yoyoyoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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Summer of 85(2020年製作の映画)

4.1

フランソワ・オゾン!こんなのも撮れちゃうの?!いつもの斜めに突き進んで置いてけぼりみたいなのは今回どうしたの?!
キラキラした男の子2人の出会いの冒頭から、ダヴィドの不安定で危なっかしい感じに、そわそ
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少年の君(2019年製作の映画)

4.0

途中吐きそうになった。しんどくて。なんかすごいものみた。
受験といじめと、そして力強く儚い純愛のお話。胸がちぎれるかと思ったよ。
主人公チェンは元乃木坂の生駒ちゃんと加護亜依に似た透明感てんこもりの女
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.7

あんまり怖くないポップなタイムループ物。犯人最後までわからなかった!タイムループものが好きなら楽しめると思う。
主人公はミーシャ・バートンとブレイク・ライブリーに似てて、親近感湧いた。めちゃ元気でめげ
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.8

オリジナル未見。おおよそのあらすじは知っていて鑑賞。シンプルな構成で余計なものがなく、ストレートな作品。よかった。
わたしからビル・ナイに主演男優賞をあげたい。あの、ぼそぼそっとした喋り方や眼差し、佇
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.6

さすがのガイ・リッチー。一定の面白さは当たり前という感じで満足。地獄の果てまで追い回してやる!という執念の復讐劇。仕留めるのに躊躇なし。感情の読めない主人公だが、奥底に燃える炎の熱さというかしつこさが>>続きを読む

トゥルーノース(2020年製作の映画)

4.0

アニメの良さが発揮されている。これ実写だったら見ようと思えなかったかも。とは言え、アニメだからと言って決して甘くはない。これが現実なのか?そんなことが本当に起こっているのか?と、思うようなことが次から>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.5

わたしの人生を通らなかった仮面ライダー。ほぼ予備知識なしで鑑賞。庵野監督らしさ健在。あの絶妙な下からのアングルでも可愛い浜辺美波さんはすごい。そして演技も「君の膵臓をたべたい」以来、ひさしぶりに良いと>>続きを読む

ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

3.8

ゾンビ×少年3人組×ボーイスカウト!お下品・おバカ・エロスが混ざる最高に楽しい作品。わたしに今必要なものはこれだったのね!大爆笑。
3人の男の子たちはおばかさんで応援したくなるし、テンポもいい。トラン
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ピザ!(2014年製作の映画)

3.4

スラム街のすぐそばにピザ店🍕オープン。初めて見るその美味しそうな食べ物を食べたい兄弟たち。どうやったら食べられる?と奮闘するおはなし。
うーん。ノリきれなかった。
まず、ピザが美味しそうに見えなかった
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.9

実はベース。ストレートなスポーツと家族愛のお話。2人の娘を世界で活躍するテニスプレーヤーに育て上げたお父さんにウィル・スミス。まあ、破天荒。え、ちょっと言い過ぎだし、品位とか言って自分はなかなか酷いこ>>続きを読む

羅生門(1950年製作の映画)

3.9

誰が本当のことを言っているのか。「信じられない」を繰り返しているキコリの不自然さは同じくらい怪しくないか。あー。でも、人ってこんな風に自分を守って正当化する、記憶まで都合よく捻じ曲げる生き物だったなあ>>続きを読む

デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム(2022年製作の映画)

4.3

デヴィッド・ボウイを浴びまくった。彼が大好きだと確信した。彼の音楽は好きだけど、やっぱりパフォーマンスと合わせて一つの作品だと感じた。音だけで聴くとわたしはなんだか寂しくなる。それがこの映画でよーく分>>続きを読む

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

3.9

キャスト誰も知らないし、地味なんだけど重厚な作品。これ、予備知識無しでぜひ観てほしい。
84年の東ベルリンが舞台。国家保安省で反政府的思想を持つ者を見つける仕事に就く、主人公のヴィースラー。劇作家と女
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.7

ものすごくエネルギッシュで勢いのある魔訶不思議な世界へ誘われる作品。序盤で、これついていけないかも、、よくわからん、、えーい!もう考えるのやめだやめだ!!感覚的に観よ!ってなった。決して放棄したわけで>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.5

これから鑑賞予定の人は、レビューは読まずに見ることをおすすめしたい。
見やすいので特に構えずにサクッと見れる。
タイトルから予想する通りの内容でどんどん進む。あまりの予定調和に途中見るのやめようかと思
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.4

視覚障害者の不死身おじいちゃんの続編。前回はおじいちゃんから逃げてー!!ってなったけど、今回はおじいちゃん負けるなよ!!って回だった。
前作のことがあるから、おじいちゃんを父とする娘の存在にまずぞっと
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.5

B級ホラーで適度に怖くて結構笑える。ポスターの赤と黒のシンプルでど直球の不気味な感じに、もっともっと怖いのかと構えていた。が、なにこれ!ちょいちょいありえない感じの笑いが挟まっててウケた。ちょっとだれ>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

3.5

心ここに在らず、な印象の佐藤二朗演じる父が突然行方不明。探す娘役に伊東蒼。前日の「懸賞金300万円の殺人犯を見た」という父の発言。そこからのラストがもう苦しいわ、辛いわ、やりきれないわ。。。
予想外の
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.5

なんだか不機嫌で無表情なおじさんが出てきたと思ったら、突然暴れ出すしキレ出すしでびっくりした!
結構強くてキレッキレなのかと思いきや、バスの中で🚌は結構ボコられるし血も流す。もうやめておけー!と言いた
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.5

倍賞千恵子さん、良いじゃないか。超高齢社会がさらに進んだらしき未来の日本。国の制度として「プラン75」が施行される。75歳以上の人は希望すれば死を選べる、というもの。
テーマを聞いたときは、なるほどと
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.5

まさかの、ソン・ガンホは飛行機に乗らない!!びっくりした!!
韓国らしいパニックムービー。テンポも良いし、サイコパス的な犯人はおっかないし、ウィルスも怖いけど人間がめっちゃ怖いよ的な要素も強め。イ・ビ
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.4

とてつもなく好き。人生は輝いてるし、自分に嘘はつけない。映画と家族愛に溢れた作品。
151分だったのか。あっという間だったし心地の良い時間だった。今すぐまたあの世界観に引き戻して欲しい。自分が好きでた
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.7

実在したイギリスの数学者アラン・チューリング。第二次世界大戦下、ドイツ軍の暗号解読に挑むお話。
とてつもなく切なく、やりきれない話だった。後半から、彼に人生の楽しみを、希望の光をお願いだから与えてくだ
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.5

原作読んだ後だからか、前作よりも登場人物が頭にすっと入り見やすかった。原作の楽しい場面はよりコミカルになっていて面白かった。冒頭の田中みな実演じる宿泊客の件は、ホテル側の対応がもう少し見栄え良いものと>>続きを読む

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.6

前作同様楽しめた。続編またあるよね?是非お願いします。ケイト・ハドソン久しぶり!出てきた瞬間テンション上がった!ぶっ飛んだ役がここ最近多い印象のエドワード・ノートン。大分色気封印気味のダニエル・グレイ>>続きを読む

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.9

原作未読。ハリウッドの有名なプロデューサーの名前も、わたしはこの事件のニュースで知った。プロデューサーの名前って普段そんなに注目しない。監督やキャストと比べると余計に。
劇中で流れる、現場の録音、らし
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.8

原作未読。元風俗嬢、お弁当屋さんで働く「ちひろさん」。掴みどころがなく、風のようにふわりと軽やかで可愛いちひろさん。ちひろさんの周囲のひとたちとの交流に癒される。依存心とか妬みとか比較とか、そんなもの>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.3

これ、なんか後を引く味わい深い作品だった。鑑賞から日数が経過しても、場面場面が思い出される。ある日突然、仲良しだった友人から思い当たる理由もなく一方的に嫌われ拒否されちゃう。ど田舎で起こるから、余計に>>続きを読む

RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.5

予告で面白そう!と期待してた作品。いろいろと惜しかったように思う。
車椅子&複数の持病持ちの娘と、献身的な母親。ある日を境に、服薬に疑問を持った娘が母から逃れようとする話自体はとーっても興味がそそられ
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.7

卒業目前の高校生たちが主人公。それぞれの「これまで」が、卒業間際の2日間を追いながら明らかになっていく。
途中までぼんやりと観ていたが、次第に進むにつれて彼女たち、彼らの「これまで」と「今日」がぶわー
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ノイズ(2022年製作の映画)

3.2

過疎化が進む村で共に育った3人が、殺人事件を隠蔽。やがて周囲を巻き込みどんどんと深みにはまっていく話。松山ケンイチと神木隆之介に期待しつつ鑑賞。第一の殺人が起きた辺りの緊迫感は悪くないものの、そのあと>>続きを読む

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.6

第一次世界大戦、西部戦線最終局面が舞台。主人公パウルの冒頭の高揚感は一瞬のこと。すぐに最前線の逃れられない絶望の沼の中をもがき続ける様は、見ているこっちが呆然とする。不穏で不気味な音楽は、個人的に好み>>続きを読む

そばかす(2022年製作の映画)

3.7

そばかす、のタイトルの意味に気付いてすっきり。そして良いタイトル。主人公の佳純のものがたり。佳純は恋愛感情を持たない。異性にも同性にも。佳純の日常、人との交流を通して、佳純がどんな人間かじわじわ伝わっ>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.7

親友ニーナのための復讐劇。医者を目指していたカサンドラがニーナの悲劇と共に自らも大学中退、コーヒーショップでアルバイト生活。夜な夜な出掛けては、誠意のない男性にお仕置き。
全然スッキリしない復讐劇。カ
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最期の祈り(2016年製作の映画)

3.5

終末期医療現場のドキュメンタリー。終末期医療=人工呼吸器になっているので、これだけが終末期医療ではないことを多くの人にわかってもらいたい。もっと掘り下げて医師の苦悩や、医療の制限と、肉体の限界、患者と>>続きを読む

かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.7

スコアの点数をつけるのに、そこそこ迷った。というのも、話自体が面白く劇中涙が溢れる場面がちょこちょこあった。でも、キャラクターの動きは硬いし何だか古臭い色合いとお洋服。。。なんといか、アニメーションと>>続きを読む