカッコ悪いかが描かれる。
その対比として、2人の人物、宮木舜、大村龍太が出てくる。

番組企画でプロになった宮木は、勝てないと分かっていながらも必死に勝ちたいと練
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.8

黒沢清の劇画的とまで言えるような、絵づくりが楽しい。その人物の心情を、一つ一つのシーンで見せてくれる。

聡子が優作の大望の一端をかつぎ、運命を共にすることになった事への喜びをしってしまった聡子は、そ
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旅のおわり世界のはじまり(2019年製作の映画)

3.5

昔見た。
イライラするヒロインをうまく前田敦子が演じていたきがする。ウズベキスタンに行きたくなるような現地のリアルな市場とか自然がたのしめるご、最後の方にちょっと
アンリアルな展開に。らしい作品。

誰もがそれを知っている(2018年製作の映画)

4.0

胸がキリキリする。
それほど登場人物それぞれの感情が、ひとつひとつのシーンから伝わってくる。ただ1人あの子の心理は分からない...
あーおもしろい。

ふたりのベロニカ(1991年製作の映画)

3.4

アンニュイで最高級の雰囲気映画。
歴史的な冷戦の時代背景がある模様。
ポーランドとフランス。
若くて美しい2人のベロニカ。

コーヒーをめぐる冒険(2012年製作の映画)

3.8

主人公のモラトリアム真っ只中のダメさ加減がなんか好きで、どうもこういうキャラにひかれる。
舞台がベルリンで、ちょっと歴史的な部分もありり。酒には巡り合っても、コーヒーにはなかなかたどり着けない。。。

プロメア(2019年製作の映画)

3.7

とにかく映像がすごい!見入ってしまう表現力!
キルラキルと同様にキャラとかも好き