モンティニーの狼男爵さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

モンティニーの狼男爵

モンティニーの狼男爵

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流浪の月(2022年製作の映画)

4.6

観て参りました、『流浪の月』

映画として、素晴らしかった。あの重圧、ヒリつき方は構成編集の妙な気がする。これは時系列では味わえない深度だとおもった。やはり、おれは真昼の月が好き過ぎる。濁流、横断歩道
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たぶん悪魔が(1977年製作の映画)

3.7

clipしてたの忘れてた。

希死念慮に取り憑かれた美青年の話。
確かに世界は美しくて、確実に澱んでる。死への衝動と聞くと、自殺が異常と扱われる(もしかしたら合ってるしもしかしたら間違ってると思う)世
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.6

おもろかった、コメディとして。

後半のくだりはちゃんと笑った。

チェチェンへようこそ ーゲイの粛清ー(2020年製作の映画)

-

スコアで評価したないな。。
信仰、宗教?そんなもんで人が死んでいいはずが無いし生物はもっと自由であっていいってのは、おれが信仰を知らないからなのか?
んなわけねぇだろ!

『ラッカは静かに〜』と同じく
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カモン カモン(2021年製作の映画)

5.0

ドン刺さり。
何がかはまだ全然分かってない。

ある監督さんの舞台挨拶で、「鑑賞後、すごいよかったけど何も覚えてないってのが良い脚本」と仰っていた。真偽は人それぞれだろうけど、なるほどなぁ〜と思ってい
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.3

着地としておもろかった。

ホラーはあんま見んし音でびっくりさせる演出がどうも好きになれんのやけど、本作はちょっと期待してた。

「無垢な少女が 貯めた悪意は やがて狂気へ 姿を変える」
予告編で何故
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.9

あらゆる価値観が歪んだ世界で、カンヌが選んだ<怪物>は、車とセックスする女の話。

あからさまには狂い散らしてるのに、どこかで「もっとやっちまえ」と思った。しょーもねぇんだよ、美徳も性欲も。

この世
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やがて海へと届く(2022年製作の映画)

3.8

「不在」を忌憚なく描いてきた監督が、「不在が遺したもの」との折り合いをつけていく話。

原作ものだとは知らなかった。依頼があったのかな。尺がそこそこ長いけどちょっと引っ掛かりがあったりしてもっと描いて
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.8

抑圧。

ぶくぶくと煮沸した情動が狂った瞬間。花火のような爆発。に見えるけど、なんか、「そらそうだよな…」と感じてしまったから私もまた危険信号なのかもしれない。

悪とされる感情が伝播する。果たして「
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君は永遠にそいつらより若い(2021年製作の映画)

3.2

好きな雰囲気なのだけれども…

後半のテキストに行く流れがちょっと無理やりに感じてもうた。
言いたいセリフのために展開やら感情やらをそっちに振り切ったみたいな、いちいち感じなくても良いのになぁ、すんま
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別離(2011年製作の映画)

3.7

絡み合いまくり〜!

「おいおいおい…」と「あーあーあー…」ってなってた。

音楽無かったの気づかんかった。。それだけ引っ張られたのか。もっと土俵に入って観ればよかった。

ベストもベターも見つからな
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.1

情勢的にキツかったけどあんなけ訳分からんのやろなと思った。

深い深い家族だった。

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.6

突然記憶を無くす病?が蔓延した世界。
あまりの数にその人向けの治療法、プロジェクトを行っているほど。そのプロジェクトはどこか奇妙で…
みたいなあらすじ。

もっと狂ってると思ったけど割と優等生。
あと
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ポゼッサー(2020年製作の映画)

3.4

刺すことへの拘りをジェンダーとして捉える方を見てなるほど。と思った。

それにしてもグロうぇ。

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.2

ダークでダーティーでセクシーでリッチだった。

“復讐”の盲目さとまだ“2年”という要素がロバートに与える揺らぎを明確にしてくれたように感じた。

そしてパティンソンがエロい。

MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

3.9

アピチャッポン。
何だふざけてんのか、と思ってしまうような語感の天才。

映画における芸術性?の領域をグンッ!と拡げられた。言語に頼ることのない映像・音響表現。
ストーリーテリングを考えたらハテナが
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彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

4.0

全然そういうことやないねんけど、
本作以外にももっともっと、これだけ膨大な記録や記憶があるのに、手段の中から「戦争」って消えないんだね(・ω・)

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.8

好きです。単純に。

2人のやり取りの愛おしさ、行きつけのBARでのくだらなさ、遡る7月26日の寄る辺なさ。

水族館での追いかけっこはめちゃくちゃニヤついた。あの青色さが好き。日常では絶対に言わない
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ロスバンド(2018年製作の映画)

3.3

THIS IS AN OHDOU

いちゃもんつけんのはセンスないってことで。

“若気の至り”上等じゃねぇかムービー。

上映時間めっちゃ丁度ええけど、もうちょい掘り下げてもええぞ←いちゃもん

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.8

全く観る予定ではなかったけどアカデミーとfilmarksの高評価につられて。

良い話だ。
他者に何かを伝えるのに1番便利な言葉にあやかって、それが全てでは無いことを知る。本来言語なんてものはパッと考
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ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

4.5

むっちゃ泣いた。。

後半につれて「ん?」となる違和感があったのはあったけど、むっちゃ泣いた。
娘さん役の子素晴らしい。

カンヌでは8分間のスタンディングオベーション。余韻がえぐいよね。。

ミラクルシティコザ(2022年製作の映画)

3.0

なんかすごい盛り込んだなぁ〜って感じ。

カチャーシーのキレとマーミーの琉球舞踊?のシーンは綺麗だった。けど、うーん、、

後半が全然好きじゃないです(・ω・)

ロックフィールド 伝説の音楽スタジオ(2020年製作の映画)

3.2

UKロックを支えた滞在型スタジオの栄枯盛衰の歴史。

オアシスとコールドプレイしかほとんど知らなかったけど『ボヘミアン・ラプソディ』にもこの農場出てた?

春原さんのうた(2021年製作の映画)

5.0

なんの前情報も無しに観て参りました、『春原さんのうた』

「ある人」を失った女性のつつがない日常。

本作がインディーズ映画ということになるのか分からないのだけど、演者さんが皆さん上手でその辺は全く気
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エル プラネタ(2021年製作の映画)

3.3

基本的に何も起こらない好みの映画なはずなんだけど、何故か追いつけなかった。

スタイリッシュさと感情のバランスが取れなかった?

たぶん予告のせいだ。奇をてらい過ぎ。

モンク・イン・ヨーロッパ(1968年製作の映画)

3.7

『MONK/モンク』で目が冴えたのかこっちは割としっかりめに観れた。

こちらはヨーロッパツアーの記録映像だったのでライブやリハ、移動中のモンクチームがメインで良かった。指の動きや足の動きがジャズらし
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MONK モンク(1968年製作の映画)

3.5

大西順子さんがモンクのピアノを聞いてジャズピアニストを目指したらしく、興味があったので観ました。

記録映像感が強く、モンクの人となりが分かるような感じ。

とっても、よく、寝た。
序盤とレコーディン
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