「ストレンジャーシングス」のダスティンたちと同じ経験をしたくて鑑賞。
想像力/創造力は新しい世界を生み出す力を持つ。なんにだってなれる、なんだってできる。
精神病棟から解放されたのに町からは出て行こうとしない患者たちの姿が、開け放された檻から出てこようとしないサーカス団に飼い慣らされたライオンと重なるようで物悲しい。
自由と安全は半径5m以内にあるのかも>>続きを読む
宣伝成功映画。
社会派な匂いを完全に消し、キュートで愉快な脳死映画として宣伝したことで「なんとなく面白そう」という層がフェミニズムに触れる機会を与えた、という点で功を成したと思う。
ハリウッド超大作と肩を並べられるのでは…?
突っ込みどころ(と表現するのも野暮だけど…)が多すぎるんだけど、すべてを総力戦の物量でねじ伏せられる気持ちよさ、心地よさがすごい。
バイクでステンドグラス>>続きを読む
乙骨くんの底のなさ、きちんと主人公だ。
私の中の主人公像、人一倍やさしいんだけど、キレた時敵キャラを凌駕するほどの禍々しさをかもしだすという二面性がある。
「毒には毒をもって制す」じゃないけど。
で>>続きを読む
コナンって…なんか、すごいな、、
全然意味わかんねーのにきちんとエンタメ成立してるのスゴイ。
蘭ねーちゃんがハリウッドのアクションさながら、ホテルの窓からばりーんって飛び出したのマジで衝撃的すぎてビ>>続きを読む
自分ひいては世界の死を強烈に意識させられる恐ろしい映画だった。
自分が爆音のなか爛れて死ぬイメージがはっきりと浮かんできた。
なにが最も恐ろしいか?
この映画の一部始終が現在進行形で行われてること。ヒ>>続きを読む
前作はキャラの深掘り、今作は物量戦
U2ありきと分かりつつも終りなき旅で心が泣いちゃうな
良すぎ…🥹
40年以上の時が流れてもLIVE映像が映画館(しかもIMAX!)で流れ、平日夜の席がすべて埋まるこの愛されよう。みんなそれぞれ立ち姿や振る舞いに癖があって好き…。
正直自由と尊厳を求める話ってお腹いっぱいだったりするけれども、それでもジャック・ニコルソンの「ああこういう根明で善悪の概念がない無邪気なゴロツキいるよな」っていう感覚が好きだった。
ビリーと女友達を>>続きを読む
苦しみ、虚無、愛憎、愉楽、を傍で見届けるだけで手ごたえがない人生と、自分の行動がすべて応酬する人生、どちらが良いか?
天使には人生という概念さえないかもね
世界から返事がない代わりに苦しみがない人>>続きを読む
矢沢あいの『NANA』を一気読みして無事私のバイブルと化したので、映画も観ておくかと鑑賞。
中島美嘉のGLAMOROUS SKYが真価を放つ映画。作詞矢沢あいで作曲HYDE!この曲で2005年の紅白出>>続きを読む
クライマックスがオモロくてそのための前座(と私はみなしてる)までが超長い映画。
ヒトザルが道具を使役し覇権を握るようになるまでの光景を冒頭30分(母数142分だから約1/5)も費やす商業性とはかけ離れ>>続きを読む
濁りなき涙が流れる映画。
スタジオポノック作品の中で随一に面白くてほっとしたな。
キーワードが「イマジナリー」だったので、『ネバーエンディング・ストーリー』の二番煎じか?と思っていて、確かに子どもが>>続きを読む
LGBTQの文脈が強く出過ぎていない、飽くまでもエリオとオリヴァーの静かに燃ゆる恋を眺める心地よさがあった。日常的なボーイミーツボーイ。いつか終わってしまうだろうことを理解しているけどそれでも手放した>>続きを読む
思うに、作品とは作り手が観客にどう見てほしいかというリードや、話の終着点、映画として達成し得る目標が必ずあるものだけれど、この映画にはそれがなく観客は突き放たれた感覚に陥る。
というのもジブリはいつ>>続きを読む
イタリアのイエスがここに在る。
聖者につけこむ人間の弱さを描き出し、赦しを与えるというのは時に残酷な結果をもたらすものなのだとこの映画は教えてくれる。
際限ない優しさがもたらす毒。
この映画、最後チー>>続きを読む
つばめにとっての震災体験は?
震災で大切な人を失ったひとの物語ではなく、それがただの設定になってしまっていた。
古き良きアメリカ男性社会を体現した映画。
現代に生きづらさを感じるミソジニー集団が作り出したディストピア世界。
「マトリックスのような支配/被支配の二重構造設定SF愛してる!」と思いつつ見進めていた>>続きを読む
根暗なおちゃらけ映画。
ところどころボケをかましてるのが良い。
冒頭8分で「遅れてきた観客のために映画の要点を説明しよう」とゴダールのナレーションが入る。
「さて 話すこともないなら1分間沈黙しよう>>続きを読む
時代を切り拓いたファッションデザイナーの名を挙げたときに必ずその一員になるであろう人物マリークワント
彼女の最終的な人生の行末や現状のブランドはハッピーエンドとは言えないかもしれないが、後世に与えた影>>続きを読む
『リング』を彷彿とさせる展開。
インターネット活用してくる呪い、現代に適応しすぎてもう生きてるといっても良いのでは?
この映画の結末に正解はないと思いはするが、子供にとっての最善を一時的にでも考えていなかったのは誰だっけ?と問いたくなる。
ホフマンとメリル・ストリープが演じる父親・母親像は、エゴと倫理と愛の狭間で揺>>続きを読む
「パッション」を持つのが当たり前とみなされるこの世に一石を投じる作品。
歩いたり食べたり呼吸するだけで満たされた気持ちになる、それでいい、生きてるだけで素晴らしいってシンプルなメッセージに泣く。
大真面目なカップルを囲む馬鹿な大人のたけし節のくだり好きです。
音声として言葉を語れずとも全ての感情が共有できる。悲しくおもしろい映画。
自分のしたいようにすればいいし、自分の好きなように解釈して生きればいいよね!ってほっとする映画。
語らずに語る映画。
戦争捕虜で死んだと思っていた夫に似た浮浪者を自分の夫だと信じて疑わないカフェの女亭主の話。
彼女の人物画が好きなので鑑賞。
画家の伝記映画はゴッホの『永遠の門』以来だが、今作もゴッホの伝記と通じて画家の感性を感覚的に映像として確立していた。
筆とナイフが紙を擦る音、草原に立つヘレンと外界の>>続きを読む
本当に今更なのですが鬼滅の刃のアニメを見始めて、こちらの作品に辿り着いた。
公開当初1ミリも興味無くて、『千と千尋の神隠し』の興行収入1位の座を塗り替えた異様な作品程度の認識だったけどすっかり煉獄さん>>続きを読む