メタさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

ダウンレンジ(2017年製作の映画)

3.2


グロい。シンプルなグロさ。

なんの前触れもなく、狙撃される若者たち。身動き取れなくなってしまう。

セオリーを外した展開は見事。
先が読めないという魅力はある。

ただし、映画的な面白さは少ない。
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ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

3.2


ボスなベイビー
よく思いついたな、この設定。

ふつう、という感じ。
他の類似作品と比べると、突出した要素はないかな笑


ただし、もちろん一定のクオリティはあるので、小さな子どもと一緒に見るのはお
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犬鳴村(2020年製作の映画)

3.1


犬鳴村

心霊ホラーではなく、妖怪ホラーか笑

おっ、思えるやや怖いシーンはあるものの、全体的におふざけめ。

ストーリーはわりとある方かも。整合性は考えてはいけないが。

犬という要素をもっと使っ
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.7


この世界の片隅に


穏やかで優しい。
何度も登場する絵というメタファー。
アニメだから描ける、綿飴のような空気感。

すずさん独自の視点で、日常とそれを壊すものが描かれる。彼女にはあのように見えて
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のみとり侍(2018年製作の映画)

2.9


なんでこんなにキャスト豪華なんだ...笑

中身はやや平凡。
ここまでやるなら、もっと振り切ってくれればいいのに。

豊悦のうどん粉の件は愉快だった。
けど、阿部寛のよさがあまり生かされていない感は
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去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

3.4


良作!

きっちり回収されるミステリー。
斎藤工、北村一輝がいい味だしてる。

斎藤工はかっこいい、北村一輝は、気持ち悪い。

きっちりしすぎたミステリーのため、やや読めてしまう。人間関係が閉じてい
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.5


アイデア勝ち!

先の読めない展開で、新鮮。
あるようでない。

ありきたりな展開、設定、物語に飽きた人におすすめ。

生理的に汚え!!
って方向に振り切っているのもグッド。
攻めている。


それ
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.8


エイリアンアクション✖️タイムトラベル


タイムトラベル要素は並。つじつまも考えてはいけない。

この作品の魅力は、エイリアンとのバトルシーン。かなりレベルが高い。

このエイリアンは、銃でもなか
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.9


怪獣たちの顔のドアップ。

動と静、タメがいい。


コングとゴジラが?
と、聞いたときには不安しかなかった。
それを吹き飛ばしてくれる出来なのは間違いなかった。期待超え。


とにかく怪獣バトルが
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スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

3.4


ストーリーは並。

けど、一部好みなシーンがある。その表現があるだけで、わりと満足。

赤。ブクブクとした何か。

物語の恐怖がそのまま映像になる、という点はグッド。

主役の女の子にもっと特徴があ
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オキシジェン(2021年製作の映画)

3.7


「鎮静剤を投与しますか?」

同じ言葉なのに、状況次第で意味合いは変わる。この事実を痛感できる映画。
それが感動にもつながる。

ワンシチュエーションスリラーでもあり、SF作品でもある。何も情報を入
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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

3.0


うーん、やはりこの2人の対決という視点で見ると物足りない。

ワンダーウーマンの登場はかっこいいのだけれど。

『マンオブスティール』での迫力ある戦闘の延長で見ることはできないか。

バットマンはな
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.6


うーん、難しい。
けど、雰囲気が好き。

明るすぎず暗すぎないいい塩梅。監督らしさが出ている。

変わってしまった人間たち。彼らは、何かを人から奪う。何を象徴しているのだろう。

監督らしく、大きな
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劇場版 テレクラキャノンボール2013(2014年製作の映画)

3.9



ついに見れた激ヤバ作品。

中身は、男たちの本気と意地だった。
笑って泣ける。

ガチで吐き気を催すシーンあり。作り物ではない、強さがある。

なによりも本物であり、それを加速させるのは作り手の身
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.9


たしかに名作。いい映画。

ただし、期待値が上がりすぎた。

all is wellはほんとに大事。この言葉そのまま体現したような作品。雰囲気、キャラ、物語、音楽、どれも欠かせない。

長さが気にな
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レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.7


レッドドラゴン。
ウィリアム・ブレイク。


絵をむしゃむしゃ食べるシーンが好き。ヴォルデモートでおなじみ、レイフ・ファインズのキモ怖さが光る。

やはり、いいサイコサスペンスには、癖の強い犯人が欠
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GODZILLA 星を喰う者(2018年製作の映画)

3.9


ゴジラvsギドラ??

またもやSF度がブチ上がる。謎のサイエンス用語祭り。

けれど、それらの演出がカッチョいい。ゴジラもギドラも、謎に質感が良い。アニメーションならではの迫力があり、これはこれで
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GODZILLA 決戦機動増殖都市(2018年製作の映画)

3.8


凄い!SF度が上がる。

タイトルの通り、メカゴジラではなく、都市。
ナノテクと金属。そして、同化。

ゴジラほったらかしで、人間の尊厳がメインか?

いろんな要素が絡んできて、またもやゴジラ要素は
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GODZILLA 怪獣惑星(2017年製作の映画)

3.4


ゴジラの厳つさと静かさが好み。アニメーションならではの表現と質。

ゴジラというより、SF作品。ゴジラらしさは少ない。その分、スケールの大きなSFさを楽しめる。

ただし、怪獣と人間物語のバランスが
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機動戦士ガンダムNT(2018年製作の映画)

3.4


ガンダムNT

もっとも、オカルトらしいガンダムか。

そして、ヒロインもガンダム。彼女は金色だ。

いろいろとぶっ飛びすぎてて、ガンダムぽいバトルシーンは少ない。その分、サイコフレーム前回のパワー
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.7


タイトルがシンプルかつ本質。

opがとんでもなくかっこいい。
邦画でしか出せない緊張感と盛り上がりだろう。

綾野剛がバッチりハマっている。彼の魅力たっぷり。

そのぶん、彼が直面する現実の辛さが
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回路(2000年製作の映画)

4.5


回路。

とんでもなく怖い。
奇妙な動き、黒いシミ。
写る。

ストーリーは、説明不足なところはあるが、黒沢清の中ではわかりやすい方だろう。

ホラー映画の中でも、トップレベルに怖く、好きな怖さだっ
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

3.7


史実にもとづく。

民主主義と裁判制度をもう一度考えさせられる映画。

裁判は人がするものである。ということは、人の偏見と悪意が混ざる。

こうしたリアルな作品としての質の高さだけではなかった。いろ
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ペット(2016年製作の映画)

3.3


バナナマン設楽、声優うますぎ。

違和感ない。日村もそこそこ。

日村肯んじて犬が、日村にそっくり。後半になるにつれて、日村に見えてきてしまう。

ストーリーがおもしろかった。随所に飽きさせない工夫
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オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

4.1


タコの一生を見守り続けた男。

自然と生命の不思議に癒される一作。たこ焼き大好きな日本人こそ、見るべき一作かも。

タコ🐙という生物はかなり知能が高い。全身が脳とも言える。そんなタコと男はコミュニケ
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HELLO WORLD(2019年製作の映画)

3.9


hello word

プラグラミングの最初のお作法だ。

そして、再帰。

再帰する世界。
無限に再帰するのか。底があるのか。

今作の物語も絵も好き。『サマーウォーズ』ぽさがあるか。キャラデザも
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博士の愛した数式(2005年製作の映画)

3.0


子どもの「ただいま」ほどいいものはない。

あんまり数学数学してない。そこが魅力的。

数学者の静かな日常。

主役である2人の存在感がぴったり。その2人の影響を受けた少年が振り返るという構成もいい
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ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

3.4


RAMPAGE

ドウェイン・ジョンソンがいる分、キングコングを超えているかも。

巨獣同士のバトルにワクワクできた。ただし、ドウェイン・ジョンソンが巨大化して戦ってくれと思わずにはいられない笑
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.4


オラフ声優変更になったのに、違和感がない。

エルサのバトルシーンのレベルが上がっている。アオキジみが増したかも。

ストーリーは、エルサとアナの出生の秘密をさぐるというもの。子どもが理解するには、
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ラッシュアワー(1998年製作の映画)

3.5


やっぱおもろい。
子供の時にテレビで見た記憶。

ジャッキーとのコンビものは楽しい。

改めて見てみると、わりと真面目な方のジャッキーだった。その分、相方がはっちゃけている。

やっぱりエンドロール
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フェイス/オフ(1997年製作の映画)

4.3


2丁拳銃と鳩🕊🕊

癖が強すぎる男たち、、、笑

顔を捜査のために入れ替える男たち。真面目な刑事と、狂気的な犯罪者。

ニコラス・ケイジ演じるキャラが尖ってる。顔が入れ替わるということは、見た目と人
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エンゼル・ハート(1987年製作の映画)

3.8


オカルト。

悪魔が来たりて血を降らす。

黒。エレベーター。そして、血。

雰囲気が1級品。うるさくもないし激しくもない。

隠れた?名作。

デニーロの存在感も見どころ。

ラブ&モンスターズ(2020年製作の映画)

3.4


雰囲気がいい。
ディストピアものなのに、ほっこり系。ユーモアも多く、楽しく見れる。

ただし、真新しさは少ない。モンスターの造形なども、ピンと来るものがなかった。

男の成長と旅という要素は好み。最
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.6


「生きている」の定義は何か?

脳死をめぐる物語。

科学による生と死の定義は完璧ではない。けれど、それに私たちはすがるしかない。

すがる、ということは人の思いであり、個人の物語になる。この映画は
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.9


シャーリーズセロンのリアル痛いアクション。
スタイリッシュアクションではないところがポイント。

当たり前だけれど、肉弾戦においては女性の方が不利だ。本作の主人公は女スパイであり、デカい男たちと徒手
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エルム街の悪夢/ザ・リアルナイトメア(1994年製作の映画)

3.0


まさかのメタホラー。
監督のウェス・クレイブン自らが出演。

1作目だけは見ておいた方がいいかも。この作中では、1作目が何度も映画として登場する。

映画としてのフレディの影に付き纏われる主人公。旦
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