夜空さんの映画レビュー・感想・評価

夜空

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恋人はセックス依存症(2012年製作の映画)

3.2

原題は『THANKS FOR SHARING』、セラピーの「話してくれてありがとう」から。ストレートな父性を感じた。

教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

3.7

ディス・イズ・ウディ・アレン!

エマ・ストーンの表情もよかった、終始明るい音楽も効果的でよかった

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.6

途中まで「へえ~」「ふうん」と観ていたけれど、クライマックスで「えぇ……」と感嘆してしまった。そんな奇跡のバランスみたいな絵作りあるか??

(2023年製作の映画)

4.0

剰余としての存在である「人間」が、頭部を刈られることで、勝者の勲章としての価値のみの「首」と堕してしまう、

生きている他人を物としての「首」にしてしまおうとするのが戦国の世であり、そこには武士の美学
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

4.3

「そこにいるはずないひと(やもの)がある」っていうのはそれ自体ホラー的な仕立てと変わらないのに、そこにいるのが味方だとすることで一気に反転させ、アニミズム的、神話的な話にしてしまう手法、ジブリの凄さの>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.8

圧巻。今までぜんぶのジブリ作品を劇場で観てこなかったことを後悔した。

復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

3.7

「恨みのある人は殺せん」というのはそうで、静岡の女に関しては、慈愛というか内側に入ってくる(コントロールできなさにさわられる)ことにーーそれは「未来に」ということかもしれないがーー、身体が反応したのか>>続きを読む

ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

3.7

演出面はほぼ完璧、未公開シーンにもいいカットがあった

四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

3.8

高校生の時に「四畳半神話大系」を読んで、京都の大学生になることを決意した一人としてしみじみしてしまった。
京都で過ごすのを決めた自分の部屋から今この瞬間までの十数年が走馬灯みたいに蘇ってくるようであり
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.5

男性の快楽と女性の快楽。物をつかむ、〈見る〉ということは反復のなかでもある程度有効だが、直線的な熱情は酸素があるから爆発する。

個人的には、あの式場の老婆にデヴィッドリンチみがあってよかった。

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