モンティニーの狼男爵さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

モンティニーの狼男爵

モンティニーの狼男爵

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彼女のいない部屋(2021年製作の映画)

4.0

-家出をした女性の物語、のようだ。

このあらすじで劇場公開に踏み切った本国の映画に対する信頼も、それが出来てしまう監督の度胸も羨ましい。

こっからネタバレ
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.4

頭空っぽにして挑めました。

原作しかりあらゆる殺し屋が車両に押し込まれたアンサンブル。

情けない感あるブラピはなんだか新鮮だったし、ジョーイ・キングのあの感じ凄くいい。ホント下心満載にして見てしま
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.1

『ゲット・アウト』『us』のジョーダン・ピエール監督最新作。

1作目でアイデンティティでもある人種の差を持ってきて、2作目で自分の存在とはなにかを痛烈なエンタメ要素を孕んで突きつけてきた監督さん。
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なまず(2018年製作の映画)

3.5

ポップな色彩と浮ついたキャラにしてやられた。
そういう話かい!

ネガティブリアリスト。

灼熱の魂 デジタル・リマスター版(2010年製作の映画)

4.2

家で見たのが3年前。
ドゥニ・ヴィルヌーヴの作家性を世に知らしめた本作、まさかのデジタルリマスターで劇場公開。なんでこのタイミング?

「incendie」の訳は火、火災、が一般的だが真っ赤な夕焼けと
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アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台(2020年製作の映画)

3.8

観ている間は(…ほぅ…。)くらいの感じだったけど、後になって考えてみたら凄くいい映画だった気がしてきた。

芸術とはなにか、何のためにあるのか。個々人の人生の推進力として、微かな灯火として、全てを無視
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グレイマン(2022年製作の映画)

4.1

製作費2億ドル…ネトフリ最高額らしい(・ω・)

監督にルッソ兄弟、脚本が5人(MARVEL色強め)、『M:i』や『007』ばりに世界各国を飛び回ってのド派手アクション!あがる〜

戦闘描写は超かっこ
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マルケータ・ラザロヴァー(1967年製作の映画)

4.9

久しぶりに宣伝通りというか、大傑作!!!

音楽の力と台詞の大きさ(初めは誰が喋ってんのかさっぱり笑)大仰な演出によるところなのか壮大感がすごい。。

そこからの、あらゆるものを振り払う個人の絶対観が
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呪詛(2022年製作の映画)

3.9

ぞぞぞぞ〜ってした。
『哭悲』で血になれたので怖そうだけど見てみた。

怖かったし気持ち悪かったけど、娘さんの演技力とか母性の感じに胸打たれた。

多分あんましシステム分かってないけど祟り嫌すぎ(・ω
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.9

ぐちゃぐちゃのぶしゃぶしゃ。

(これよく入ってるなぁ…)っと思い鑑賞。
普段、ホラーやらスプラッターはあんまし観ないけど最近自分の中の破壊衝動がすごくてずっと気になってた。今しかない!

一生分の血
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.9

画に感情持たせるのが上手すぎる。

それにしても擬似家族ってテーマの可能性広いな。純文っぽかった。

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

4.6

吉田恵輔、私の中で打率がすごい。。

ストレスもすごいから案外無理な人は無理だと思うけど、その「無理」を大事にした方がいいと思う。

「多様性」とか「一人一人の違いを…」とか言ってるくせに、登録者数再
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かしこい狗は、吠えずに笑う(2013年製作の映画)

3.8

鎖、水槽、籠。
囲われた世界に生きる生き物を愛して、囲われてないと思い込んでいる人間が苦手なJK。
どうせ囲われるなら、それは綺麗な方が、助かる。でも無いってだけじゃ迷子になる感じ。迷子になったら分か
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トップガン(1986年製作の映画)

3.5

再鑑賞。

やはりマーヴェリックには到底及ばない。
家で見たからかもしれないけど。

犬王(2021年製作の映画)

3.5

最終的なテーマ性みたいなものはすごく好きだった。
表現として、後世に何かを遺すこと。本作では語り継がれること、に対する意義と無益性の天秤。その狭間で呪いのようにくゆらせながら誰もいない夜道に向かって詠
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

面白すぎてびっくりした。

お話としてめちゃくちゃ分かりやすい。だからこそ、音と衝撃の訴求力が凄まじくて没頭。息も忘れる超絶エンタメだった。

流浪の月(2022年製作の映画)

4.6

観て参りました、『流浪の月』

映画として、素晴らしかった。あの重圧、ヒリつき方は構成編集の妙な気がする。これは時系列では味わえない深度だとおもった。やはり、おれは真昼の月が好き過ぎる。濁流、横断歩道
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たぶん悪魔が(1977年製作の映画)

3.7

clipしてたの忘れてた。

希死念慮に取り憑かれた美青年の話。
確かに世界は美しくて、確実に澱んでる。死への衝動と聞くと、自殺が異常と扱われる(もしかしたら合ってるしもしかしたら間違ってると思う)世
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.6

おもろかった、コメディとして。

後半のくだりはちゃんと笑った。