吉田さんの映画レビュー・感想・評価

吉田

吉田

蜘蛛の瞳/修羅の狼 蜘蛛の瞳(1998年製作の映画)

5.0

Vシネで何故にここまで洋画のように撮れるのか不思議で仕方が無い。
監督ではなく、当時の哀川翔ファンがこの難解な映画を観たときの心境を思うと少し不憫に感じる。

スラッカー(1991年製作の映画)

5.0

昔からクラークスの元ネタだとずっと思ってる。センスのみで一本撮ってしまう恐ろしい映画。終わり方がニクい。

ザ・キラー(2023年製作の映画)

4.0

ヤバい!しくじった!殺そう!という乱暴なあらすじで事足りるんだけど、冒頭の「ずっとコイツは何を言ってるんだ」からのターゲットを撃ち損ねたシーンは下手なコメディ映画より笑った。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

5.0

そう、我々は見てしまった。映画「ベイビーわるきゅーれ」という、世界の本当の姿を見てしまったのだ。
後は、ワインと睡眠薬を一緒に飲んでベッドに倒れこんでしまうか、それとも、彼女達のように、全てが無駄に終
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歌うつぐみがおりました(1970年製作の映画)

4.5

別になんて事のないシーンのようにも思えるがテレビでサッカー観戦をしているほんの僅かなシーンが何故か強く印象に残った。異様にカッコ良い。

バタアシ金魚(1990年製作の映画)

4.0

第三者から観た思春期男子の気持ち悪さ。
映画とプールの組み合わせにハズレ無しと言うか、思い付くのは「早春」しか無いけどプール絡みのカットは本当にカッコ良い。
例えばグラスゴー出身のバンドの1stアルバ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

1993年公開の「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」は世間一般では所謂C級映画として取り上げられているけど、それでも当時の自分はVHSが擦り切れるほど観た。
子供にとっては、映画の出来云々よりツボに刺さ
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

2.5

我儘なもので、漫画作品を実写化すると「イメージと違う」となったり、原作に忠実に撮れば「何か物足りたい、面白くない」と言ったり、今作に関しては原作を丁寧になぞった上で映画的な(ニューアメリカンシネマ的な>>続きを読む

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