しっとりとしたフレンチ・ドラマと思いきや、のっけからアース・ウィンド・アンド・ファイアー、劇中に挿入されるジョージ・ベンソン、ニーナ・シモンとサントラの選曲にときめきを感じながら、障害、人種、年齢、性>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
主人公の生きていた痕跡をトレースしながら、ミステリアスな雰囲気で展開していくストーリー。
途中で、主人公が突然現れ、そこからは一転、感動のるつぼとなります。
一粒で二度おいしい映画ですね。
とにかくアーティスティックなパフォーマンス映像のオンパレード。
3Dが、奥から手前、手前から奥へと移り変わるダンスのフォーメーショを明快に表現している。
はじめて、3D映像が素晴らしいと思った映画。
NYの旅行から帰ってきて、その風景を思い出したくて、レンタルした。
子どもの純真さ、淡い恋愛の美しさをうまく表現するファンタジーだな。
ヒロインのロッサナ・ポデスタ、めっちゃカワイイ!
何よりもラウンジチックなアルマンド・トロヴァヨーリのサウンドトラックで、とろけてしまう!
カルトな感じながらも、とっても癒される。
タイトルのサウンド・トラックも良いなぁ。
平凡から狂気へと徐々に変貌していく主人公を扮するジャック・ニコルソンの演技は秀逸です。
「Wendy, I'm Home」、このセリフの場面、ゾクゾクします。
初めて映画館で観た洋画。
小学校6年の時に友だちと自転車で町の映画館に出かけた。
70年代パニック映画の最高峰。
今から思えば、マックイーン、ニューマンという夢のキャスティング。
ロードムービーと言えば「パリ、テキサス」、
「パリ、テキサス」といえばロードムービー。
閑寂な風趣にあるあたたかな家族愛。
ライ・クーダーのギターが切なさを演出している。