夢オタクさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

夢オタク

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アメリ(2001年製作の映画)

4.0

笑えてニヤッとしてキュンとする。相手にはあえて分からないように、そっと幸せを届けてる彼女の粋なサプライズ方法に嬉しさがこぼれる。優しさがゆえの地味な嫌がらせがお茶目。映像も風景もファッションも色合いも>>続きを読む

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

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これは紛れもない戦争で、さっきまで共に笑い語り合った友、今まで共に過ごしてきた家族の命も一瞬でなくなってしまう。残された人は、その無念ささえ胸に前へ進んでいかなければならない。戦いの終わったあのシーン>>続きを読む

愛唄 ―約束のナクヒト―(2019年製作の映画)

3.2

学校に行けない彼女のために制服を着て潜入するところはとても青春だったが、見てる側からするとそんなに走っても大丈夫?というハラハラする気持ちだった。平手打ちまでしといて最後外出を許す彼女の親の気持ちがな>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

3.9

愛してるのは事実。それでも疑いが芽生えてしまうとその愛でさえ揺らいでしまう。そして現実を知った時に、疑った自分への怒りや後悔、相手の自分への優しさに猛烈に心が痛む。それが取り返しのつかない状況ならなお>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.3

タイムトラベルをして何回でもやり直せるはずだった。やり直して必死に自分の欲しい運命を手に入れたけど、それでも永遠の別れを選択しなければならない時がきてしまった。だけど、毎日を大切に過ごしたら、喜びを抱>>続きを読む

ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

3.9

怒りっぽくて理由もなく相手に毒を撒き散らすようなおじいさん。そんな彼もかつては勇敢で愛する人がいた。ぶっきらぼうながらも猫は愛でるし、少年の面倒をみて、夜の女の生活も工面し、愛する妻への習慣を欠かさな>>続きを読む

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.7

戦争。敵も味方も、国や家族や仲間を守りたいという気持ちから存在するものなのかもしれない。殺らなきゃ殺られる。そこに一瞬の気持ちの揺らぎがあると命を落とす。そんな世界。あの音、あの瞬間、記憶から消えない>>続きを読む

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.9

たくさんの波乱があったミスコンまでの道のり。それでも最後は家族一丸となるのに胸が熱くなる。過激めなおじいちゃんが作った振りはやっぱり少しハレンチで、そうだと分からない女の子のために大の大人がステージで>>続きを読む

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.7

結局女の子は憧れの人を目の前にすると彼氏とかどうとか関係なく誘惑に負けるし、問題があれば都合よく彼の元へ戻ろうとするの。価値観の違いに気づいてからのあのスピード感が好き。彼の少し猫背気味に歩く姿が好き>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.0

いつの時代にいても過去に憧れを抱くのは変わらない。未来からみた過去の偉人も、同時代を生き目の前にいる人からすればただの人なのだ。“懐古主義は苦悩への拒絶”。だからこそ今を一緒に楽しめる人がいたらそれだ>>続きを読む

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.7

人と接することへの緊張や踏み出す勇気、そして恐れなど、そんなことをもろともせず自然と主人公を友達として受け入れる兄弟。そこに自分の居場所を見つけ、毎日が輝き出した。誰にだって闇はある。そこから抜け出す>>続きを読む

愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

3.8

当たり前に学校に送り出して、当たり前のように帰ってくるはずなのに、ある日突然娘を失った。何をしていても思い出す。それが日常だったから。楽しかった記憶でさえ、戻ってこないから悲しくなる。残された人はその>>続きを読む

クリスマス・ナイト 恋に落ちた騎士(2019年製作の映画)

3.5

現世に現れた中世のイケメン騎士が何も分からずに現代の”魔法”に触れていく姿が少し滑稽でみていて愛しい気持ちになる。そういう表情がヴァネッサからみてとれるから微笑ましい。人を助け悪党を倒すという正義と根>>続きを読む

スイッチング・プリンセス もう一度スイッチ!(2020年製作の映画)

3.5

最終的に全て円満にいくところがおとぎ話っぽくていい。一人三役を演じきる彼女が素敵。

スイッチング・プリンセス(2018年製作の映画)

3.6

入れ替わってみればそれぞれが本気で楽しく過ごして心を動かされることが起きる。意外にも上手く本領を発揮できているような。よくある夢物語がこんなにも輝くのはヴァネッサ・ハジェンズの清々しいまでの笑顔とチャ>>続きを読む

ロマンティックじゃない?(2019年製作の映画)

3.5

ラブコメの世界をみているとあまりにわざとらしさが鼻について、普段そんなストーリーに心躍ってたのかと自分でも少し驚いた。彼女がその世界で自分にも周りにも吹っ切れて現実に戻った時に殻を破れた感じがよかった>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.7

誰しもが一度はある、親友といるのが恥ずかしくなってイケてるグループに属そうとする時。自分らしくいることになんとなく引け目を感じる。何でも嫌味たらしく反応する母親とはけんかの毎日。自分の名前も嫌いだった>>続きを読む

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

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これは紛れもない戦争で、さっきまで共に笑い語り合った友、今まで共に過ごしてきた家族の命も一瞬でなくなってしまう。残された人は、その無念ささえ胸に前へ進んでいかなければならない。戦いの終わったあのシーン>>続きを読む

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

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シリウスがあっという間にやられてしまって、そこが1番悲しい。規則で縛ればいいと思っているあのおばさんのような人が教壇に立つのは生徒があまりに気の毒。そんな理不尽なおばさんをもろともせずみんなで特訓する>>続きを読む

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

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ハリーが妙な正義感を働かせたのは何度見ても腹が立つけど、なくなるべきでない命が助かったのは本当によかった。ルーピン先生とシリウスが大好き。ハーマイオニーはいつでも心強い。

ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

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恐怖を目の前にしても決して屈しない強さがハリーにはある。そして困難を解決するにあたってのひらめき。ハーマイオニーの賢さには完敗。

ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

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恐怖に臆せず自ら戦いにいける勇気を見習いたい。それぞれが自分の強みがあって、3人一緒じゃなかったらきりぬけられなかった。ハーマイオニーの頼もしさと急に見せるロンのかっこよさ。最後の表彰の場面はいつ見て>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.3

場を和ませてくれる父。弟のことを支える姉。何があっても諦めない母。主人公のオギーが見た目のことで悲観的になっても根はいたって明るいのはこの家族がいたからなんだと思った。各キャラクターの視点で描かれると>>続きを読む

17歳のエンディングノート(2012年製作の映画)

3.7

自分のいなくなった世界を想像してみた。自分がいなくてもみんなは生き続けていく。みんなの幸せを願う反面、そんな世界に少し寂しさを感じる。娘が死ぬことをどうしても受け入れたくない両親だけど、最後は闘い続け>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.9

殴ってくるような怖い兄の部屋に忍び込んで、兄の服や持ち物を見た形跡が残らないようこっそり試したりするのをあー自分もやってたなーと思いながら。憧れのグループを見つけ恐る恐る仲間にはいり、最初は初めてのこ>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.3

ひとりで生きることに慣れた凄腕の殺し屋レオン。そこにマチルダが現れ一緒に生活することになる。自分の命をかけて守るべき存在ができたことによってはじめて自分の死に対する意識が芽生えた。そして彼女に対する愛>>続きを読む

クルーレス(1995年製作の映画)

3.9

こういうアメリカの高校生活を舞台にした映画は大抵が人気者が意地悪でそれに立ち向かう主人公的なストーリーが多くて、この作品もきっとそんな感じなんだろうと勝手に想像していたけど全くの逆だった。優しくて自分>>続きを読む

ラストベガス(2013年製作の映画)

3.9

60年もの間、変わらぬ友情。それぞれの葛藤や老いという事実。でも4人が集まれば少年のままでいれる。そんな関係が憧れ。名優が集まる笑って泣けて心温まる作品。

君に届け(2010年製作の映画)

3.8

ピュアで真っ直ぐで他人想い。そんな爽子のよさをちゃんと分かってくれる友達、そんな爽子だから好きになった風早。三浦春馬が風早くんにぴったりでどの動作や表情をとってもカッコよく、胸をくすぐる笑顔。

ザ・サークル(2017年製作の映画)

3.0

情報の開示が正しいとされる世の中にそれがよしと狂ったように信じる者たち。こんな世界は嫌だ。

ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)

4.0

振られて「もう自分が誰なのかも分からない」と言うセリフが印象的だった。男にしがみつかなくてもいい、もっと自由に、誰に振り回されるでもなく自分が自分らしくいれるようにいたらいいんだよってことを教えてくれ>>続きを読む

ロング,ロングバケーション(2017年製作の映画)

3.7

忘れられるのはあまりにも悲しくて、でも諦めたくないし離れたくない。ふとした瞬間にかつての夫へと戻ることに猛烈な幸せと嬉しさを感じる。長い長い時間を添い遂げて、最愛の人と過ごした最期と計画的な覚悟。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.2

青々しい夏の香りと共に感じたあの繊細な感情。戸惑いと抑えられない気持ち、それが確かなものへと変化する様子。物語の最後、彼は何を想いながら涙を流したのか。どんな想いが入り混じったのか。自然と愛と美しさが>>続きを読む

ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

3.5

自身の快楽を求める行為が、次第に感覚を鈍らす。邪魔だと思う人を排除しようとする意識が高まる。そしてそれが一時的な幻想であり自分を見失わせるものであると現実へと戻っていく。