夜桜さんの映画レビュー・感想・評価

夜桜

夜桜

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怪物(2023年製作の映画)

4.9

傑作。

カンヌの受賞結果が先に出たせいでネタバレを喰らった気分だったし、全ての記憶を消してもう一度みたい。

圧倒的な脚本×圧倒的なイメージの強い映像

「家族」をテーマにしない是枝監督作品というの
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.7

次の世代の天才は阪元裕吾か蓮見翔かという気持ちになった。
本当に最強の監督。アクションシーン磨きかかりまくりで凝縮されてた。
1作目よりさりげなく高石さんのアクション凝縮されて難易度上がってた。無限に
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(2022年製作の映画)

3.6

「手は嘘をつく」というセリフ。
僕は
「手は嘘をつけない」と思ってる。
ていうか...

「嘘つきの手」相手だけじゃなく、自分にも嘘をつく手。

ひゃー

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

2.5

自分には難しかったなぁ。。
社会の縮図と言われればそうなんだけど、、、

バルド、偽りの記録と一握りの真実(2022年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

東京国際映画祭ガラセレクション。
イニャリトゥ監督最新作。

「バルド」という言葉の意味を知らずに鑑賞したので、後半のこり30分くらいで自分が気づいた時に衝撃がすごかった。(本編ラストくらいにしっかり
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

4.7

個人的今シーズン一番好きな映画。
ぜひ前情報なしで映画館で見てください。

男ってほんとダメな生き物よな。。。

おおお!

ってなりました!

LOVE LIFE(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

傑作。光の使い方が印象的すぎて、こんなに日常と優しさを感じさせる映像なのに、起こっていることはずっと地獄でつらかった。

最後の長回しの部屋から公園へのワンショット最強だった。
あのカットにすべてを凝
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

2.1

このレビューはネタバレを含みます

タナダユキ監督の新作で大きな期待をしていた分、少し残念?
お話の構成内容、永野芽郁さんの迫真の演技は好きなんだけど、、、

セリフの端々がわざとらしい、、というか人の話す言葉になっていなかったり

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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

2.3

やっぱり、ガンダムっていいね。
VODで観れるからこそ、永遠に続くこの作品を。

ナワリヌイ(2022年製作の映画)

4.1

今絶対見てほしいやば映画。
ロシアという国
ドキュメンタリーと思えないくらい、現実離れした核心に迫った作品。

今季1背筋をこわばらせながら見た

グリーンバレット(2022年製作の映画)

3.2

まず、この「スーサイドスクワッド」すぎるポスター好。
いわゆるフェイクドキュメンタリー風とも言われるものなんだろうけど
映画大好きオタク圧倒アクション映画って感じ。

役に見える瞬間と素に見える瞬間の
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みんなのヴァカンス(2020年製作の映画)

4.1

ギヨームブラック特集@ユーロスペース
ゆっくりとした時間の流れの中で、確かに積み上がっていくもの。

夏の間の短い日々には、人生を語れるほどの深みがあって、
ひと夏で人は変わるというのがよくわかる。
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.1

続編も決まっているベイビーわるきゅーれ

アクションが言わずもがな最高。

そんななか、ゆるゆるな2人のバディムービーとして完成されすぎている。

アニメでやってるリコリスリコイルも似たニュアンスだけ
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女っ気なし(2011年製作の映画)

4.0

ギヨームブラック特集@ユーロスペース
なぜこんなにも愛おしい男性を描けるのだろうか。

最後のシルヴァンの家のシーン全部が愛おしかった。

人間の心はそうやってゆっくりあったまればいいよね。

体の深
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遭難者(2009年製作の映画)

3.6

ギヨームブラック特集@ユーロスペース

シルヴァン面白すぎるんだけど
風刺してる内容は結構深くて
調和の先に感じた煩わしさから逃げて孤独を選びたい男と、その過程の男と女

昔の自分に引っ張られて、今の
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イギリスから来た男(1999年製作の映画)

2.9

ソダーバーグ監督作品。渋い。人間の感性を刺激する編集。
最近の映画は頭を使って観てしまいがちだけれど、
この作品は身体とマインドを全部預けて観ると
ものすごく重い球and球威Sのストレートを食らってい
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

5.0

ワンピースthe musicalって感じだった!
たのし!
ADO様エグすぎ!!

スコアは脳死で5にしとく。

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

なぞの丸い噴水に、突然アロサウルスが入ってくるところ好き。圧倒的ファンムービー。

個人的には恐竜とのカーチェイス、バイクアクションが見れたのが面白かった。

ラストの怪獣大バトルは、日本のゴジラとか
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

4.1

ワンカット、ワンタイムライン。
張り詰めた緊張を一切逃がさない、地獄のような映画でした。

そことそこなんのためにあったの!?
みたいなのが多めだったのと、問題点がステレオタイプに感じたのが寂しい感じ
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

祈りみたいな作品でした。

愛情というものが唯一世界共通の言語。

愛情というもののせいで、相手を理解できない。
でも、人と人が繋がるということは、互いの愛情を理解するということ。

「4人、いやヘジ
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.3

この映画に映って恥じない、エンタメ人でありたいと強く思いました。

作り手の頭の中から、「あなた」に届くまでを描き切った最高の作品でした。

吉岡さんが出演してたドラマの「レンアイ漫画家」の記憶がチラ
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.8

傑作。

人間であるということは、なぜこんなにも大変なんだろう。

人間はなぜ、ひとりひとり歪な形をしているのだろう。

広瀬すずと松坂桃李が素晴らしすぎて頭おかしくなる。

少年の君(2019年製作の映画)

4.4

優しくない世界。
優しくあろうとした2人。
すがれるものも、救いもないのか、

それでも人間は強い。

渇き。(2013年製作の映画)

-

中島監督の報道を見て、改めて試聴。
やっぱりすごい映画だった。

フィクションとノンフィクションの境界線は
いつ、人間をダメにしてしまうのだろう。

映画業界の混沌。。。

うみべの女の子(2021年製作の映画)

3.6

すごい作品だなぁ。
原作ものって、本当にオーディションでこういうキャストと出会えた時点で
ほぼ成功している。

FLEE フリー(2021年製作の映画)

3.5

アニメーションという魔法をかけたドキュメンタリー。
真実を切り取って捻じ曲げるのではなく、
真摯に伝えるためのアニメーション。

心理描写のフォローまで完璧なのでそこまで行くとズルくね??と思ったり笑

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.9

空想と浪漫。そして友情。
現代に蘇るべくして蘇った作品。

展開がてんこ盛りすぎて、おおぉ!ってなる前に先に進んで行っちゃうのが寂しく感じたけれど
特撮作品として、最高だった。

構想段階では起こって
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.6

サムライミ版ホラーマーベル!
おもろかった!
なんかワロタ。

配信ありきという悲しい展開ではあったけど、
物語はおもろくなってる気がする

また、アベンジャーズ的な要素に向かうための布石は着実にでき
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.7

この作品を観れて本当に良かった。
人生のバイブルにしたいような作品だった。

「人生は想像してないことしか起こらない」

どんな相手であっても全てを理解はしあえない。

そう理解しあっている関係という
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