モンティニーの狼男爵さんの映画レビュー・感想・評価 - 27ページ目

モンティニーの狼男爵

モンティニーの狼男爵

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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

5.0

【神様、この話だけは、見ないで欲しい】

中学生の頃、兄が借りてきたこのdvdを観て、初めて欲しいと親にねだった作品。

自分の邦画好きの原点と言っていい。切なく理不尽で、所謂、絶望に値する世界の中で
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いぬやしき(2018年製作の映画)

2.3

原作ファン。
圧倒的迫力のバトルシーンは鳥肌止まらん。獅子神は、なんか色々変なんやらされてる福士蒼汰にしてあげたら良かったのにと思ったけど佐藤健の闇深し瞳とか、母やちょっこーに対する純粋過ぎるが故に狂
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

2.9

登場人物平均年齢割高のサスペンス。
子役の子はみんな可愛い。

大どんでん返しと言うより、「彼の」世界がひっくり返ると言った方が正しいかもしれない。確かに結末は衝撃。
95分のお手軽さでサスペンスと戦
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.5

『シェイプ・オブ・ウォーター』、『水の形』
本来無形である水の形とは何なのか。
そう考えると登場人物が求めてるものって案外無形のものばかり。そう言ったら人が本当に欲しいものって形などないものなのかもし
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永い言い訳(2016年製作の映画)

5.0

監督やキャストに惹かれたわけでも、原作が気になったわけでもなく、TSUTAYAで流れてた予告編に音も忘れてただ単純に釘付けになった。そんな邦画は数少ないけど、これはそれ。そして、その中で期待値を上回る>>続きを読む

幸せはシャンソニア劇場から(2008年製作の映画)

2.8

フランスの下町、当時の時代背景、それぞれのキャラが持つそれぞれの愛。
各々がしっかりと自分の正義を持って生きる様は流石やフランス、流石や個人主義と思ってしまった。サスペンスみたいな冒頭をつい忘れてしま
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.3

ドキュメンタリーのような、暴露映画のような、回想物語のような。

その中にもしっかりとエンターテインメント性高しのスケートシーンとカメラワーク、インタビュー風景に倣った飽きさせない構成、目を疑うほどの
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.5

丁寧に、緩やかに、滴りながら。

主人公エリオ、創世記に出てくるアダムのような純度。見た目も華奢でまさに「そのまんま」って印象。内面も自分の感情に真っ直ぐだったり、時折それを恥じたり、他のことで埋め合
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孤狼の血(2018年製作の映画)

5.0

【この国には牙のない男が増えすぎた。】

血腥さ全開!目を逸らしたくなる場面満載!滾る男だらけで手に汗握るとはこのことか!と。

いやー、もっかい見たい。役所広司と松坂桃李はほんまもんでんなぁー。江口
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.5

ザ・エンターテインメント。
マジでお勧め。スピルバーグ監督のsf大好きが身に染みて伝わってくる。
レースシーンと最後のバトルシーンは鳥肌止まらんかった!

ただ、、ただっ!!違う自分にログインして別世
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去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

3.6

原作既読の上、鑑賞。
まず、見終わったあとすぐに思ったことは「既読者に喧嘩売ってる!」ということ。
いい意味でね。

序盤は既読者なら分かり易いくらいの演出が散りばめられ逆に不自然さを感じた程。この時
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キッド(1921年製作の映画)

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これを100年くらい前に生きてた人達も観てたのかと思うと、ごっつぅロマン感じますわ(・ω・)

娼年(2018年製作の映画)

2.6

無気力な男子大学生リョウは充実して見えるセックスライフを送るものの、どこか満たされないままでいた。同郷の友人が、バイト先である地下のBARに連れてきたのは妖しい雰囲気漂う年上の女性、御堂静香。その当日>>続きを読む

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

5.0

予告編。
ワンカット2分程度の中に主人公クリス・カイルの日常、葛藤、変貌といったヘビーな内容が散りばめられた挙句、少年に向けた銃口から火が吹くのか分からずで終わるという観たさ爆発になること必至で素晴ら
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

2.5

ニクソン政権時代のアメリカが舞台でベトナム戦争の戦況報告が文書のそれとはまるで違う内容で世間に公表されていた。真実を語る報告書、ペンタゴンペーパーズが当時の大手新聞社のみならず地方紙にも漏洩されるが政>>続きを読む

LIFE!(2013年製作の映画)

5.0

「ナイトミュージアム」でお馴染みのベン・スティラー、監督主演作品。

なかなか重度の妄想癖のある主人公ウォルター、自社で刊行している「LIFE」の廃刊が決まり、配属先が写真管理部ということもあり、最終
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ルーム(2015年製作の映画)

3.4

長年監禁された、母子の物語。ブリー・ラーソン演じるジョイは高校生の頃に監禁されてから7年を過ごし、その期間に犯人の男との間に子を授かる。生まれた時から狭い一室が世界そのものだったジャックが5歳になった>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

5.0

普段アメコミ作品は何故か見ません。ハルクとかアントマンとかデッドプールとかも存在は知ってるけど観ようとはならない私ですが今作は傑作としか言えない。

何を隠そうヒース・レジャー演じるジョーカー。今作を
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何者(2016年製作の映画)

3.2

『桐島部活やめるってよ』と同じ原作者の朝井リョウの同名作品の実写化。

snsの特性と日本独特の就職活動を見事に組み合わせている作品だと思う。
「うわべ」と「本音」、がキーワードっぽい。

キャストの
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ミスト(2007年製作の映画)

3.8

後味最悪映画の代表作。
怪物が潜む霧に覆われたデパートという閉鎖空間で恐怖と緊張から人々が壊れていく。若干宗教感が強いので日本人にはほんとの意味での理解は難しいかもしれない。

単純な怪物出現によるパ
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