本当に邪悪な「この子」とはこういうことか、とラストで納得。
お手軽に楽しめるB級サスペンス・ホラーでした。
清浦の秘密って、普通に公式のあらすじで書かれちゃってるのね。何も読まずに見てたから最後は「そういうことか」ってなった。改めて見るとノートPCのステッカーとか、要所要所に示唆する部分はありましたね。>>続きを読む
3時間の大ボリュームだけどダレる瞬間が一切なし。序盤のラーマとビームの2人が少年を救出して、橋の下でお互い名乗り合うシーン。もうこれだけでこの映画は絶対面白いとわかってしまう。
それぞれの相反する使>>続きを読む
主人公が幽霊にレイプされるという一見下卑たストーリーだが、話自体はシリアスで真面目。ここで描かれるの理不尽な性暴力に蹂躙された上に、周囲の理解が得られずに孤立していく女性という、普遍的なテーマである。>>続きを読む
4~6を黒歴史化して、20年後のマイケルの復活を描いたハロウィン7作目。
マイケルがここにきて復活した理由がいい加減だったり、映画の半分までは大きな盛り上がりもなくダラダラ続くといった部分もあるけど>>続きを読む
脚本スティーヴン・キング、監督ジョージ・A・ロメロ、特殊メイクにトム・サヴィーニと、ホラー界を代表する3人がタッグを組んだオムニバスホラー映画。
1話目は『父の日』はゾンビもの。毒親の親父が死んだあ>>続きを読む
この乳房に鉤爪ぶっ刺しのビデオパッケージを、幼少期にレンタル店で見てトラウマになったんだよな。こういうのを好んで見るようになったのだから、人の趣向ってのは分からんもんだ。
内容は南米アマゾンに、人食>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ものすごく身勝手な物語ではあると思う。無知故とはいえ、鈴芽は大騒動を引き起こすきっかけを作るし、旅先で出会う人々は都合がいい程に彼女に優しい。旅館とかスナックの人間は、訳ありそうな旅人には必要以上に警>>続きを読む
SとMは表裏一体なのがしっかり描かれてたのが良し。その辺勘違いされやすいので。
これモキュメンタリーにする意味あるの?って思ったけど、ちゃんと見る見られるの関係の構図が要所要所であって、なるほどな、と>>続きを読む
ストーリーの好みは前作だが、登場キャラの関係性にフォーカスした今作も良し。轟と小田島を絡ませようと思った人、いいよいいよー。
大まかなストーリーはオリジナルと同一だが、かなり印象が異なる再編集版。まずロッキーがドラゴに挑戦する理由が、復讐だとか国の威信だとかではなく、アポロを救えなかったことへの悔恨ということになっている。こ>>続きを読む
アドニス・クリードとヴィクター・ドラゴ因縁の対決。実はクリード周りの描き方がちょっとなあ、と思ったり。でも最後のイワン・ドラゴのあの選択が欠点を補って有り余る素晴らしさ。復讐の道具や代理戦争ではなく、>>続きを読む
見入ってしまった。これまでのシリーズとはテイストが違うが、紛れもなくロッキーの新作であり、1人の若手ボクサーの成長譚として最高の作品。ロッキーのオマージュシーンもあるが、ファンサービスみたいないい加減>>続きを読む
5をなかったことにして、本当の意味でロッキーの物語に決着をつけたファイナル。プロボクサーを引退しても、落ちぶれたわけではなく、レストランで悠々自適に生きるロッキーの姿は決して悪くない。それでも自身の中>>続きを読む
財産だけでなく、ボクシングまで失ってしまったロッキー。命がけの試合を経た4の続編がこれか・・・。
息子のロッキーJr.を放置し、目をかけていたトミー・ガンにも去られてしまい、癇癪を起こすロッキーの姿>>続きを読む
シリーズ4作目。宿敵かつ盟友のアポロの仇討ちの為にリングに上がるロッキー。
対戦相手のドラゴはソ連の選手で、当時の冷戦下の状況が色濃い。アポロの死も描かれるし、話自体はシリアスなはずなのだが、いかん>>続きを読む
シリーズ3作目。ロッキーの敗北と挫折からの復活の物語。
試合にも負け、ミッキーまでも失ったロッキーに「お前は野獣の眼光を失った」と叱咤し手を差し伸べるアポロ。かつての宿敵とのタッグは熱い。
かつての>>続きを読む
同時期に日本公開された『ローレル・キャニオン夢のウェストコースト・ロック』と同じ年代・場所を扱ったドキュメンタリー作品だが、こちらはミュージシャンの現在のインタビューが中心となっているのが大きな違い。>>続きを読む
まず冒頭の1作目のダイジェストだけで泣く。ロッキーがエイドリアンと叫ぶシーンはそれだけで胸が熱くなる。
そのラストから続く2作目。アポロに負けはしたが、チャンピオンに最後まで食らいついたロッキーは一>>続きを読む
大味なアクション映画らしく、ツッコミどころは多い。国家機密の暗号を一般誌に載せるなよとか、少年を殺すよりその才能を保護した方が有益じゃないかとか、襲ってくる殺し屋の詰めが甘くないかとか・・・。
しか>>続きを読む
60年代~70年代ウェスト・コーストロックの中心であった、ローレル・キャニオンに集ったミュージシャンにスポットを当てたドキュメンタリー。ザ・バーズに始まり、クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングやマ>>続きを読む
なんじゃこりゃなSFホラー。あきらかに『ET』や『エイリアン』を下敷きにしたであろうが、生理的な気持ち悪さはこっちが数段上をいっている。
エイリアンが女性の身体を媒体として人間として生まれ変わる描写>>続きを読む
白石晃士監督お得意のPOVホラーの最新版。チャラ男系最強霊能者の「ナナシ」とスーパーボランティア猟銃男の「江野祥平」の絵面だけで最高です。
白石監督の名作『カルト』でのNEOに相当するキャラクターの>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
なんとモンスター映画だったのか。予告編から得た印象をいい意味で裏切ってくれました。
ジョーダン・ピール監督作品が一貫して描き続けている白人至上主義への批判を、ここではハリウッドのエンタメ業界を舞台に>>続きを読む
モンティ・パイソンのメンバー、テリー・ギリアムの初単独監督作。村を追い出された上に、ひょんなことから怪獣退治に繰り出す羽目になった樽職人の物語。主演は同じくモンティ・パイソンメンバーのマイケル・ペイリ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
保育園から姿を消した少女・バニー・レーク。しかしバニーの母親のアン以外その少女を見ていない。アンの兄も「妹には空想の友達がいた」と語り・・・。誰が犯人なのか、それともバニーは存在しないのか。この展開面>>続きを読む
ほん呪における岩澤宏樹演出の最終作にして集大成とも言える巻。普段オリジナルビデオはレビューしないのだけど、一応劇場公開版でもあるので取り上げる。
収録投稿映像は『ロールシャッハ』『誰がいなくなった?>>続きを読む
ビーチ・ボーイズで数々の名曲を生み出した、ブライアン・ウィルソンのドキュメンタリー映画。通常なら監督のインタビューやレコーディング風景が主になるのだろうけど、ここではブライアンの友人で音楽ライターのジ>>続きを読む
出演者がむちゃくちゃ豪華。これほどの作品が30年以上もお蔵入りなってたとは勿体ない話ですね。
ザ・フーのパフォーマンスが白眉かな。タジ・マハールは初めて見たけど、豪快なロックロールが最高ですね。ジェス>>続きを読む
BLMに端を発した黒人差別構造批判をテーマにしたホラーとしては最も過激な作品であると思う。南北戦争時代の奴隷黒人女性と現代に生きる主人公の物語が交差する・・・と思いきや、そうきたか。このアイデア一発勝>>続きを読む
さすがのジェームズ・ワン監督ですね。きっちり面白い。
根幹のアイデアそのものは以前にもあるものだけど、見せ方に「そうきたか」と驚いた。実はミステリーとしても秀逸で、序盤から伏線が張られていてミスリー>>続きを読む
リンダ・ロンシュタットは70年代のアルバムを一通り聴いた程度であったので、このドキュメンタリー映画を見て想像以上に卓越した歌手であったと分かった。カントリー、ロックのみならずオペラ、ジャズ、自身のルー>>続きを読む
超絶悪趣味な映像でドラッグの危険性、ポルノの有害さ、家族のかけがえのなさを啓蒙してくれる映画。いらねえ。言うほどグロ描写は酷くなく、それよりエロ描写の方が多め。ポロリもあるよ。
興味深いのは主人公の>>続きを読む
4Kリマスター上映で鑑賞。鮮明度がかなり上がってる印象。白黒で撮った現代映画と謙遜ない。
内容は相変わらず素晴らしい。ほぼ密室劇なのに、一晩にして世界が崩壊していく様子がありありと感じられる。ひとり>>続きを読む