好翁さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐(2023年製作の映画)

2.0

未来の犯罪者の手によって世界と英寿が 4つに分けられてしまう。デザグラ参加メンバーは世界を取り戻せるのか。

例年は戦隊がコメディ、ライダーがシリアスというバランスだが、今年はキングオージャーがシリア
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映画 王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン(2023年製作の映画)

4.0

ギラの戴冠式の最中、5人の王は死の国ハーカバーカに誘われる。

例年、夏の戦隊映画はコメディ中心の軽いものになるが、今年は 5人の王 1人 1人の個性を活かした掘り下げを行い、脇を固める側近たちの出番
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谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座(1971年製作の映画)

3.5

ひたすらエロ、グロ、ナンセンスで突っ走る映画。
と言うとそんな映画もあるよねという感じだが、主役が小学生くらいの子役なので恐れ入る。
子供が親にセックスを見せろと要求し、鉄道自殺や首吊りを試み、大人の
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.9

『ハウルの動く城』以降の作品にピンと来ない自分にはひどく評価の難しい作品。
少なくとも子供向けではない。出てくる情報は過度に説明されないため観ている者が推察していく必要がある。なので中盤以降、劇場内の
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空想科学任侠伝 極道忍者ドス竜(1990年製作の映画)

3.5

邦キチー1グランプリに参加するために数回目の視聴。

「さらわれたヤクザの娘を忍者が助けに行く」という王道の筋書きながら、ヤクザの重鎮の配役が藤子・F・不二雄ら有名作家陣、監督であり原作者の永井豪も生
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

4.2

高度な学習能力のある自立思考タイプの少女型ロボットが、女の子を守護るためにバイオレンスする。

身長 120㎝ 程度の少女ロボットが大の大人を始末するために手近なものを武器にして、時に大胆に、時にスタ
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

4.0

デスゲーム主催者にクソリプしてたら参加者にさせられたでゴザルの巻。

前半は両手に銃をボルト固定されたラドクリフの醜態コメディでビデオゲームのようなポップな演出もあるが、後半では出てきた人間みんな死ぬ
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ジュピター・パーク全滅!円盤は生物だった!

前情報無しで観たので、謎の怪奇現象ものだと思ってたら途中からモンスターパニックものになって困惑。ちょっと思ってたんと違った。
見るもの、見られるもの。動物
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ダークレイン(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

全てがヒゲになる。

人物評価が刻々と変わるワンシチュエーションの映画は好きなのだが、「登場人物以外の何か大きな存在」「認識阻害能力」「世界改変能力」と登場人物が今の状況をどう認識しているのかが分かり
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

5.0

脱獄した盗賊と女戦士の二人組。彼らは娘と宝を取り戻すため、かつての仲間らと共に領主の館に潜り込む。

大きな陰謀に立ち向かう大冒険ではなく個人的な目的のために小規模なクエストの積み重ねをする流れだが、
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サスペリア(1977年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

バレエ学校で起きる行方不明と殺人事件。新入りのスージーは被害者の一人を目撃したことを契機に真相に近づいていく。

血みどろで吊るされる遺体、深々とノドを切り裂く刃物と、なるほど 1977年当時のスクリ
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.0

一本の映画として考えると 3.8点くらいになるが、初代『仮面ライダー』のリメイクという点では 5.0点 + マニア加点が 2億点になる。そしてマニア加点の 2億点は人によってはマイナス2億点にもなると>>続きを読む

仮面ライダー THE NEXT(2007年製作の映画)

1.5

「仮面ライダーで冬ソナ」の『仮面ライダー THE FIRST』から「仮面ライダーで Jホラー」になった続編。
前作は井上節恋愛要素がひたすらノイズだったが、今作も前作ほどではないが Jホラー要素が足を
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仮面ライダー THE FIRST(2005年製作の映画)

1.2

『シン・仮面ライダー』の前に観ておくかと 20年モノの重い腰を上げた。

井上敏樹脚本なので昼ドラめいた作品になり自分にはあわないだろうと覚悟はしていたが、本郷猛の中核を成すのが『水からの伝言』思想で
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.0

夢だった俳優になることも同棲生活も上手くいかない青年が、お調子者の同級生の佐々木を思い出し、そして再会する。

なんというか、自分に消化酵素が無いタイプの映画だった。佐々木のお調子者な態度の下地にある
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サボテン・ブラザース(1986年製作の映画)

4.0

映画を真に受けた村人が悪人退治の用心棒として俳優の三人組であるスリーアミーゴスを雇おうとする。アミーゴスは有名人との共演と勘違いしてメキシコに出向くのだった。

アミーゴスの 3人の絶妙な緊張感の無さ
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県警対組織暴力(1975年製作の映画)

4.6

西日本のとある街のヤクザと警察。双方は個人的な友情もあり持ちつ持たれつでやっていってたが、ヤクザとの癒着を許さない新たな警部補の登場により関係が混沌としていく。

「極道じゃ警察官じゃいうてかわりゃせ
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東京流れ者(1966年製作の映画)

3.2

堅気になったヤクザが自分の信じる組長のために命を張るが、様々な思惑に翻弄されて北に南に流れ行く。

同名の歌謡曲をモチーフにした映画のため、随所でこれでもかと渡哲也の『東京流れ者』が流れる。登場人物が
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スカイライン-奪還-(2017年製作の映画)

3.5

宇宙人による侵略だ!米国の戦闘機もバカスカ落とされる!それに勝てるのは…やけに落下耐性のある米国人警官とラオスのシラット使いだ!

雑に脳みそをひっこ抜いてロボットに移植する宇宙人と、その洗脳から逃れ
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ゾンビーバー(2014年製作の映画)

3.0

タイトルから想像できる内容をそのままに、適度な「そうはならんやろ」をトッピングにしてお出しされた、という意味では誠実な映画。

ラストのNG集と、ヒロインの顔が大変好みだったので 0.5点加点。

天狗飛脚(1949年製作の映画)

4.5

元・力士で類まれな健脚の長太が傾きかけた飛脚問屋に入り様々な問題に立ち向かう。

怪盗騒ぎ、流行りの熱病、ヒロインの望まぬ婚約、と複数の問題を平行して流し、長太自身もその健脚から怪盗の疑いをかけられる
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.5

足を洗った殺し屋の復讐もの。

序盤で復讐の動機になる事件をサクッと済ませて、仕事の準備や現役時代の同業者とのやりとりで殺し屋としてのキャラクターに肉付けをし、ピンチと友情を散りばめてあとはひたすらア
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メカニック(1972年製作の映画)

4.2

組織に仕える寡黙な殺し屋ビショップと、後継者に見込まれた若者スティーヴの師弟ドラマ。

冒頭 15分の台詞無しの仕事シーン。カーチェイスのラストを〆る大転落。切なくもビショップという男を適格に描いたラ
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仮⾯ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル(2022年製作の映画)

3.8

【 Good 】

・先輩であるリバイスの 2人が後輩ライダーのアイテムで変身する、おそらく初めての変身アイテム互換演出

・龍騎組の扱い
これまでの 555 やブレイドの客演作品のように龍騎の物語に
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グレムリン(1984年製作の映画)

3.5

金ローでやってたので数十年ぶりに視聴。

子供の頃に観た時は愉快で変な生き物ムービーだったが、改めて観てみると生き物飼っちゃダメ系ボーイのついうっかりで人死にが出る人災ムービーだった。
そもそもの元凶
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吼えろ鉄拳(1981年製作の映画)

2.0

叔父からの悪事への誘いを拒んでショッカーの基地めいた所で格闘させられる真田広之。
やけに出番の多いアブドーラ・ザ・ブッチャー。
作中で一番アクションにキレのある志穂美悦子。

アクションにも展開にも時
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ゾンビ/ディレクターズカット完全版(1978年製作の映画)

4.8

原点は観ておかないとね、と鑑賞。

開幕から頭部破壊、噛みつきによる人体欠損、バリケードを突破してくるゾンビの群れと開幕 20分でだいたいのゾンビ映画ノルマを達成。もうちょっと具体的な描写を隠して「い
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RRR(2022年製作の映画)

5.0

大義や復讐に生きる神話級に強い男たちが環境利用闘法や超絶弓術で大暴れ。「そうはならんやろとは思うが、そうなった方がかっこいいし面白いよな!」のバーゲンセール。

中盤にインターミッションが入ったあたり
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.2

通信途絶した南極基地というある種の密室に、寄生した生物に変身できる怪物がいる、という疑心暗鬼系 SF。

肉体が裂けて複数の生物が融合したような怪物が現れる特撮は 40年近く経った今でも充分な迫力があ
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レイジング・ファイア(2021年製作の映画)

5.0

香港ノワールというジャンルを『男たちの挽歌』しか知らない自分が理解できているかわからないが、この映画を誰かが “香港ノワール全部盛り” と評していたのが納得できる濃厚男友情ぐちゃぐちゃ香港映画だった。>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

5.0

目的もバラバラなクセ者たちが新幹線の中で予想外のトラブルに巻き込まれまくる。

文化的正しさがどうとか喧しい昨今に「知ってるぜ!日本てこうだよな!」と 3割くらいしか正しくない日本やヤクザを堂々とお出
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アクアスラッシュ(2019年製作の映画)

2.1

パッケージが出オチ。

スラッシュまでの 50分が「もめごと」「セックス」「ドラッグ」のみで構成されている。
そしてスラッシュ装置はなんか思ったより切れ味が悪く。それがかえって良いような、そうでもない
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スティング(1973年製作の映画)

5.0

若い詐欺師の慢心と身勝手が元で詐欺の師匠が殺された。
復讐のため伝説の賭博師と共にギャングの親玉を罠にはめる。

綿密な計画と大胆な行動による大人数での騙し。そうでなくては騙しきれないほど慎重なギャン
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.2

オーナーと対立した上にネットに疎いのに SNS で大暴れして全てを失ったシェフが 10歳の息子とおんぼろフードトラックでアメリカ横断する旅をするロードムービー。

シェフとしては一流だがそれ以外のこと
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ターミネーター(1984年製作の映画)

3.8

2作目はさんざん観てるが 1作目はまだだったな、ということで視聴。

2作目は正義のシュワちゃんと共に追手の T-1000 から逃げるある種のヒーローものだが、1作目は情け無用の殺人マシーンから逃げ続
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劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

坂本監督らしくアクションに力が入っており、可能な限り各種ライダー、各種フォームを盛り込んでくるのも嬉しい。本編で忘れ去られたバイク要素も、専用マシンではないとはいえ入れてくれているのは加点ポイント。>>続きを読む