月見里はぎさんの映画レビュー・感想・評価

月見里はぎ

月見里はぎ

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やくざ絶唱(1970年製作の映画)

3.1

喧嘩シーンは増村保造節でちゃんと痛そうでドラマチック 大谷直子が裏腹な行動をとりまくるし勝新太郎は都合が悪くなるとすぐ暴力に訴えるしで 一回腰を据えて話し合ったら?と言いたくなった 女子高生に手を出し>>続きを読む

銭形平次捕物控 からくり屋敷(1953年製作の映画)

3.0

お金を投げつけまくる平次 最後には一両金貨まで投げていた 意外にからくり屋敷の仕掛けが少なかった

ボクは五才(1970年製作の映画)

3.5

なんとかわいい太郎 薄汚れて襟ぐりの伸びたTシャツが良かった 北林谷栄のお婆ちゃんっぷりが流石 動物園前駅のホームのタイルが変わっていないように見えて懐かしい気持ちに 現代で実際に自分の子で同じことが>>続きを読む

緑の小筐(1947年製作の映画)

3.0

和製ミュージカル 箱が川を流れる様子をこんなに長時間見たのは初めて 太郎がかわいい

白い巨塔(1966年製作の映画)

3.9

山崎豊子のお家芸のような絡み合う人間関係と会話劇がうまく映像化されていた 病理学をかじっているものとして薄切しているシーンがあったので少し嬉しかった 田宮二郎の髭は似合わなすぎる

羅生門(1950年製作の映画)

3.8

三船敏郎のギラギラ演技 京マチ子は殿上眉が似合う 人間のおかしさ お白洲のカメラワークが格好良かった

私はゴースト(2012年製作の映画)

3.3

ジャケットが良かったのでちょっと期待してしまった 低予算を感じる 舞台の屋敷の内装は素敵

安珍と清姫(1960年製作の映画)

3.4

伝説からかなり脚色していた もっと理不尽に捨てられて怒り狂う若尾文子が観たかった気もする 苦悩する市川雷蔵は色気がある

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.5

キャッチーでかわいい 気を抜いてニコニコして観る映画

噂の女(1954年製作の映画)

3.5

単純に親子人情で終わらせないのがさすが溝口監督

よい子の殺人犯(2018年製作の映画)

3.4

描写の仕方からひと昔前の規模が小さめの邦画感を感じた なぜか全体的に幼い印象を受けた 主演の黄河の演技は好き(単純に見た目が好み)

クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

3.2

主題が定まっていない感じが少し苦手 舞台となった時代やゴシックがあまり好みでなかったせいかも ロマンスもゴアもホラーも凝った美術も全部やりたい‼︎という思いは感じた

エスター(2009年製作の映画)

3.6

悪魔系のホラーだと思っていたので全く違って驚いた(今までよくネタバレを避けてこられた) もう少しエスターの出自の描写が欲しいと思ったがこれは好み 王道のホラーの流れだった

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.6

閉鎖的な精神病院という舞台設定はやっぱり魅力があるからこれだけ多く採用されるのだろうな 流れはお決まりの妄想と現実の区別がつかなくなっていくというものだったけどあまり好みの質感の映像ではなかった ディ>>続きを読む

最高殊勲夫人(1959年製作の映画)

3.7

ジャケット写真が本当に良い あまり何も考えず観られるあっけらかんとした結婚と恋愛

妻は告白する(1961年製作の映画)

3.5

増村監督らしくドラマチック ラストシーンがとても好き 若尾文子を見るための作品でもある

エクソシスト(1973年製作の映画)

3.2

思ったより悪魔関係以外のことも描かれているんだな

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.5

前作をふんわりとしか観ていないので筋はあまり入ってこなかったが 美術を楽しんだ キャラクターデザインや車両の造形が格好よくてアニメ作品ぽい

殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.5

面白いドラマだなーという感想 韓国映画は残虐描写が妙に地に足がついていて痛そう 今作もじめじめしていて痛々しかった

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.8

映像作品でしかできないことをやっているのだけど小劇場で演劇を観ている気分だった 構想が演劇っぽいと感じたのかな オープニングで あっ二条の駅前だ!と分かって嬉しかった

結婚相談(1965年製作の映画)

3.5

芦川いづみは"純粋無垢なお嬢さん"役ばかり観てきたけど妙齢女性もぱっちりはまっていた 自分と重なるところもあり複雑な心持ちで観た 当時の感覚を持って観るとまた面白さが違うのかな 結婚前に寝ることがあそ>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

4.0

良かった もう見知った顔の俳優たちが演じているのに"市井の人"という感じが凄かった それ故にヒリついた苦しさを伴って観られたのかもしれない 筋としてはミステリーなのだろうけどそれ以外にも受け取るものが>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

3.2

ドラマで見たいような舞台設定だった 良くも悪くも綺麗なところばかり切り取って見せてくれている感じ

娼年(2018年製作の映画)

2.9

そうですか…という作品 色々と突っ込みどころはあってそういう外した楽しみ方はできた とにかく濡れ場をたくさん撮るぞという気概は感じた

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.4

筋書きから勝手に"田舎の排他的なジメジメした雰囲気で人間とは何かを描く"みたいな作品と思っていたので ファンタジーな要素が多くて拍子抜けした 瞳孔細くするコンタクトレンズがコスプレ感を感じてしまってダ>>続きを読む

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

2.8

中身の薄さが逆に途中から面白くなってきて最後まで観られた 性行為のシーンと主役2人を目当てに観るやつだったかな

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.9

とても良かった 世界に干渉できないということ 永遠に静かな時間が続く

銀座の女(1955年製作の映画)

3.8

くたびれた轟夕起子と 何より藤間紫が好みすぎてニコニコして観た 生活の苦しみ

テイキング・オブ・デボラ・ローガン(2014年製作の映画)

3.3

何も考えず観られた 老化と病気とが区別がつかなくななっていく感じが怖くて面白かったので霊などが混じらないものを見たかった気もした

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