お気に入りの監督のひとりの最新作。
(なんか気が乗らず公開後すぐに観なかったんだけど...)
なんかちょっとまとまり良すぎるというか、綺麗すぎる。だけどマイク・ミルズの作品っていつもちょっと曲がった>>続きを読む
私は喋りすぎるような気もするし、同時に喋らなさすぎる気もする。言語に頼りすぎている。でも言葉にしないとかたちが無くなって消えてしまう。
他のゴダール作品も観て、「ゴダールと言語」について考えたい。
パラジャーノフの作品の画の中心ではなくてどちらかと言うと背景部分に散りばめられている人や物が好き。あと生き物も。
物を気怠げに投げていたり、不思議な踊りを踊っていたりと映画の雰囲気作りの大事な部分を担>>続きを読む
正直中盤で退屈してしまった。
ロシア語のボイスオーバーのせいでだいぶ注意散漫になった。ロシア人のおっちゃんに横で喋りかけられながら見ている気分。笑
何年後かに見返したい。
気味の悪さだけが消えず内容が思い出せない夢みたいな映画だ。
これは意味とかストーリーのようなものがわかる、とかそういう物語ではなくて、観て経験するタイプの作品なんだな。
下から煽るようなアングル、狭めのアスペクト比。なんだかディズニーランドのイッツ・ア・スモールワールドにいるみたい。昔NHKで見た『サンダーバード』のような質感でもあるような。
正直、字幕を見なくても>>続きを読む
序盤に「光るペンダント」という謎の装置が出てきて、ロメールの世界にこんなものが登場するのか!と笑ってしまった。
・パリの雑踏を歩く
・セーターを着る
・階段を昇り降り
とても素敵なシーンだった。>>続きを読む
「僕は、僕以外になりたかった。」
母親との最後の会話のシーンは思わず引き込まれた。なりたい自分や、なるべき?自分に努力してもなれない。ありのままの自分自身と周りが求める像との乖離に苦しむ主人公。自分>>続きを読む
え?わたしのどこが最悪?
リアルな女性をクリーンな画で描いた作品。ただここで描かれる女性の葛藤を多くの人(特に男性)は理解できるだろうか?彼女の苦悩や葛藤も分からず、漫画家の彼氏みたいなことを言って>>続きを読む
大人のワクワクが詰まった映画だ!
主人公ロイ役のリチャード・ドレイファスのキラキラ輝く瞳を見てるとこちらも心躍る。個人的には植木を手当たり次第抜いて、レンガや土と一緒に家の中に投げ入れる場面が好き(笑>>続きを読む
うーん、なんか高級なインスタントラーメンみたいな映画だった。
私がPOVに向いていないのかもしれないが、視点があちらこちらに移りすぎるのでちょっとごちゃついてた印象。色々な怖い要素を取り入れていたけど>>続きを読む
改めてオールナイトで劇場で観てみる。
何度観てもちぐはぐで難解な映画。
グラスをテーブルに置いて跡がつき、だんだんと消えていくシーンが1番好き。なんて美しいんだろう。(2022/07/16、新文芸坐、>>続きを読む
仮定Aと仮定B。どっちを信じて生きるか。
大人の魅力たっぷりのモードの虜になってしまった。
ロメールのバカンス映画。気の向くままに流れに身を任せる。あちらへこちらへ、おっとっと。
誰かと一緒にいたいという場合、実は自分と向き合う必要がある場合が多いのではないだろうか。ひとりの時間があってこ>>続きを読む
ギュゲースの指輪。
首飾りに何が起きた?
本質を見ようとすると見えなくなるものもある。ただ、そのものを見る。
惨事が起きても暮らしは続いていく。
"well, continue to being alive is also an art"という台詞が印象に残っている。きっと、生きてるだけでそれはもう芸術なんだ>>続きを読む
子どもにとっては深刻な問題でもそれが大人にはわからないことがある。でも子どもの目線に近づこうとしてくれる大人もいるらしい。ジグザグ道三部作の一つ目。
あるひとりの女性の一生。
人生にある様々なステージを楽しむのもいいなと思える作品。
燃料を、燃やして、排出する。
気持ちを消化して手放す。
そうして私たちは前へと進んでいるのかもしれない。しかし、その一連の動作がうまくできないことも多くある。そんな時には誰かの運転する車に乗ってみるの>>続きを読む
世界には想像を絶するほどの惨いことが存在する。それでも日々は止まることなく続いていく。
テロリストに誘拐された女性が公衆浴場で身体に付いた血を何度も何度も擦り落とそうとするシーンが忘れられない。テロ>>続きを読む
カタルシス!
アスター監督、2作品目だが、この監督は「絶望」という感情を描くのが非常に上手い。あと、裸体の使い方が面白い。裸がなんとも恐怖心を誘う。また、小さな聖域みたいなものを作るの好きなんだろう>>続きを読む
カタルシス!
アスター監督、2作品目だが、この監督は「絶望」という感情を描くのが非常に上手い。あと、裸体の使い方が面白い。裸がなんとも恐怖心を誘う。また、小さな聖域みたいなものを作るの好きなんだろう>>続きを読む
師匠へのノスタルジアや尊敬と主演の演技で出来上がった一作。あくまでも伝記物的作品かな?
等間隔に並んだ街路灯、石畳を小気味良く走る音、流れていく夜の街並み。どんな夜もいつかは明け、日はまた昇るのだ。
結構ホラー要素強めでヘレディタリーの裸の人達みたいなおじさん達たくさん出てきた。jump scareも何度かアリ。ファッション系の学生という設定は結構雑な部分が多かったね〜。というか全体的に作りが雑だ>>続きを読む