メタさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

罪の声(2020年製作の映画)

3.5


過去からの声が未来を決める。

声という情報が時空を超え、巡り巡ってくる。


徐々に明らかになって行く事件の真相。
ただし、演出の問題なのか、やや盛り上がりにかける。ミステリー調なのに、見せ場が少
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ポセイドン(2006年製作の映画)

3.4


ポセイドン。
海上事故の恐怖。

カート・ラッセルがいいおっちゃん。
彼の活躍が見どころ。

オリジナル版は見ていないが、十分今作を楽しめた。

安っぽい感じもせず、セットも豪華だと思う。
テンポも
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ラスト・アクション・ヒーロー(1993年製作の映画)

3.8


シュワちゃん!!
映画好きにはたまらない、メタ作品。

【ラストアクションヒーロー】というタイトルが、見終わった後にグッときた。

ターミネーター2のヒットがだいぶ意識されている。

コテコテのシュ
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最終絶叫計画(2000年製作の映画)

3.2


愛すべきアホ映画。

映画への愛と下ネタが詰まっている。

下ネタに耐性がある人向け。

SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.2


SNS

無法地帯、すなわち、動物たちの場所。
男はほんとどうしようもないね。

日本の方がTwitterのおかげで可視化は進んでいそう。DMにくるキモいメッセージは、すぐにネタとして公開されてしま
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.8


ループから出れねえ??
それなら私は....!!

コメディベースのループ作品。

ループに閉じ込められてしまう男女。
ありきたりに見えるが、もう1人閉じ込められた人間もいる。

よくある展開がベー
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ゴジラVSビオランテ(1989年製作の映画)

3.3


ビオランテ!

アメリカ、企業戦争を意識した作り。
ゴジラ以外の人間ストーリーも、色々と凝っている。時代を感じるシーンがちらほら。
いろんな要素がもりもりだった。

人同士の銃撃戦がここまで多いシリ
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ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

3.7


さまざまなSF名作たちの元祖は、ホドロフスキーのDUNEに行き着く?

幻の映画をめぐるドキュメンタリー。

撮影の準備があれだけ整っていたのに中止とは。準備された構想資料がとてつもない。
圧倒的妄
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DRAGON ドラゴン(2015年製作の映画)

3.7


良作!

ファンタジー宇宙にゆったり浸りたい人の願いを叶えたくれるはず。

ドラゴンと女。

映像が決してチープではない。
舞台となる特殊な島の仕掛けと景色も、綺麗。

ヒロインの雰囲気がこれまたち
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葛城事件(2016年製作の映画)

3.3


あ〜、厭だ。

人間が持つ厭さが詰まっている。
家族。
淀み。

そうしたぐちゃぐちゃさの行き着く先として、ある程度のリアリティがある。

三浦友和が素晴らしい。
ほんとにそーゆうやつに見える。
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.6


ロードムービー。
疎外からの絆へ。
プロレスとプロセス。
癒しの旅路。

2人の男の旅。
夢を追う者と、回復を求める者。

プロットそのものは、ありきたり。
物語的にも大きな変化球はない。
けど、な
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ザ・トリップ(2021年製作の映画)

3.5


ホラーコメディ。
互いを殺そうと計画する夫婦。

計画の先には、やはり予期しないアクシデントが。

そこに登場する奴らのキャラがナイス。
この存在のおかげで、ありきたりな映画とは異なった雰囲気を楽し
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.4


〇〇が消える。
何が消えたのか?
消える、とはどうなることなのか?
消えた後には、何かは残るのか?

てっきり、『セブンシスターズ』のような設定なのかと思ったら、真逆だった。

あるようでなかった設
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

4.1


ガンダム!!

ここまで来たか、、、ガンダム。
兵器としてのガンダムが、精緻かつ大胆に描かれる。

ユニコーンでは、ややオカルト路線に行きすぎた感がある。一方、こちらでは現実に戻ってきた。

扱って
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

3.6


魔女だらけ。
意外と怖い作品。

ねずみ🐀の映画だった。

アンハサウェイの誇張演技を楽しめる。

雰囲気がとても明るく、おばあさんと孫の関係が暖かい。ピンチに陥ったとしても、とてもポジティブ。こん
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007/ダイ・アナザー・デイ(2002年製作の映画)

3.4


ハルベリー。
フェンシング🤺

ピアースブロスナンのシリーズでは、異色作な気がする。やや雰囲気がこれまでと異なる。

明るさが足りないような。

派手な装置が登場し、敵が強大。

派手さとストーリー
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ネイキッド(2017年製作の映画)

3.2


裸。
心を裸に、ということ?

コメディ系ループ作品。

結婚したいのなしたくないのかよくわからん男のストーリー。
決心がつくかどうか、ということなのだろうか?

コメディ系らしく、愉快なシーンが多
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ミュージアム(2016年製作の映画)

3.8


カエルの悪魔。
伝染、感染。

邦画の中でもトップクラスにテンポがいい!
ダレずに一気に加速する。
映画の暴力さと速度がとてもマッチしていた。

主演である小栗旬も、どんどん加速していく。
破裂しそ
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白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

3.0


SNSによって、ゆらぐ自我。
相互作用しあう噂。
強力なのは、真実よりも噂の方。
人は見たいものだけを見る。
いや、見たいものを作り出す、というべきか。

SNSとメディアの構造と、殺人事件の顛末が
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.5


翻訳という迷宮。
翻訳という密室。
翻訳という伝達。

設定が好み!新しい。

しっかりミステリーしていてナイス。
翻訳のために隔離されるという舞台装置が興奮度を増してくれる。
ある種の密室でのそれ
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.6


あのコンビが大暴れ。
やっぱりナイスな関係。

「俺たちって○○!!」
というノリが心地いい。

エリート警官が田舎に行ったらどうなるか、というお話。物語は意外とシリアス。

笑えるところはしっかり
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ドラキュラZERO(2014年製作の映画)

2.7


国を守るために吸血鬼になった男。

オーソドックスなら吸血鬼物語の新解釈。

ゲーム三国無双を吸血鬼がやったら?
というようなアクションシーンだった。

ダークかつスタイリッシュというところ。

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怒り(2016年製作の映画)

3.7


怒り
何度も発露させなければならないほどの。

誰の?何に対する?なぜ?

怒りに満ちた男の逃走劇。
彼の背景について深く語られるわけではない。
これがいい。

怪しい3人の男たち。
そして、彼らを
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007/ワールド・イズ・ノット・イナフ(1999年製作の映画)

3.7


ボンド、、ジェームズ・ボンド
決め台詞は相変わらず。

核、放射能。

冒頭から、ド派手アクション。

スターシップ・トュルーパーズのあの彼女が大活躍。

007/ゴールデンアイ(1995年製作の映画)

3.8


自分の中の007といったらこれ。
私の初ボンドは、ピアース・ブロスナンだった。


『女性蔑視の太古の恐竜で冷戦の遺物』と言われてしまうほどの男がボンド。

これがいいんだけどねー、ポリコレ的にもう
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シン・シティ 復讐の女神(2014年製作の映画)

3.2


シンシティの続編。

むむ、1作目よりテンポがダウン。

うーん、迫力やスタイリッシュさ、テンポが死んでいる。なぜだ...
シンシティ1作目が自分にとっては衝撃的すぎたせいかもしれない。

話として
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帝一の國(2017年製作の映画)

3.6


原作再現度高し!!

遥か昔に原作をちらっと読んだ記憶。
この映画を見て、やや蘇った。

太鼓のシーンなど、再現がすごい。

ただし、全体的に普通な作品でもある。原作のような「色」が滲み出てはいない
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TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

3.7


おもろい!
ギター好きほど楽しめる映画。

レジェンドギタリストたちの腕は笑った。

現役のプロギタリストたちも多数参加している!見分けがつくだろうか。

地獄、天国、輪廻というギミックが面白い。
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ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

3.4


パスカル・ロジェ監督作。

空想。
逃避。痛み。
人形。
まさに惨劇。

少女たちが巻き込まれた惨劇。

とにかく痛いシーンがリアル。
嫌な気分になること間違いなしのホラー作品。

姉妹の絆、という
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青天の霹靂(2013年製作の映画)

2.7


まるで雷に打たれたような...


劇団ひとり脚本・監督作。

劇団ひとりすぎる映画だった。
まるで、ゴッドタンのコントシーンのような場面もちらほら。彼らしくてよろしい笑

映画てしてのプロットは、
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.6


青い瞳

ダニエル・グレイグ版007の集大成。

ボンド、そして彼にとって大事な存在。
両者の過去につきまとわれる。
その分、過去作を観ておいた方がベター。
時間軸のつながりを断ち切るような、落ち着
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ジェネラル・ルージュの凱旋(2009年製作の映画)

3.3


ジェネラルルージュの意味とは?

この題意が1番の見どころだった。
医療ミステリーにみえて、あまりミステリーしていない。そのぶん、人間ドラマが中心か。

堺雅人、阿部寛がやはり目立つ。
今作では、堺
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チーム・バチスタの栄光(2008年製作の映画)

3.1


心臓。

はるか昔に原作小説を読んだ記憶。

ミステリならば、真犯人にたどり着く過程を丁寧かつ、面白く描いて欲しかった。この映画は、そこが弱い。原作小説ではどうだっただろうか...

しかし、医療現
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スペクトル(2016年製作の映画)

3.3


ゴーストvs戦闘部隊

アイデア勝ち。

最先端の部隊が遭遇したもの、それは「幽霊のような何か」だった。

奴らのデザインが結構よし。
ハリーポッターぽい、魔法要素だね。
「魂」を感じる。

最新の
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.2


地図から消された町。

バクラウ。

予想と全然違う映画だった。最近、『ミッドサマー』や白石晃士作品を見ていたせいで、村ホラーのジャンルだと思っていた。

しかし、内容はかなり現実的。
村、それを取
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