yyyさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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痴人の愛(1967年製作の映画)

3.1

キモオジの長❣️

映画の中でもキチガイが連発されてるけど
どっちの方がキチガイかと言われると
オジの方だと思う😅

という。

コメディーだと思ったり。

大森が舞台かと思ったのに、残念。

連続で
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卍 まんじ(1964年製作の映画)

3.5

私は岸田今日子がなんでか怖いなぁと思っていたんだけど

やっぱりこの人の醸し出す独特の、
どろ〜りとした重くて厚い、
濁った感じの雰囲気が充満していた!
顔のパーツが大きくて、すごく怖い。

×増村さ
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サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

4.0

絶え間ない圧巻で、
言葉通りコンサートのようにあっという間に時間が終わった。

マヘリアジャクソンの魂は時間と場所を超えて伝わってきたし…
ニーナシモンの声と存在感には包み込まれるし…
スティービーで
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惜春鳥(1959年製作の映画)

3.7

レイヤー映画。

友情
犯罪
略奪
心中

が様々なレイヤーで編み込まれている!

心中を中心にしてないから
男子の友情が際立っている。

結局友情は永遠だ、と思わせてくれる巧妙さ。

時計、盗まれそ
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肖像(1948年製作の映画)

3.9

舞台は自由が丘。
今もたぶん踏切があるあの辺りだと思う。

資本主義に負けないで、絵描きさん!
境遇に負けないで、みどりさん!

まるで自分が映画の中に入ったような錯覚になるのは、
多分飲み干したビー
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お嬢さん乾杯!(1949年製作の映画)

4.0

最後のテンポに拍手👏

原節子の
惚れております
に心掴まれたまま終わります

お家柄と、お金持ち
どっちがいいのかの価値観の潮目みたいな時代で、

どっちも違うだろ、
惚れたかどうかだろということ。
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.5

すごい音響の映画館で見たら、重低音が気持ちよかった。

しばらく耳がぼわんぼわんしてた。

映画の中で提起された問題は、何一つ解決されていなくて、

近い将来解決する見込みもないから、

とりあえず音
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座頭市物語(1962年製作の映画)

4.6

かつしんやぁ〜〜ばい
圧倒的。

これは、薬やっても、交通ルールやぶっても、なんも言わないでいいし、言えないわ。

これがかっこいい男だと思いますが、
違いますでしょうか。

話の筋も、脚本も、展開も
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男はつらいよ 寅次郎相合い傘(1975年製作の映画)

4.3

この回なんでこんなにいいんだぃ!!

ますます磨きのかかった一作。

みんなのパーツがバチバチにはまってます。

なんだかとらさんとしっかり会話ができた気分になった。

やるせない、もどかしい、
どう
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大曽根家の朝(1946年製作の映画)

3.8

表面上強いけど、弱い男
弱いかと思ったら強い母

1946年2月公開ということは、
1945年からはじまったということ…?
戦後一発目の作品で、検閲明け。
だけど今度は米軍からの監視の目もあったという
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今日もまたかくてありなん(1959年製作の映画)

3.6

新旧、抱えてる問題比較とかかなと思って見ていたら、

ラストが。。。


終戦後約15年、みんな過去と決別して未来ばかりを追い求めていた時代。

国からの被害者である一個人が、
少しでも幸せになるため
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善魔(1951年製作の映画)

2.8

善いことは必ずしもいいこととは限らない。と。

みかちゃんのこと本気で想っているのはお父さんだけなような…

可愛いから好きになられたのかな、というような…

なんかちょっと、全体的に気持ち悪かったよ
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破戒(1948年製作の映画)

3.8

社会(という名の人間)による公然のイジメ。

でも、大抵の人は親の考えを踏襲してしまう。

教員室の割合はそのまま社会の割合だと思う。
ベラベラ言いふらす嫌な人、興味あるから否定しない人(多数)、しっ
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(1948年製作の映画)

3.8

全然正しくないタダシ。

イライラしすぎてしまった。
それだけ引き込まれたし、細部まで最悪だった。

よかったよ、よく頑張った。
けど、あんなにまっすぐな人が悪いタダシに惚れ続けるだろうか…
水戸光子
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結婚(1947年製作の映画)

2.9

途中音声が聞き取れなくてつらかった。

お見合い結婚が主流だったときは
若者の胸を打っただろうな〜
お父さんも大事で真実味あるもんな〜

田中絹代の最後の走りは
家族との別れを忘れたくて

早く彼氏
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歓呼の町(1944年製作の映画)

4.0

すき!かなり!

国策映画として作ることを強いられて
かつ悲しいストーリーなのに、
それでも見終わったあとのこの心のじんわ〜り、あったか〜い、心がぬるいお風呂に入った感じはなんだ!?

大変なことが起
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学生ロマンス 若き日(1929年製作の映画)

3.3

“R”はこの先もずっと、
もてないだろうなー。

かわいい子をシャンって言ったという。
彼女はやっぱり洋装より和装が似合う。

若き日のりゅうちしゅうがイメージとちょっと違った…

人がこけただけで、
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ワーキング・ガール(1988年製作の映画)

3.9

バブル版プラダを着た悪魔?
マイインターン?

投資銀行の下っ端で悲しい気持ちが分かるよーーーこんな展開絶対ないけどとりあえず応援ー。

こんなパワープレイ級の女性たちがいたから、いまがあるんだなぁと
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淑女は何を忘れたか(1937年製作の映画)

3.6

ふわっと見てしまった
ふわっとした映画。

いっぱつのビンタがぴりりと痺れたのでしょう。

ばか、かば🦛のやりとり。

コートの丈のぴたっとはまった
足首のキレイさよ!

二人で歩いた幾春秋(1962年製作の映画)

4.1

“永遠の人”の、そうなったかもしれない二人見た気持ちになって勝手に大感動してしまった…

ビールならまだしも(?)
お茶飲むのまで我慢するって、、、

自分もこの物語の続きに立っているし
身につまされ
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東京の合唱(コーラス)(1931年製作の映画)

3.5

でこちゃんにきゅんきゅんした。

今から100年近くも前の映画を手軽に見れるなんてー幸せすぎます。

画面にくぎづけ。

八雲恵美子さんの手の動きが細部まで美しかった。

明日から細かいことは気にせず
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永遠の人(1961年製作の映画)

4.4

お、おおっ
と終わったこの映画。
こういう終わり方好きです。

女は強い(もはや強情?)ということを
女に気づかせたいという思いが伝わってくる作品だった。

ダイナミックな物語がダイナミックな自然によ
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誘惑(1957年製作の映画)

2.7

芦川いづみを見たくて鑑賞!

おじさん、ほんとにそれはダメだよ…
それでokみたいな芦川いづみも、ダメだよ。

なにより登場人物のこころの声、小声でぶつぶつ言ってるのが🥲

爽やかに終わった感じになっ
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三百六十五夜(総集篇)(1948年製作の映画)

2.9

ぼんぼんがうだつが上がらなすぎて、ストーリーにあまり入り込めなかった…

みんな自分のせいで自滅していく。

山根寿子より高峰秀子の方が全然魅力的。
中身も、外見も。

高峰秀子が出ているときだけ、楽
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君の名は 第三部(1954年製作の映画)

3.6

3作目でもまだなお、アトミヤさんの2枚目具合に笑ってしまう。

全員自己中で、オーバーリアクションに見えるけど、
ほんとに人の心の中を忠実に描いているようにも思えました。

みんないい人ばかり…?いや
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君の名は 第二部(1953年製作の映画)

3.3

北海道編
ひたすらにモテる春樹さん。

ちょっと中弛み、
1日で3部は見れないコッテリ具合。

旦那さんがどんどん嫌な感じに出来上がってきた。

まぁ、でもゆみ死んでるし…
普通だったらこの辺でもう、
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君の名は 第一部(1953年製作の映画)

3.9

銭湯から女性がいなくなったとの噂の…

君の名は、まちこ。

やはりストーリーは今見てもめっちゃおもしろいよ。

ライン交換しよー
番号教えて!
インスタやってる?

ではなく「半年後にこの場所で。」
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遠い雲(1955年製作の映画)

4.2

うーーーわーーー

ってさいご画面を前にして言ってしまったね。

高峰秀子をこれ以上いじめないでーー

って途中からすごいお願いしてたのに。

今も昔も、噂、世間の目、人の恋愛。

平穏な毎日を娘と過
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風前の灯(1957年製作の映画)

3.5

最初のシーン、
というか全体的に泥棒さんたちの滑舌が悪くて何言ってるのか聞き取るのが難しかった。

お金お金お金
みーんなお金が必要だったのでしょう。

仕方ない。

灯台守の歌が途中で出てきて、
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カルメン純情す(1952年製作の映画)

3.9

カルメンが一途でかわいい。
まじ好きになるし、応援。

だけどそれ以上に、大いに政治的だと思う。

当時の芸術家のイメージがよくわかった。カルダー的な謎の彫刻を作る人…

時代が流れていろいろなことが
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野菊の如き君なりき(1955年製作の映画)

3.9

急に木下映画が見たくなった。

楕円のくりぬき!!!私は好きですよ。

たみちゃんの振り向きざまの涙に震える。
木下監督の「悲」の方の作品。

あの小さな楕円の中に
構図が決まってて、あぁかっこいい。
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学校(1993年製作の映画)

4.0

田中邦衛は本当に恐れ入りますという演技だし、今、見るととても心にくる。

からの西田敏行はこういう役者さんにずっといつづけてもらいたいなと思う。

そして個人的にゆうき奈江については初めて知ったけどま
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男はつらいよ 寅次郎子守唄(1974年製作の映画)

4.1

しっとりよかったー。

やっぱり告白の仕方って結果への影響は大きいと思った。

久しぶりに寅さんに帰ってみたけど、やっぱり渥美清は本当に素晴らしい。

まだ見てない寅さんがたくさんあることが嬉しい。

あにいもうと(1953年製作の映画)

3.2

ほっこり系を予想して見たら裏切られた!

お父さんの声のボリュームがデカすぎる!!テレビがビリビリ言ってた笑

川を超えたら東京。
そんなに遠くないけど、やっぱり遠いのね。

家族の顔を見たくなったら
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陸軍(1944年製作の映画)

3.7

この時代に当たり前だと思われていたこと、今になると明らかにオカシイと分かること。

今の時代に当たり前だと思われていること、これから先のどこかで明らかにオカシイと思われること。

りゅうちしゅうも田中
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乱れる(1964年製作の映画)

4.4

成瀬高峰ペアの映画は文句なしですきです。

ハッピーエンドに進む道がどこで崩れるのかと思いヒヤヒヤしながら見た。

普通なら煮え切らないなーと思うところが、やっぱり高峰秀子の演技だと感情移入しちゃうー
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