メタさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ディヴァイド(2011年製作の映画)

3.1


閉ざされし...

シチュエーションスリラー。

SF感は低め。

空間に閉じ込められた人間たちの行く末を描く。
設定的に好きな人は多そう。

しかし、どことなく中途半端な印象。

シチュエーション
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マザー!(2017年製作の映画)

3.9


『母の視点』と聞いて納得。

宗教。
よく分からないのに、とても楽しめた。

キリスト教に詳しいとよりいいのだろう。

出ていけ、私の家だ。
分け与えよう。

限度とバランスはどうすべき?

『ファ
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ザ・マスター(2012年製作の映画)

3.8


The Master

「カルト」を描く。

うーん、抽象的。

色んなシーンの暗喩が重なる。

ストレートな物語ではないが、部分に印象的なシーンがある。

誰が何をマスターするのか?
私は何をマス
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.5


「今作のエンディングシーン、なぜ主人公の男は、観客の方をただただ見続けるのか?」

実話。

今作公開後に、やっと真犯人が明らかになったのだという。

映画もとても面白いし、この作品が作られた意図・
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殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.7


殺人鬼のアイデンティティ。
アイデンティティ=記憶。

設定が面白い。
ありがちな殺人鬼vs殺人鬼に、記憶というテーマを絡めている。

メメントを思い出した。

しかし、終盤にかけての緊迫感と納得度
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ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

3.1


決着。
膠着。
真相、そして裁判へ。

前半同様、あまり入り込めず。

求めていたリアリティが足りないのかもしれない。

ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

2.9


学生。
事件。
裁判へ。

この構造、プロットそのものは面白くなりそうな予感。

しかし、、、、

なんだか、とてもリアリティが感じられない。
リアル路線のはずなのに、なにか作り物めいてしまう。
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容疑者X 天才数学者のアリバイ(2012年製作の映画)

3.2


容疑者xの献身、のリメイクver

うーん、物足りない。
どうしても、オリジナルと比べてしまう。
この作品独自のスパイスは感じられるのだが。

『容疑者xの献身』が、もしガリレオシリーズではなかった
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ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.9



軍人たちvsプレデター

このノリは好き。
新しいプレデターも出てくるし、いろんな活躍も見れる。

それに、人間たちの名シーンが意外と多い。
悪ノリと死に様といい...
だから、モンスター映画とし
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.7


アンテベラム

それは悪夢か、現実か?




見事なプロット。

終盤までどんなジャンルの映画なのか、分からない。

ネタバレ厳禁なため、多くを語れぬ。

一風変わったサスペンスを求める方は、ぜひ
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.3


Nope

最悪な奇跡起きちゃいました。

差別と視線。
「見てはいけない」に関する風習は、日本にも多い。

差別と笑い。
悪趣味な笑いは、日常にこそ溢れている。




総じて、期待越えだった。
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ハンサム★スーツ(2008年製作の映画)

3.1


塚地いいなあ〜
塚地の等身大な感じの魅力が見れていい作品だった。

そして、谷原章介かっこよすぎ。


しかし、2022年の今、この作品のエッセンスを眺めると、結構炎上してしまう気がする。
ブサイク
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モンスターハンター(2019年製作の映画)

3.3


すごい惜しい。
モンハン感がもっと欲しかった。

モンスターパニック映画としては高評価。
しかし、モンハンしていないのが残念。

モンスターの再現度の高さ、肉焼シーンなど素晴らしいところもある。アイ
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

3.0


アメリカ版のリメイクの方を先に見てた。

もちろん本家も厭すぎる。

本家の方が、全体に常に付き纏っている「厭さ」が強い気がする。

うーん、見返したくない。

たしかに、強い作品なのだが、好きには
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ヒッチャー ニューマスター版(1986年製作の映画)

4.3


怪作。
そして、傑作。
怪人。


こーゆうジャンルの作品で、トップレベルに面白い。
一段レベルの違う怖さ、厭さ、面白さ。

何も考えず見てほしい。

ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

4.1


死刑制度。

ある男の人生。
人生とは散りざまのことか?

評価高く有名な作品だからこそ、なにも知らずに見てほしい。

死刑制度を撤廃するために、すべきこと。
普遍的な社会課題である。
よって、色々
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.1


かっこよすぎないからこそ、かっこいい。

おじさんたちの日常と非日常。

渋い。

無敵すぎないところがいい。
ある程度リアルで等身大なおじさん描写だ。
しかし、もちろん映画らしくきめてくれる。
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

3.3


虎と魚か〜。

アニメーションが素敵。

海とイラスト。

若者達の夢。

適度に重く、適度に暖かいいい話だった。
しかし、内容のオリジナリティはあまり感じられない。

さがす(2022年製作の映画)

4.4



「人間が要らないんだ」


そんなもん探し出してよかったのだろうか...

重いぜぇ...

誰がなにを探すのか?

それなら、見つけたらどうなる?
そもそも、見つけるとはどういうことか?

父と
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ロッキー(1976年製作の映画)

4.0


名作を再鑑賞。
やはりいいね。

無骨。
成り上がり。
挑戦。

そして、なんといってもテーマソング。
映画史にのこる名曲よね。

拳に炎の意志を!!
拳を掲げよ。

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.4


うーん、薄味。

エディとヴェノムのコンビは愛おしいのだが笑

悪役に魅力がないのがイマイチな原因だろうか。役者はいいのに。悪役のヒストリーに魅了されないせいで、盛り上がりにかけてしまう。

わちゃ
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.0



電脳空間とアイデンティティ。


sf版美女と野獣、というのがぴったり。
しかし、美女と野獣の交流が薄味。いろんな人間関係を詰め込みすぎた。そのせいで、主役がぼやける。

それに、そばかすという要
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.2


ラストナイト。

過去。
女。
恨み。
希望。

うーん、ストーリー的にそこまで新しくはない。しかし、絵作り、主演2人の女がいい。

闇と光、希望の対比。

エドガーライトらしい派手さがいい。ホラー
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ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

3.7


ジャッキーブラウンという女

がっつりタランティーノ映画。


脚本的な技巧は、前2作と比べて目ただないかも。しかし、タランティーノらしさは濃い。彼の作品のファンなら、是非見てほしい一作。

サミュ
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銀魂 THE FINAL(2021年製作の映画)

4.0


最後までしっかり銀魂だった。

空知先生がいろんな意味で活躍。

グレイマン(2022年製作の映画)

3.9


ライアン・ゴズリングいい役だなあ。

金かかってるのが分かる大作。
アクションシーンがとても多く、どれもクオリティ高い。スクリーンで見たかった。

しかし、ストーリーの捻りは少なめ。
少女との絆とい
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マスク(1994年製作の映画)

4.2



めちゃおもろい!
キャメロン・ディアス、輝きすぎ。


子どもの頃にぼんやりと見た記憶のあるマスクを再鑑賞。
めちゃ面白かった。

漫画「ワンピース」の最近の展開を見て、見返したくなった。

期待
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.0


なるほど、面白い。
ある程度の史実を知っていると、より楽しめる。

歴史という事実に行き着くには?

その辻褄の合わせ方が見事だった。
原作が優れているせいだろうか。

何度ループしても、歴史を変え
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夏への扉 ―キミのいる未来へ―(2021年製作の映画)

3.4


夏への扉。

うーん、タイトルからいいよね。

あの名作の映画化。

やっぱ素敵なストーリー。

しかし、原作にはあった何かが足りない。
どこか物足りない。
なんだろう。
原作読んだのはもうだいぶ前
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呪詛(2022年製作の映画)

3.8


お前を呪う!!


呪ってやる、という強い意志を感じる作品。

作り手の魂が見える。
細部へのこだわり。

怖がらせたい、という強い意志は、ある意味で呪いだろう。

邦題も、「呪詛」というシンプルさ
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.4


漫画とリンクする事件。

誰がなんのために?

たしかに攻めている作風。

グロいのだけれど、カラフルなイメージなのが面白い。
アイデアは新しいと思う。しかし、さらなる尖りが欲しかった。

新しさは
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.8


これは好き。
ニコラスケイジの魅力爆発。

なんだかわからんが、カッケェオヤジ。
怪異vsオッサン。

ホラーなジャンルだが、ジャンルミックスな魅力を感じた。

このオッサンを主役にした続編が見たい
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.9


無音。

なるほど。
泣ける。
温かい。

主役の子がとにかくぴったりだった。
雰囲気がリアルだし、その家族関係が素敵すぎた。

しかし、改めて思うのは、素敵な家族というのは、幸せでもあり縛りでもあ
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.2


呑む。
出す。
異物。

妊娠を機に、心身に現れる変調。
彼女の場合は、異物を呑むことだった。

なぜ彼女はそうなったのか?
心に残っていた何が影響したのか。

物語としては、好き嫌いが分かれそう。
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.4


母とは?
いい親とは?

呪いの正体ここにあり、という映画。

嫌な話。
結末も嫌だ。

邦画は、こーゆうジャンルの方が得意だと思う。
全体的に気持ち悪いのだが、ちょっと人工的な物語感が強い。ラスト
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ケース39(2009年製作の映画)

3.7


39番目のケース。

ジョデル・フェルナンドの怪演。
『サイレントヒル』のあの子か。
目が大きくとても綺麗。

そんな彼女がオカルトな悪魔の子を演じる。

ちゃんと説明があったり、腑に落ちる展開では
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