Yoheiさんの映画レビュー・感想・評価

Yohei

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さよなら渓谷(2013年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

真木よう子の体当たり演技。
ある殺人事件と隣人の夫婦。そして、過去。

荒唐無稽といわれたとしても、何か考えさせる映画って、そんなにない。

吉田修一原作。

愛、アムール(2012年製作の映画)

4.0

静かな老後を暮す音楽家夫婦。
病に倒れる妻。
重い幸せ、というのはこういうことなんだろか。
人生の最期を考えさせられる映画。

カンヌ、パルムドール作品。

ホーリー・モーターズ(2012年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

これはいったい何の映画なのか、評価の分かれる映画なんだと思う。
オムニバスのような展開が、はじめはどこかおかしく、でもせつない。

あのラストは、どうだったんだろう・・。

危険なプロット(2012年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

教え子が宿題として毎週提出する作文に引き込まれる高校教師。毎週提出される作文に合わせてストーリーが展開する。どこまでが虚構でどこまでが真実なのか。
先がみえない緊張感が面白い。
好みが分かれる映画かも
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現金に手を出すな(1954年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

イタリア・フランス合作のギャング映画の古典らしい。
ギャング映画といっても、銃声がとどろくシーンは少なく、老いを迎えたギャングの悲哀も描き出す。

ムード・インディゴ うたかたの日々(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

肺に睡蓮が咲く病に侵された妻を救おうとする男の物語。

ファンタジーのようであって、でも完全な幻想でもない。
ラストは何とも言いようがない。

雰囲気はおしゃれだし、音楽も洗練されているけど、それは何
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

4.0

ごみ収集人の男と、スーパーのレジ係の女。
気持ちいいくらいのメロドラマ。

アキ・カウリスマキ監督の映画には常連の女優カティ・オウティネンが若い・・。

カラマリ・ユニオン(1985年製作の映画)

4.0

故郷を捨て、北の街を目指す男たち。
東欧の空気感と、どこかシニカルな感覚。

大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ある貧しい家庭の少年。学校と家族への反抗といえるのか。大人のうわべをどこか見透かしていて、ある意味純粋なのかも。失望、反逆、若さ、かなしみ。

あこがれ(1958年製作の映画)

4.0

街のある女性にあこがれる少年たちを描く。
少年達のまなざしがヒロインをより眩しく描く。

リード・マイ・リップス(2001年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

耳の不自由な女と仮釈放中の男。
一山当てようと危険の賭けにでる。唇を読むことができる女だからこそのサスペンス。

練り上げられた脚本。なぜかのめりこめない感じはなんなんだろう。

重犯罪特捜班/ザ・セブン・アップス(1973年製作の映画)

3.8

刑事ものの傑作。

刑事対マフィアの単純な構図ではないところが、面白い。

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

体が不自由な富豪と貧しい青年の物語、といえば筋書が読めてしまいそうだが、感動作に仕上げようという不自然なところがない。

そして父になる(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ある日突然のしらせがある。「子供の取り違えがあった」
ふたつの家族、二人のこども、二人の父親。

子供が自分の写真を撮っていることに気づくシーン、
その写真がしんみり。

舟を編む(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

辞書編集に挑む物語。
映画もいいけど、原作のほうがいいような気もする。
短くまとめちゃったからかも。

松田龍平と宮崎あおいはいいキャスト。

凶悪(2013年製作の映画)

1.0

映画の質がどうこうというわけではなく、早く終わってほしいと思う映画。

ある死刑囚の余罪の告発。

実話であるが故、観るに堪えない。

イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

4.0

イップ・マンの物静かな感じが、この映画の柱かも。
邦題で損している気がする。

メイド・イン・ホンコン/香港製造 デジタル・リマスター版(1997年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

90年代の香港。貧しい家庭、中卒で街をふらつく主人公。
香港の喧騒。燃え尽きかけた命。
整理されない光景が魅力なのかも。

ションヤンの酒家(みせ)(2003年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

重慶の古い飲食街の一角にある酒家。その女主ションヤン。
失われた、あるいは失われつつあるもの。
突然預けられる少年、更生施設の弟、店を訪れる男。
弟を待ち続ける娘。
店先に煙草を吸うションヤンが、この
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夏の終り(2012年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

とある男の愛人。
満島ひかりは魅力的だけど、映画としては何だが共感できない。

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

ベルリンの街を見下ろす一人の男。
人々をみつめ、寄り添う天使としての日々。
さまざまな苦悩、空中ブランコの女。

結末がどうこうというより、その独特の世界観。
世界が色づく瞬間がある。

グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

途中までいい感じだったけど、最後は評価分かれそう。

もう少しエンターテイメントに徹してもよかったような。

ゆれる(2006年製作の映画)

4.7

田舎のガソリンスタンドを継ぐ兄と、都会のフォトグラファーの弟。母の葬式での兄弟の再会が「ゆれる吊り橋」につながっていく。

昔観た時よりも、今のほうがいい映画だと思える。

おみおくりの作法(2013年製作の映画)

4.4

とても混んでて、ほとんど満席でした。あのラストどう思うって、話したくなる映画です。
ロンドンが舞台なのが、ぴったり。

ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

4.0

アニー役の女の子が、何だか惹きつけられる。
もっと歌で聴かせるミュージカル映画は、他にあるかもしれないけど、期待は裏切らないレベルだと思う。