ふきげんさんの映画レビュー・感想・評価

ふきげん

ふきげん

映画(491)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.6

すごくモダンな作品だった

モザイクやアニメ、人形やイラストなど、映像のパターン
情報量の多さとサウンドのメリハリ、言語の切り替え
人格の変化や映像の加速減速、スピード変化が著しいカンフーアクション
>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.8

おもしれー
冒頭から血が流れる感じといい、無駄な話が多いところといい、いかにも

笑いがないパルプフィクション

リピーテッド(2014年製作の映画)

3.4

みてる間は面白かったけど、冷静になって振り返ると色々と無茶が多い話

よく考えたら10年以上毎日同じ朝を過ごしている旦那ってすでに壊れてますよ

トゥルーノース(2020年製作の映画)

3.5

脱北者の物語

苦しい境遇でも美しさや愛を忘れずに生きていけることに尊敬を感じる
東西違えど夜の霧と同じ

アニメなので苦しいシーンも見やすい
いい意味でも悪い意味でも

この世界に残されて(2019年製作の映画)

3.7

16歳、女性、男よりずっと大人で、まだ光り輝く純粋さがあり、そして繊細だ
皮肉は言えても冗談は苦手で、余裕はまだない

ダンスシーンの明るさと部屋での夜のシーンが対照的だ

とても丁寧に描かれた絵画の
>>続きを読む

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

3.4

やっと見終わりました

ホビット各位も大活躍で大団円
相変わらず風景が美しくて広大

戦闘がどうにも絶望的な状況からいつの間にかなんとかなってしまうのが納得感なくて、気になってしまった

でかい夏休み
>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.7

めっちゃ緊張してみ始めてたから、笑っていいのかよくわかんなくて、気づいてからはおもろいなぁってなった

音楽が良いし雰囲気がめっちゃいいね
緩急があるのも良い

内容はないけど、映画好きで実験的な雰囲
>>続きを読む

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

3.4

三部作の真ん中なので、しゃーない部分はあるとは思うが
いまいち盛り上がりに欠けるってのと、前作と比べて説明省きすぎててよくわからない部分が多かった
原作知らず見てるせいではある

ダゲール街の人々(1976年製作の映画)

3.2

俺には早すぎた

古い日常を見るのは面白いものの、外国であるためにノスタルジック感が弱い

クラフト感というか職人感を感じる肉屋、パン屋の映像は良かった

ガンジー(1982年製作の映画)

3.4

南アからインド独立までやるので結構長くて、淡々と進んでいく

すごく雰囲気が(想像と)似ている演技が印象的

もう少し植民地主義とは何かとか、独立とは何かとかを丁寧に描いても良いかなとは思うけど、常識
>>続きを読む

ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

-

全くストーリー知らなくても、、割とスッと入れる
特に冒頭部分

めちゃくちゃテンポ良い。知らない人はそのままスルーしてるけど、まぁ、なんとかなる

壮大な世界観は美しい映像と共に伝わってくる
CG部分
>>続きを読む

愛と哀しみの果て(1985年製作の映画)

3.6

あまり他の人の評価は高くないが…

映像もさることながら、音楽がとても良い
伸びやかで、のんびりとした貴族、植民地における時間の穏やかさを感じる
また、これは英語で聞くべき映画。名言が多すぎる

数年
>>続きを読む

プラトーン(1986年製作の映画)

3.5

戦争映画
戦争そのものの残酷さやランダムに訪れる死の無力感というよりは、人間関係の醜悪さや、白人の傲慢さといった面が強く、嫌な映画だった

まともで正直な人が生き残ればいいと思うが、極限の世界ではそう
>>続きを読む

80日間世界一周(1956年製作の映画)

3.2

ヴェルヌの小説
テンポよく世界を金の力で一周していく(のに長い)

シナリオはわかりにくく、ヴェルヌの言いたかったことはいまいち伝わらない脚本
イギリス的皮肉が面白いポイントなのかもしれないが、あまり
>>続きを読む

アイ,ロボット(2004年製作の映画)

3.4

軽妙な軽口が多い警官扮するウィルスミスのSFもの
ストーリーはシンプルで分かりやすい

SFモノによくある一社独占のxxxみたいなものはありえないだろ…と思いつつ、現代でもITの特性もあって、そうなっ
>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.7

いい感じの娯楽映画

まず美術が良い
ちゃんとしっかり見ると謎も観ながらに解けるかもしれない

チェーホフの銃ですね

炎のランナー(1981年製作の映画)

3.4

パクスブリタニカが終わりつつあり、アメリカが覇権を握りつつある時代背景と共に、イギリスのエスタブリッシュメントではない2人がスポーツを通じて、過去になりつつある保守的なイギリスを打ち破る、
そんな感じ
>>続きを読む

アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

3.3

インフルで寝込みながら見た
短いのもあるけど、なんとなく呆気ない感じ

今度こそ家族を助ける、的なラストだったように思ったけれど、前半とのワンちゃんとの絆を超えないせいで感情移入できなかったかも

>>続きを読む

ムトゥ 踊るマハラジャ(1995年製作の映画)

3.5

見ていて、なんだこれ意味わからん??
っていう部分はそのしっかり回収される

アクションあり、ロマンスあり、笑いあり、感動の再会あり、ダンスあり
ということでお腹いっぱいになれる

冒頭の曲がいい感じ
>>続きを読む

戦艦ポチョムキン(1925年製作の映画)

3.4

プロパガンダ映画
多くの場面でショスタコのシンフォニーが流れ、勇ましさや怒り、悲しみが強調される

短い映画だが、溜めが長かったり、逆に目まぐるしく動いたりと短さを感じさせない

内容と演出、音楽のせ
>>続きを読む

アーティスト(2011年製作の映画)

3.7

シンプルに音楽が素晴らしい
いいスピーカーで大音量で聴きましょう
オーケストレーションが最高

あとは衣装が素敵
全く白黒を感じさせない鮮やかさがある
クラシックカーに30sのファッションがカッコいい
>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.6

正直あんまりやったことないのだけれど、知っている曲、キャラクター、ギミックがたくさん

ユニバの世界観がずっともっと広くなって、期待を遥かに超える迫力のアクションシーン

めちゃくちゃテンポ良くて最後
>>続きを読む

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.5

テンポも良くて、あまり好きなテーマとは言い難いけど、気持ちよく見れる

メリル・ストリープはほぼ出てこないし、泣いてばかりだけど、ファッションがいけている

フレンチトーストのシーンがひときわ印象的だ
>>続きを読む

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.5

荒唐無稽でシュールな雰囲気

意味がない話が終始続いていて、夢の中のよう

衣装と舞台がとてもいい、音楽も良い

個人的に好みじゃないジャンルだけど、これはこういうものだな、という感じかな

あと、野
>>続きを読む

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

3.3

革命もの
雰囲気はずっといい感じなのだけれどラストはあっさり
多分みんなナタリーポートマン目当て

1812の使い方がかっこいいけど、なんだか拍子抜け

波止場(1954年製作の映画)

3.3

港湾労働者の支配と反発

ゴッドファーザーのような緊張感のある、古きニューヨークの港湾でのギャングの話

一方で敵役がなんとなく小物感が終盤否めないところと、なんというか主人公の若さゆえの直情的で思慮
>>続きを読む

許されざる者(1992年製作の映画)

3.6

キャラクターもわかりやすく、筋書きも簡単

戦闘、というか単なるリンチもあるけれど、の緊張感が凄まじいね

過去は許されないわけだけど、出会いで人は変われる、そんな作品かなぁと自分は解釈した

もちろ
>>続きを読む

巴里のアメリカ人(1951年製作の映画)

3.4

曲がいい、ってのはわかる
ジーンケリーがgood looking guyなのもわかる
しかしストーリーが全然ピンと来なかった

金持ちのお姉さんめちゃくちゃかっこいいやん、そっちに惹かれるからかな

紳士協定(1947年製作の映画)

3.7

タイトルから恋愛ものかと思いきや、非常に社会派で硬派な作品だった
自分好み

とはいえ差別シーンも少なく、ロマンス要素も多いので、バランス感は好みも分かれそう
メッセージもストレートでわかりやすいので
>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.7

雄大な土地、時に荒れ狂う海、厳しさと美しさが共存する自然の中で暮らす
経済的に苦しい現代のノマドたち

自然発生的なコミュニティの豊かさと、不安定さ、ノマドである故にアイデンティティの向かう先が場所で
>>続きを読む

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.5

すごくナチュラルな雰囲気の主人公が日常感を出してくれる

結局は生まれと育ちのギャップがある部分が2人の決定的なところで、着目されがちな過激なシーンよりもそういったところをフォーカスして欲しかったかも
>>続きを読む

シックス・センス(1999年製作の映画)

3.5

途中までだいぶ進行が遅くて、なんとも。。

最後はまぁええけれども。。

お母さんのセリフが好き
you got it?

我が家の楽園(1938年製作の映画)

2.9

久しぶりにnot for me だった…

大団円は気持ちよかったけど、
地上げ以外はほとんど何もしていないどころか常識人なカービー一家がかわいそうだ

趣味を否定されたりいきなりレスリングで投げられ
>>続きを読む

地上最大のショウ(1952年製作の映画)

3.7

面白かったし、ドキュメンタリーとしても傑作

今とは異なるありし頃のエンタメ

リアルなショー、大声で笑う観客、どことなし、凄さが分からずぼんやりとしている子供たち、裏方の大変さ、経営とヤクザ

緊張
>>続きを読む

新聞記者(2019年製作の映画)

2.5

反政府と自分のシナリオを一方的に主張したい色が強すぎるな
フィクションならもっと面白く、かつリアリティを持たせられるのでは

終始ふわふわしてる中で、何にそんなに翻弄し、されているのか

これを日本ア
>>続きを読む

つばさ(1927年製作の映画)

3.6

無声映画のアカデミー賞
口の形で想像できる部分もあるけれど、情報量は少なめ

画角も今からみると平凡感
ただ、空中戦はすごい緊張感がある
トップガンより迫力あるかも?

オチもなんとなく…ではありつつ
>>続きを読む

>|