"映像"ってやはり凄くて、視覚聴覚の情報だけでなくて、時にその場の空気感みたいなものも含めて残してしまう力がある。思うに、その時の感情や文脈、画面の外のモノなど、映像を見た時に"映像に映らなかった物事>>続きを読む
抽象と具体のイメージ化が秀逸。
誰しも一度は考える人生のifに対する一つの解答かと。
再鑑賞。7年ぶりだった。
堪らなく良い…『魅力的な廃墟』。
何かが起こった場所が残り続けるってロマンがありますね。
"諸行無常モノ"が好きで、本作もタイトルからしてそういう類の作品だ、と。絶対、好きなやつや!と思って観にいきました。そうしたら、僕の中の"諸行無常センサー"を刺激するどころが、ぶち壊してきましたね。バ>>続きを読む
一兵卒の視点で見た戦争の地獄性。戦争を「歴史」や「政治」といったマクロで捉えることはある種危険だと胸に刻む。
再鑑賞。
前に観た時よりも映画としての質の高さが際立って感じられた。3つの時間軸が交わるポイントの熱さたるや!
登場人物たちがそれぞれの葛藤(映画全体から見ると小さい、でも本当は小さくなんてない)を克>>続きを読む
映画映画した映画。偽映画を作る映画だから、敢えてそうしているのかな?そうではない気もする。
4時間でも6時間でも見ていたいと思う雰囲気。
敢えて感情を排した演技がそういう良いテンポを作っていると思う。
感情を仕舞い込んだ8割の時間があるからこそ、エモーションが溢れる2割の時間の輝きが眩い。
疑念に次ぐ疑念、鮮やかな伏線回収、ダニエルクレイグの顔面!クラシックな推理映画感(といっても殆ど鑑賞したことはない)に溢れる傑作です。
アナデアルマス演ずるマルタは嘘をつけない。嘘を付いたら嘔吐してし>>続きを読む