ヨシタカさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

光の旅人 K-PAX(2001年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

Sheryl Crowのアルバム『c'mon,c'mon』に収録されている『Safe and Sound』をリリース当時に聴いて、それが映画に使われていると少し後で知った。
大好きな曲なので、その映画
>>続きを読む

人生はノー・リターン ~僕とオカン、涙の3000マイル~(2012年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

不器用な化学者の息子と、底抜けに明るいその母親と、仕事と人生について考えさせられるロードムービーだった。
話の流れは退屈に感じるかも知れないけれど、こう言う親子いそう!と思える細かい描写にホッとする。
>>続きを読む

紅海リゾート -奇跡の救出計画-(2019年製作の映画)

4.0

『もしあなたの同胞が苦しんでいるなら、黙っているべきではない。何もしないのではなく、助けに行こう。手を差し伸べよう』

THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

5.0

辛い。辛いけど観る価値がある。

内容も然ることながら、ジェイクの名演技。演じてると言うことを忘れて見入ってしまうものがある。

(喘息発作の為の吸入器か、喘息持ちには辛いけどリアルなシーン多数有り)

S.W.A.T.(2003年製作の映画)

-

女性白バイ隊員が車に停車を求めるシーン、LINKINPARK のアルバム『Meteora』に収録されてるFigura.09が流れている。

他にもジミ・ヘンドリクスの『Electric Ladylan
>>続きを読む

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

スタジオ収録できない状況で前作同様、気持ちよく観られる作品に仕上げているのは素晴らしい仕事。

バスターに檄を飛ばすナナの言葉が心に響く。

終盤、脚のすくむロジータがバスターを助ける為に意を決して飛
>>続きを読む

7つの贈り物(2008年製作の映画)

4.0

悲しくも美しい物語。
誰しも犯しうる過ちを、こんな形で贖罪できるだろうか。
7つの贈り物を届ける過程で、それ以上の贈り物をしている所に着目したい。

(※弟に見つかった後でのエミリーとのシーンなど多く
>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.5

自分好みの物語だけど、ゲームを遊ぶ、特にオンラインゲームを遊ぶ体験や地頭が無いと、物語の細部は楽しめないかもしれない。
キャプテンアメリカやスターウォーズや、Fortniteなんかの。

それでも、A
>>続きを読む

SING/シング(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

オーディションでSEALの『Kiss from a Rose』が出た時は、脳内の全私がスタンディングオベーションだった。
選曲が素晴らしい。

ショーのシーンの素晴らしさが際立ってるのに、何故か洗車シ
>>続きを読む

パディントン 2(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

建物、内装、出演者が身につけているもの、全て目を楽しませてくれる。
囚人たちは口は悪いが人間味があっていい。ピンク色の効果も相まって、いい人たちに。相手がクマであっても、分け隔てなく(?)接しているの
>>続きを読む

パディントン(2014年製作の映画)

4.0

パディントンの食べっぷりが好き。

礼儀を考えさせられる素敵な作品。周りの人間よりパディントンの方が…と思う場面にニヤリ。
お茶やケーキをいただきたくなる。

スランバーランド(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ニモと叔父さんの関係が愛おしい。
夢を通して2人が現実と向き合う姿、関係の変化に心温まる。

フリップがお尋ね者1位になった時の手配書が欲しくなった。
可愛いモモアさんが見られる数少ないタイトル?では
>>続きを読む

ロストブレット2(2022年製作の映画)

4.5

2作目だと期待したほどでは?ってなるパターンを見て来たけど、これは違っていて安心した。
体術スキルが高過ぎて整備士の枠を飛び出しちゃってるけど、イイ。
車好きには響くだろう。
カーアクションはヨーロッ
>>続きを読む

ロストブレット 窮地のカーチェイス(2020年製作の映画)

3.8

整備士が活躍する異色のカーアクション映画と思って観たら、これはイイ。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

エリオとオリヴァー2人の旅を終えた後、エリオと父親の会話のシーン。父親の台詞に、この作品の全てが集約されている様に感じた。
(監督が性描写を極力排した理由も含めて)

『お前たちは美しい友情を得た。友
>>続きを読む

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

物語の鍵となるスマートフォンの着信音に使われているワーグナー『ワルキューレの騎行』から察すると、主人公がエインヘリャルに見えた。

ヴァルキリーによって招集されたエインヘリャルが再び人間界に戻り、その
>>続きを読む

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ヘンリー・カヴィルくらい筋肉があれば、カーチェイスの横Gに構わず地図を読みマークできる。

逃走中ですらお洒落なのは流石ガイ・リッチー。
彼の映画を観ると、美味い酒が飲める。
流れやお約束だとは観る側
>>続きを読む

ジェントルメン(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

観ている側の想像力を試して来る独特なリズムある展開、台詞回しの面白さにもう一周と観たくなる中毒性、どこもかしこもお洒落な世界。
特に身につけているもののチョイスが気になって仕方ない。(トラックスーツも
>>続きを読む

しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.0

チームは家族だ。

『大人に疑問を持つかは、自分次第だ』論文を書くシーンは心に響く。響き続ける。