王道ヒーローもの。スーパーマンが力持ちなのって太陽パワーだったのね・・・
タイトル通り、殺人鬼の犯行現場に遭遇してしまった女性の物語。
シチュエーションはお約束が続くが、それが後の展開の伏線になっていたりして、なかなかに飽きさせない。
ろう者や女性に対するステレオタイプなイ>>続きを読む
最初の部分について、回想形式じゃなくて純粋なPOVで見せて欲しかったなーと思ったりしたが、後半で一気に認識が変わる。この手の作品としては一捻りしたアイデアがあり、なかなか面白く見ることができた。
ま>>続きを読む
ひとつの映画としてかなり出来の良い作品だと思う。3部構造で、1つの部が終わる度に真実が明らかになっていく。
物語の描写は子供たちに寄り添ったもので好ましいと思う。子供たちは悩み苦しみながらも1歩ずつ>>続きを読む
石坂浩二以降の金田一耕助を見慣れた身だと、中尾彬の洋装の金田一は新鮮だな。どこか影のある厭世的な雰囲気は、結構金田一のイメージに近いかもしれない。
高沢順子演じる白痴で妖艶な鈴子はいい感じですね。
見るのになかなか体力のいる作品。しかしそれだけの価値がある。クラシック音楽には明るくないので、実際の指揮者との比較はできないが、それでも全体を通してケイト・ブランシェットの演技の迫力は凄い。
劇中で>>続きを読む
1973年のチェコ、群衆にトラックを突っ込ませ多くの人間を殺害した女性、オルガ・ヘプナロヴァーの伝記映画。
まずオルガについてはもちろん肯定できないし、作品内でも彼女を正当化するように扱ってはいない>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
シリーズ3作目、「ロケット」が「ロケット・ラクーン」になる物語。
まず序盤から前2作とは違う雰囲気に驚く。これまでは軽いノリで暴れていたらいつの間にか宇宙の危機に直面・・・という感じだったのが、今作>>続きを読む
地獄の家と呼ばれる幽霊屋敷の調査に訪れた物理学者夫妻、霊感少女、霊媒師。20年前に同じようにこの家を調査したチームは、1人を除いて全滅してしまったという前振りが禍々しい。定番のポルターガイストや心霊憑>>続きを読む
ビデオスルーのB級ホラー映画だけどなかなか面白かった。
田舎に引っ越した家族の下に帰ってきたヒロイン。その町ではかつてスクールバスと電車の衝突事故で多くの子供たちが亡くなったという痛ましい事故があっ>>続きを読む
前作以上に話のスケールも展開の過激さも会話のくだらなさも大きくなったシリーズ2作目。クイルを巡る親子の物語でもある。
劇中曲は前作同様70年代のヒットソングが中心だが、よりストーリーに沿った選曲に。>>続きを読む
冒頭、クイルが『Come and Get Your Love』を聴きながらノリノリで進んでいくシーンで、もう最高ってなりますね。背景も志も違える5人が成り行きでチームとなり惑星を救うために大立ち回りす>>続きを読む
家族と別れ、愛するパートナーを失い、神をも見限った主人公のチャーリーが人生の最期に救いを求める物語。
喪失感を埋める為に過食を繰り返し、極度の肥満症になった彼はそのせいで僅かな命となる。本来ならば生>>続きを読む
ヴェネツィア国際映画祭の銀獅子賞らしいです。ヨーロッパの映画祭は変な映画が賞をとりますね。謎の『触手」に惹かれていく男女の物語。
劇中の『触手』は苦悩から逃れるための一時期の快楽、つまりはドラッグや>>続きを読む
冒頭10分は少女が延々と同じ日常を繰り返す様子が描かれ、少々退屈に思えてしまいますがそれぞれの描写はちゃんと後半の展開に活きてきます。やがて彼女に語りかける声が聞こえ、少女が実は幽霊で声は彼女を成仏さ>>続きを読む
1シーンごとの画面作りや音楽表現などはアート映画的であり、所謂アイドル映画としてイメージするものとは一線を画す出来だと思う。東京女子流の演技の拙さや演劇的な台詞回しが気になる部分ではあるが、女子高とい>>続きを読む
VFXに頼らないアナログな特撮がいいな。毒っけはあまりないし少々退屈な部分もあるっちゃあるんだけど、時にバカバカしく時に悲惨であるが、めでたしめでたしなラストは嫌いではないです。ちょい役で関根勤が出演>>続きを読む
「違法逮捕では?」「うるせえ、俺が法律だ」な木曜洋画劇場のウソ字幕が頭をよぎる。内容的にはあまり間違っていない。いつもの怒りに燃えるスタローン大暴れな映画ではあるが、工場での死闘や一歩間違えば死ぬんじ>>続きを読む
あのダリオ・アルジェント監督の新作なので強烈なジャッロ映画になるのかと思いきや、見てみたらいい意味で裏切られた一品。監督はトンチキ血しぶき映画を撮っていればいいんだよ、と思っていた以前の自分に猛省を促>>続きを読む
※一部を除きキノコの生食は危険です。
マタンゴ以上に登場人物たちの争う様子がヒリヒリする。真面目な好青年役の印象が強かった佐原健二が、粗暴な船員役を演じていて新鮮。
劇中のキノコは食紅で着色した蒸し>>続きを読む
THE FOOLSを知ったのはじゃがたらからの繋がりだったと思う。『Weed War』の再発が話題になってて気になっていたのですが、実際に聴いたアルバムはそれは素晴らしいものだった。
それ以降のアル>>続きを読む
記憶を無くして新しい生活で上書きしようとしても、結局自身の奥底にある部分ってのは捨てきれないものなんですね。それはちょっと悲しいことだと自分は思ったりします。
監督が主演俳優のアリス・セルヴェタリス>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
あのグリッドマンが映画化か・・・。リアルタイム世代としては感慨深い。
TV本編の『SSSS.GRIDMAN』は楽しめた半面、ラストはちょっと不満ではあった。グリッドマン自体は元々は無力なエネルギー体>>続きを読む
デヴィッド・ボウイの最新ドキュメンタリー映画。名曲の数々に乗せてライブ映像、インタビュー映像に既存の様々な映画がコラージュされる。正直言えば、オーソドックスなドキュメンタリーを見たかったなというところ>>続きを読む
北海道の田舎町にやってきた殺し屋の青年とその世話をする医者、そして2人のもとにやってくるコンパニオンの女。3人の奇妙な共同生活とその破滅を描いた映画。
冒頭のシーンのひとつひとつが印象的で物語の中に>>続きを読む
相変わらずアクションがいいですね。食らったら一発KOしそうな伊澤彩織の重そうなパンチが毎度凄い。髙石あかりの姉御肌を吹かせつつ、賭け事で全部擦っちゃうポンコツさも可愛らしい。
新キャラの殺し屋兄弟は>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
意外と手堅い感じできたな、という印象。先行する『シン・ウルトラマン』が個人的には「それやっちゃうんだ」と少々興覚めしてしまう部分が多かったため、「ちゃんとそこやるんだ」な今作は安心して見れた部分もある>>続きを読む
『ファーゴ』みたいなブラックコメディかと思ったら、意外と素直に笑える作品だった。気の置けない友人たちとバカ話してボウリングに勤しみ、甘ったるいカクテルにドラッグを好む。デュードのキャラクターが人気なの>>続きを読む
最近も様々な地獄絵図を描いた映画があったが、今作はその中でもとりわけ悲惨で笑える地獄。溢れ出すゲロ地獄なので食事前の鑑賞は止めた方がいい。
主要な登場人物に降りかかる不幸は、決して理不尽なものではな>>続きを読む
家族を愛すること、周囲の人々に優しくすること、一見平凡な人生もそれはそれで戦いの日々であること……という普遍的なテーマをものっっっすごくヘンテコなSFアクションで伝えてくれる作品。『スイス・アーミー・>>続きを読む
強烈なカーアクション映画と思ったらそう言えるのは前半部のみで、後半はロードムービー的な雰囲気。いい意味で意外。
主人公はあくまで猛スピードで車を走らせてるだけで、自分から他車を煽ったり喧嘩を吹っ掛け>>続きを読む
原作未読。序盤から展開が駆け足で総集編を見ているような感じ。話は王道で普通に面白いが目新しさはないかも。
ただしライブシーンと劇中音楽がそんな惜しい部分を補って余りある程の素晴らしさ。特にラストライ>>続きを読む