上映後の対談で監督が話していた「関わることを大事にした」というお話がとても作品のスタンスを表していて、そのことが本当に全体へ行き渡り、優しい愛おしき時間がただただ流れていた。
記憶に残るはウインクとラジオ。現代なのに昔の映画に感じられるのは何故なのだろう。
意表をつかれた。こんな小さな世界から見た大冒険を、見えないものを視覚化しちゃう凄みを、そしてあるものを全く排除してしまう潔さを。とんでもない。
2回見ちゃいました。カセットテーププレーヤーも買っちゃいました。
最近仕事した方に勧められて観たのですが、まさにこういう市井の人々の暮らしをとても俯瞰したところから見つめ続ける作品をいま観たかった。
出演者は一部を除いて親戚を起用したらしいが、まったく素人には見えな>>続きを読む
あらすじが意味不明すぎて、レンズの絞り値とミリ数、そしてレールの敷き方をひたすら想像しながら絵を堪能した
ネタバレ解説記事を読んでから観に行けばもっと楽しめた気がする
わたしたちが愚かであることを、まざまざと再認識させられた
抑止する者も、手を振り上げてしまう者の気持ちも、どちらも丁寧に描かれていてさすがだった
加害の歴史は教科書でもたしかに学んだが、改めてもっと>>続きを読む
完璧な映画もいいけど、このくらいのゆるさがあるのも映画を作る楽しさが感じられて好き
引退宣言を覆した上での晩年作品において、こんなにも初期衝動のような暴れ馬物語を作り出せるの圧巻でしかなかった。