原題は『THANKS FOR SHARING』、セラピーの「話してくれてありがとう」から。ストレートな父性を感じた。
ディス・イズ・ウディ・アレン!
エマ・ストーンの表情もよかった、終始明るい音楽も効果的でよかった
途中まで「へえ~」「ふうん」と観ていたけれど、クライマックスで「えぇ……」と感嘆してしまった。そんな奇跡のバランスみたいな絵作りあるか??
剰余としての存在である「人間」が、頭部を刈られることで、勝者の勲章としての価値のみの「首」と堕してしまう、
生きている他人を物としての「首」にしてしまおうとするのが戦国の世であり、そこには武士の美学>>続きを読む
「そこにいるはずないひと(やもの)がある」っていうのはそれ自体ホラー的な仕立てと変わらないのに、そこにいるのが味方だとすることで一気に反転させ、アニミズム的、神話的な話にしてしまう手法、ジブリの凄さの>>続きを読む
圧巻。今までぜんぶのジブリ作品を劇場で観てこなかったことを後悔した。
「恨みのある人は殺せん」というのはそうで、静岡の女に関しては、慈愛というか内側に入ってくる(コントロールできなさにさわられる)ことにーーそれは「未来に」ということかもしれないがーー、身体が反応したのか>>続きを読む
高校生の時に「四畳半神話大系」を読んで、京都の大学生になることを決意した一人としてしみじみしてしまった。
京都で過ごすのを決めた自分の部屋から今この瞬間までの十数年が走馬灯みたいに蘇ってくるようであり>>続きを読む
男性の快楽と女性の快楽。物をつかむ、〈見る〉ということは反復のなかでもある程度有効だが、直線的な熱情は酸素があるから爆発する。
個人的には、あの式場の老婆にデヴィッドリンチみがあってよかった。