ゆきゆきさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ゆきゆき

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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.8

相変わらず迫力の映像表現は満足。でも内容は実質SWじゃね?と思ったり。征服者カーンはサノスに比べて圧倒的に小物臭が凄いんだけど、こいつ(ら)がこれからのMCUのメインヴィランなんだよな・・・。

女はコワイです/恋する男(1962年製作の映画)

3.6

『ピエール・エテックス レトロスペクティブ』で鑑賞。

親に結婚をせっつかされた三十路男。ナンパしようにも上手くいかず、あげくに人気歌手に恋をする。ダメだこいつ。
主人公のぼんくらっぷりが半端なさすぎ
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破局(1961年製作の映画)

4.0

『ピエール・エテックス レトロスペクティブ』で鑑賞。

サヴェージ・ウーマン 美しき制裁(2019年製作の映画)

3.5

パッケージから想起されるようなアクションものではない。シングルマザーの哀しくシリアスな復讐譚。
主人公の行動原理は、家族を守るという一心。ご都合主義な展開もあるが、その部分はブレずに描かれていたので、
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ビヨンド 4K レストア版(1981年製作の映画)

4.0

ルチオ・フルチ監督の中では一番好きな映画。ゴシックホラー的な雰囲気が好きなのかな。
でもフルチ監督なのでゴアシーンは汚いし、ゾンビも出てくる。この辺が世界観と微妙にミスマッチしてて、気になるっちゃ気に
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ヨーヨー(1965年製作の映画)

4.0

『ピエール・エテックス レトロスペクティブ』で鑑賞。

単純にコメディ映画として秀逸ですね。効果音や動きで笑わせるバカバカしさ。くだらないけれどしっかり計算されたものであるだろうし、この辺り本当に頭が
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大恋愛(1969年製作の映画)

3.8

『ピエール・エテックス レトロスペクティブ』で鑑賞。恋多き男の遅すぎた大恋愛。

妄想と回想と現実が地続きになる白昼夢的な演出が面白い。ベッドのまま彼女とドライブって素敵なのか?結局他のベッドの渋滞に
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幸福な結婚記念日(1962年製作の映画)

3.8

『ピエール・エテックス レトロスペクティブ』で鑑賞。

地獄の門 4K レストア版(1980年製作の映画)

3.4

地獄の門が開き死者が甦る。そんだけ。
ウジ虫まみれになりながらゲロ吐いたり、血の涙を流しながら内臓吐いたり、フルチ監督の映画に出る女優さんって毎回しんどいなって思う・・・。

マッドゴッド(2021年製作の映画)

3.5

稀代の天才クリエーターが作り上げた『地獄絵図』。

アナログならではの気持ち悪さが随所に。ストップモーションアニメで手術シーンが思いの外グロい。

話は難解で、まともな生物がいない狂った世界ということ
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.0

友情だと思っていたものが突然終わりを迎え、拗れた人間関係という地獄が展開される映画。

腐れ縁で長年つるんできたけど、正直こいつとは全然合わないんだよな・・・というのは自分にも経験があります。自分は幸
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あのこと(2021年製作の映画)

3.8

これは多くの人が見て見ぬふりをしてきたことを直視させられる映画だと思った。

中絶についてはいろいろ意見があるだろうけど、当事者というのはこういうものだと。
際どい描写は映像上では隠されてるが、一瞬だ
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気狂いピエロの決闘(2010年製作の映画)

4.2

またこれはヘンテコな映画を見た。話がドンドンと明後日の方向に転がり、どこへ連れて行かれるか分からない。こういうの好きです。

スペイン内戦中、反乱軍に追いつめられた政府軍が、サーカス団員を強制徴収する
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クリッター(1986年製作の映画)

3.4

人は死ぬけどグロ描写はないし、ティーン向けなんでしょうね。
クリッターは普通に可愛いし、ポンコツなハンター2人組も良し。
お手軽80年代SFホラーとして、サクッと見る分にはいいんではないでしょうか。

赤い影(1973年製作の映画)

3.8

ヒッチコックの『鳥』や『レベッカ』の原作で知られる、ダフネ・デュ・モーリアの『いま見てはいけない』の映画化。原作小説は昔読んだことがあったけど、幻想的かつ恐ろしい結末の話だった。今作では小説の流れには>>続きを読む

未来惑星ザルドス(1974年製作の映画)

3.2

70年代の大味な未来世界観と半裸のショーン・コネリーの野暮ったさに、割と退屈みを感じてしまったのだけど、どうも嫌いにはなれない。ガラスや鏡を用いたサイケデリックで幻想的な映像美と、ヒロイン役のシャーロ>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

原作未履修からの「ファースト・スラムダンク」、むちゃくちゃ面白かったです。

試合シーンでのスピード感、思わず息を止めてしまったラスト。バスケのルールなんて基本的なことくらいしか知らないけど、ずっと惹
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ミシシッピー・バーニング(1988年製作の映画)

4.2

キービジュアルの燃え盛る十字架、見れば見る程悍ましいですね。

黒人に対する差別を差別と思わない劇中の人々の言動には不快さしか感じない。しかし現実はこれ以上に酷かっただろうし、大っぴらではなくなったけ
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恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

3.7

ウォン・カーウァイ監督作品は初視聴。

話の内容は暴力的で普通に怖かったりするんだけど、なぜかそうは思わせない素敵な映像に仕上がっています。そうだよね、恋する女の子だから好きな男の人の部屋に合鍵で侵入
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レッド・ウォーター/サメ地獄(2003年製作の映画)

3.4

B級サメ映画だが、B級なりにきっちり作っているので好感が持てる作品(元々はテレビ映画)。メインキャストに昨年亡くなったラッパーのクーリオが出ていますね。

河川にサメという一見突拍子もないような内容だ
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テラー トレイン(2008年製作の映画)

3.4

1980年の『テラー・トレイン』のリメイクという触れ込みだが、内容は全くの別物。英語版Wikipediaによると、元々『テラー・トレイン』のリメイクとして企画が始まったものの、最終的に列車が舞台という>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

物語は主人公のケイコがすでにプロボクサーになり、初試合で勝利を収めたところから始まる。つまり、ろう者の女性ボクサーのサクセスストーリーなどではないのですね。

2020年とわざわざテロップがつけられて
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(2001年製作の映画)

3.0

密室サスペンスにどんでん返し系かと思ったけど、中盤で主人公の背景を明かしてしまってるので、そこからは求心力を失ってしまった感じ。決して悪くはないけど、『ワイルドシングス』みたいなものを期待すると肩透か>>続きを読む

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.0

ドルビーシネマ・HFR・3Dで鑑賞。

やはり映像美が物凄い。森の中ではむせ返るような草の匂いが、海の中では水の冷たさが伝わってくるような迫力と鮮やかさ。特に水の表現が本当に良かったな。さらにHFRな
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悪魔の沼(1976年製作の映画)

3.2

『悪魔のいけにえ』に比べて、物語のテンションは全体的にトーンダウンしちゃったな、とも思う。大柄のキチ○イ男がチェーンソーを持って追いかけてくるの見ちゃったら、貧弱そうな白痴おっさんとワニ(思いっきり作>>続きを読む

エディ&ザ・クルーザーズ(1983年製作の映画)

3.6

劇中で演奏される楽曲がとにかくカッコイイ。「On The Dark Side」は何回でも聴けてしまいます。逆に言うと、楽曲のクオリティがこの映画の魅力の殆ど、といえてしまうのかも。話自体は構成がちょっ>>続きを読む

(2022年製作の映画)

3.5

中年男性に冷めた目線を送りながらも、結局相手にとって都合の良い女になってしまうさわ子。こういう関係って何かと女性側に責任を求めがちよね。金子大地はイケメンクソ野郎な役がほんと似合う。

ゴーストマスター(2018年製作の映画)

2.5

過去のホラー映画のオマージュだけで終わってしまった感じ。
愛だけじゃ映画は撮れないのよね。

この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.2

本当に邪悪な「この子」とはこういうことか、とラストで納得。
お手軽に楽しめるB級サスペンス・ホラーでした。