全体としてはなんかビミョウだった。構成と描写がシンプルすぎるし、役者を使うための不自然で無理矢理な演出が多いし、かと言ってその不自然さをなにか映画に利用しているわけでもないというか。ウェンダース作品は>>続きを読む
英語音声/字幕なし(ときどきフランス語字幕)で見たせいで、クライマックスのトラビスの話がいまいち掴めてない気がする。何十年後かにもう一度みたい。いい映画だったけど、なんというかモヤモヤが残るコンシーク>>続きを読む
先輩に、この映画のジョニー・デップみたいな眼鏡をしていると言われたので見てみた。トリップの描写とそのアップダウンのリズムがめちゃ興味深い。破茶滅茶なくせに、最後は上手いことまとまっていた気がする、先週>>続きを読む
単に時間あたりにfxxkという回数が最も多い映画ベストテンに入りそう
まだふさふさなブルース・ウィリス。「内容がないよう」なドカドカ映画見るつもりで選んだら、構成がめちゃくちゃしっかりしててごめんなさいってなった。
いっつも金曜ロードショーとかで吹替で見ていたけど字幕も>>続きを読む
ずーっとシュルレアリスムの空気。フィクションやイメージのレベルで語られるフランスの男女の交わりの描写ひどく発熱しながら見ていたおかげで心地いい映画だった。健康なときに見てもそれほど楽しめなさそう。
このレビューはネタバレを含みます
面白かった。けど、007シリーズはダイエル・クレイグまででいいかなと思えてきた。飽きがきている感じ。あと序盤に時間を割きすぎて、結末のところが駆け足に思えてくる(ノータイムトゥーダイも)。あとシーンご>>続きを読む
Life going nowhere as it it the case of Brooklyn
最後のシーンのビジュアルだけ覚えていたんだけど、「美貌の青空」が流れるとは思ってなかった。
2時間半あるわりのはあっという間。ディストピアあるあるだけど、極端すぎて見ていてもストーリーへのツッコミしか出てこなくなる。最後の方の疾走感はよかった。
「友達がいる」から世界に帰るというテーゼ
冒頭の階段を駆け上がるシーンとか、炎が舞い上がるシーンを見て、安心している自分がいた。特にジブリが好きだとか思ってなかったはずだけど、ジブリを見て育ってきた>>続きを読む
なんとなく期待が高かったけど、あんまり刺さるものがなかった。登場人物たちに感情移入するにはあまりに曖昧だし、カットも息が詰まるほど長いわけではない。
「実存を省みる枝の上の鳥」からやってきたけれど、脈絡がないならユーモアがもっとないとちょっと見ていられない感じがあった。主題がもし資本主義やヨーロッパ社会全体への批判だとしても、ちょっと象徴するものが>>続きを読む
顔を水平にすれば視界は青空で埋め尽くせる。そういう幸福がいたるところにないと、生きてくなんて無理だなあ。
もうちょっと勉強になることがあると思ったら、ロンドンの若者の等身大ドキュメンタリーだった。
劇場で見てから2週間くらい、映像が体を巡っていた気がする。映像でありながら、極めて現実的な時間が流れている映画。中学生くらいのときに、生活をすべて自分のルーティン化することを夢見て実践したけど上手くい>>続きを読む
Bee Geesの音楽とディスコ文化に興味がないなら、まったく見る必要のない映画。といっても、当時のニューヨークのディスコシーンを描くには、マイノリティの話題がなさすぎる。ディスコがいかに商業化された>>続きを読む
全然内容が思い出せないのに、「好きな映画は?」と聞かれると「スリービルボード」と答えてしまう。本作もユーモアが世界をぶっ飛ばしていて最高だった。全然現実的じゃないのけれど、小さな無茶をコツコツ積み重ね>>続きを読む
3時間ずっとテンション高い。どうやってこんなに世界へコマーシャルに打ち出しているインド映画はテンションを維持しているのだろう。この映画の「単位」は?ただ不思議なことに、ダイナミックなアクションシーンや>>続きを読む