yoshikiさんの映画レビュー・感想・評価

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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.0

キアヌは帰ってきた、本作の主人公ジョンと共に。
ここ数年のキアヌの状況を思わせるプロット、更にジョンのような、滅法強いが憂いのある男のキャラクター造形はもうキアヌにうってつけ。似合い過ぎるほどに良く似
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

2.5

男女の考え方の違いからくるディスコミュニケーションが主題だと思って見ていた。
非常時の男の立ち振る舞いの描き方が見事。
男の自分からしたら、トマスの行動はよく分かる。
夫婦の諍いの原因となったあの行動
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リベンジ・オブ・ザ・グリーン・ドラゴン(2014年製作の映画)

3.3

インファナル・アフェアシリーズで衝撃を受けた身としては、是非とも見に行きたいと思っていた本作。公開初日の初回に行ってしまいました。

場面の切り取り方や、映像の編集がかっこいいのは、アンドリュー・ラウ
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.5

実は今作は、恋愛映画かもしれないと思っている。しかもかなりの純愛もの。

彼がエニグマの解読にこだわり続けたのは本当に大好きだったから。その理由も、ただ数学的にパズルを解くのが好きなだけではない。物語
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

4.3

夢を諦めることを描いた良作。

自分の夢が必ず叶うとは限らない。
夢を諦めず、願い続ければいつか叶うという考えも素敵だし、そうなっていく様は画になるから、そこをドラマとして描く作品はとても多い。しかし
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

とにかくシャシ(シュリデヴィ)が綺麗。冒頭の朝食の準備を終え一息ついたところで振り向いて、初めて顔がはっきり映るシーンの美しさは神々しいくらい。

シャシが普通の主婦には見えないかもしれないけど、それ
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複製された男(2013年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

パンフレット購入
サスペンスとしての宙ぶらりん感はかなり楽しめる。
結末がよくわからない系のサスペンス。ストーリーは、自分と瓜二つの男を発見し、そんな2人が対面したときどうなってしまうのかというもの。
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。結末を予想しながらも、その通りにはならず、サスペンスとして最後まで楽しめた。
捕らえる者すらも、空間的にも、精神的にも何かに囚われるというタイトル通りの演出は見事、もちろんネタバレにならな
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リアリティのダンス(2013年製作の映画)

3.0

わけがわからないに尽きる。
とりあえず何を意味してるのか理解するのが大変。
でも不思議と気になってしまい、嫌いになれない作品。

冒頭のコインが落ちる演出のあたりはワクワクした。
放尿でペストが治るシ
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ドラッグ・ウォー 毒戦(2012年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

初ジョニー・トー作品
淡々としてたけど、あっという間って感じ。
割と好き。
クリスタル・ホワン演じる女警部が綺麗で強くて惚れる。
警部がかっこいいけど鉄人すぎ。なんであんなに執念深いのかの掘り下げがあ
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新しき世界(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

結構好き
暴力シーンはエグい、さすが韓国
今まで自分を利用してきたやつ全てに逆らうという結末への展開は意外と驚きながら観れた。
冷静になるとツッコミどころ多い気がするけど、なんか好き。
(ラストの6年
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人生はマラソンだ!(2012年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

完走寸前で死んだギーアを病院から連れ出してみんなで完走するラストに泣いた。雨の日も風の日も歩いていこう、お前は孤独じゃない、みたいな歌詞の曲もあいまって込み上げてくるものがあった。
仲間と何かを成し遂
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.2

1番グッときたシーン
真夜中の街を歩き通し、朝焼けを眺めながら、ビルの屋上でなんとはなしに、後ろから抱きかかえるシーン。夜通し歩いて朝を迎えるのは、リチャード・リンクレイター監督自身の過去作『ビフォア
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ジェイソン・ベッカー Not Dead Yet 不死身の天才ギタリスト(2012年製作の映画)

4.2

人の命の有限性が強調される中、その生き様を見せつけられると、まず出てくるのは凄いという感想のみ。言い表すのが難しいが、なんとか表現すると以下のようになる。

すぐ死んでもおかしくない難病ALSを20年
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なまいきチョルベンと水夫さん(1964年製作の映画)

2.8

北欧の田舎の綺麗な風景とひと昔前のほのぼのした人たちを見てまったりと気分が良くなる映画。
小さな子のこまっしゃくれた言い回しってなんであんなに可愛いのか。

2015.01.24@キネカ大森

ラブストーリーズ エリナーの愛情(2014年製作の映画)

3.5

二作品通しての感想はコナー編の方に記載。

こちらのエンディングの方が、何か始まりそうな予感がして終わるため、より爽やかになっていると思った。コナーのエンディングも爽やかなのだが、ものすごく執着してい
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ラブストーリーズ コナーの涙(2013年製作の映画)

3.5

とにかく関係性と会話劇を楽しむ類の映画で、明快な落ちや伏線の回収などはない。

himのこちらではエリナーが、執拗なくらいになに考えているのかわからないように撮ってある。じゃあherではコナーがどう描
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フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(2015年製作の映画)

1.3

興味本位で見に行ってしまったものの、自分は全く求めていない世界観だったからか主役2人の問題にあまり興味を持てず、作品世界に入りこむことはできなかった。一方で、客観的に見るのも、話の進み方のテンポが悪い>>続きを読む

ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)

3.0

アメリカン・ハッスルから気になってるエイミーアダムス。個人的には泣きの演技が好きなんだけれども、一方で毎回同じような気がしてしまう時もある。
クリストフ・ヴァルツの軽薄さ、最低さが最高。最低だけど最高
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ミルカ(2013年製作の映画)

3.3

予告でも主題歌っぽく使用されている曲の流れる修行のシーンがものすごくアガる。往年のジャンプの王道漫画みたい。
自分が今まで見てきたインド映画には珍しく、ロック調の挿入歌が多用されてたのが印象的で、どれ
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毛皮のヴィーナス(2013年製作の映画)

4.5

ロマン・ポランスキー恐るべし。
初めから最後まで2人しか出てこない登場人物、そしてその2人が会話をし続けるだけという内容。しかし、初めから最後に至るまで、何一つ無駄なセリフはない。ここまで質の高い会話
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薄氷の殺人(2014年製作の映画)

3.3

映像と映像の切り替わり方や、画面上の間の取り方など、随所に個性を感じる独特な作品。メインの女優の儚げな出で立ちも相まってか、寂れた町並みの多い画なのに不思議と幻想的に見えてくる。不穏さ、不気味さの表現>>続きを読む

鉄道員(ぽっぽや)(1999年製作の映画)

3.3

人生の終わりを見つめている。自分ならどう幕を引くのだろうか。そんな思いを馳せる仕上がり。もう少し歳がいってからまた見直したい。というか節目節目で見直して、自分の中でどんな人生の終着駅を描く、または描か>>続きを読む

シンプル・シモン(2010年製作の映画)

4.0

アスペルガー症候群のシモンは自分のせいで恋人と別れることになってしまった兄のために、理想の恋人を探し始める。

鑑賞後に爽やかな気持ちになる良い映画。自分の探して来た恋人候補イェニファーと中々会いたが
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Over The L’Arc‐en‐Ciel(2014年製作の映画)

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2014.12.31@ニコニコ動画
2014.12.15@品川プリンスシネマ
2014.12.06@TOHOシネマズ西新井
2014.12.05@品川プリンスシネマ

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