前回は全部スマホの小さな画面でながら見だったので再鑑賞。
子供がさ〜、…ちゃ〜んと気をつかってんだよね。最後のシーン、それがわかって切なかった。
離婚した後も2人の子供を協力して育てなくちゃいけないこ>>続きを読む
面白かった〜!ニューヨークを舞台にジャズが流れ、キラキラ感のない豪華キャストが人間関係で右往左往して、ウイットに富んだ会話を繰り広げる…とくるとウディ・アレンをどうしたって思い浮かべるけど、アレンが主>>続きを読む
ビデオ撮影やら不倫やら、扇情的なディテールを使いながらも静謐さをまとう。セクシーな不能男と嘘だらけの良妻が攻防の後に交わす優しい触れ合い、こういうのを“sexual heeling”って言うのかな、と>>続きを読む
良い作品に出会うと、なんで今まで観てなかったんだろう!って思うんだけど、今回がまさにそれ。あ〜、これは映画館で観たかった。
あの海、あの空、あの緑。幻想的で美しい世界を浴びるように体験したかったなぁ。>>続きを読む
追えば逃げる、逃げれば追う。
懐かしのCCB「空想KISS」が頭をよぎる、そんな色男チャウ(トニー・レオン)。たくさんの女と関わりながらも、きっと心の奥では誰よりも秘密の過去に囚われていて、誰よりも一>>続きを読む
自分なら絶対選ばない映画を観てみました。
まず、このジャケットからして眩しすぎる。読んだことのない少女マンガが原作だけど、ほんとにマンガから出てきたみたいにキラッキラな2人が主演。
2組の夫婦が交換し>>続きを読む
<再鑑賞のため再投稿、追記あり>
ジェーン・カンピオン監督の新作、楽しみにしていた。予告や紹介文を読んでもどんな作品かよくわからなかったが、物語が始まってもどのように展開していくのかがつかめない。た>>続きを読む
甘いけどちょっと焦げてる。だから少し苦い。
やけに近い距離で死ぬ程気障でクサいセリフを吐く彼に、ほら、やっぱりもう夢中になってる。彼がどうしようもなく甘ったれでからっぽなことにうんざりしながらも、私の>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
岡崎京子原作作品ならこれは良い、とおすすめを受けて鑑賞。ごめんなさい…残念ながら、私はダメでした。
クラブで知り合った子たちの話だから、まあそういうシーンもあっておかしくない。だけど映画の大部分が原>>続きを読む
モノクロの映像にジャズが流れる。舞台はニューヨーク。3人の男と同時に付き合うひとりの女。男たちと彼女の日常っぽい淡々としたエピソードのあいまに、登場人物たちが彼女について口々に語るインタビューが挟まれ>>続きを読む
やっぱりそこに落ち着く。うまいことやって、人生勝ち組みたいに見える奴にだって、誰にも言えないしんどさがあるって。だけど、それを自分でコントロールできるかできないか、にはやっぱり個人差があるよね。
たぶ>>続きを読む
昨夜の“RENT”の余韻が冷めないうちに。
なるほど、“RENT”はこんな土壌で作られたんだということがわかった。そして、“RENT”はミュージカルをそのまま映画にしたみたいな作品だったけど、こちらは>>続きを読む
せっかく Netflixに加入したので、“tick tick… boom!”を観ようと思い、その予習として鑑賞。
オープニングで鳥肌。“seasons of love”はやっぱり名曲だし、キャスト勢ぞ>>続きを読む
とっても今ドキなラブコメ。マッチングアプリにハマるヒロイン・ナタリーはライターで意識高い系。ジェンダー問題やらルッキズムやらレイプカルチャーやらには黙ってられないタイプで、ベジタリアン。相手役は、本当>>続きを読む
きっと、誰しも「人生でいちばん好きだったひと」っていると思う。そのひとと今、一緒にいたりいなかったりするだろう。普段の生活ではすっかり忘れていて、何かのきっかけでふいに思い出して、思い出の中を旅して、>>続きを読む
クリープハイプ大好きな北九州の女子高生4人組が、自転車で東京のライブ行こう!ってノリで決行しちゃうお話。けっこう早い段階で自転車捨てちゃうけど笑、女の子たちのやんちゃでわんぱくな様子がすごくほほえまし>>続きを読む
ここのところ、タイムラインでよく見かけて気になっていた、ケリー・ライカート監督。この作品が配信にあったので鑑賞してみた。
終始寒そう。そして静か。物語は淡々と、多くの余白を持って綴られる。広大な自然の>>続きを読む
風変わりなパトリック(エズラ・ミラー)が美しくて優しくて天使かと思う。その義理の妹サム(エマ・ワトソン)は可愛くて魅力的な小悪魔。メンタルに不安のある主人公チャーリーの前にあらわれた2人のおかげで、チ>>続きを読む
貧困と暴力、血で血を洗うようなギャングの抗争。次々と起こる衝撃的な出来事に震え上がりながらも、躍動感と疾走感あふれる演出に興奮が止まらない…これはすごい作品だった。容赦のない暴力をドキュメンタリックに>>続きを読む
ヒロインのグレタは、男女問わず好かれるタイプのグッドガール。キーラ・ナイトレイって、もちろん美人なんだけど、やせっぽちで、ちょっとしゃくれてるところが、普通の子感も出せて良いね。
グレタの才能を見出す>>続きを読む
ジェーン・カンピオン作品を振り返るの巻。当時原作も読んだし劇場で観たけど、「なんかエロかったな」ってことと、「たしか評判悪かったな」ってことしか覚えてなかった。最近はあんまり観てないサスペンス、それも>>続きを読む
令和のこの時代にはアウトな表現が多すぎて、物語をとらえるのに苦労した。浅野温子演じるさち乃は、そもそもどうしようもない親のもとを飛び出して、自身の持つ唯一の価値である性的魅力を頼りにサバイバルしてる。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
人は、自身の被害は語るが加害は語らない。そのほうがずっと苦しく辛いからだ。
上官の命令、軍の命令、戦争という異常事態。
多くの人は「あの時のことはしょうがない、誰もがどうかしていたのだから」と、記憶に>>続きを読む
再投稿。<午前十時の映画祭>鑑賞により。
何度も観ている大好きな作品だけど、映画館では初鑑賞。
主人公ヘンリーを演じるレイ・リオッタを大きなスクリーンで観られる幸せ…登場した時には「よっ、待ってまし>>続きを読む
夢のように美しく豪奢で格調高いホテルに滞在する、世界各国のセレブリティたち。彼らの人生が、つかのま交錯する。ゆったりと動く時間を感じながら、この香り高く豊かな映像世界に身を浸す。
美しい映像と華のある>>続きを読む
う〜ん、この映画は15歳のリュシーが優勝。
ウダウダぐずぐず言ってるオトナたちを尻目に、なんと聡明で快活なこと。おまけにとってもかわいくてチャーミング。フランソワを怒らせたリュシーのセリフは、たぶん全>>続きを読む
レネットとミラベル、ふたりの女の子のなんてことないお話4話。ミラベルはクールな美人で都会っ子。レネットは田舎でシュールな絵を独学で描いていて、ちょっとだけエキセントリック。なんとなく「幸せな結婚」のサ>>続きを読む
下卑て下劣で下品で、よくもこんなに凄まじく穢い言葉を垂れ流せるものだと思う。傍若無人に振る舞い、気に入らない人間には場当たり的に暴力と虐待を加えるこの男。この男がオーナーで、毎晩手下どもと暴れているよ>>続きを読む
瀬戸内寂聴氏の訃報を受けて、というフォロイーさんのレビューから鑑賞。
この作品の存在は知っていたが、恥ずかしながら、井上光晴の作品は未読。昔、瀬戸内晴美名義の「花芯」は読んだかな。
秀でた才能を持ち>>続きを読む
「夢想にふけらない人がいようか、空想を描かない者があろうか」。
もう、見てる間じゅう、痛い、痛いよサビーヌ…って、笑いたくなるような泣きたくなるような気持ちで観ていた。
きっかけはかんしゃくを起こして>>続きを読む
フジテレビ系の「ミッドナイト・アートシアター」は、当時中学生だった私がアート系映画への憧れを募らせた番組だった。この作品も夜中に目覚ましをかけて観た(まだビデオデッキが家になかった)のだけど、内容はほ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
永遠かと思った。本当に嫌だわこれ。嫌い。だけどなんだかすごいもんを観た、という気はする。なんで私はこれを観ちゃったのかなって、後悔するかもと思ってたけど本当に後悔しました。噂には聞いてたけど、のギャス>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
シソンヌじろう原作とのことで納得。40代の女性をもの哀しくも優しく美しく描いてくれているのは、男性だからこそ、っていう気がする。
ヒロインの佳子さんは自立していて、これまでに恋もいくつか経験している大>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
猿知恵というのかな、こういうの。たしかにこの主人公のガッセム少年は、お猿みたいに身軽で落ち着きがない。学校に遅刻して来た時の姿からしてもう笑っちゃう。昔のマンガでしか見たことないよあれ。
サッカーが大>>続きを読む
熟年版「セックス・アンド・ザ・シティ」って感じ。自分より少し上の世代の女性が楽しそうにしてるのって、勇気をもらえる。コロナでしばらくやってないけど、女友達と月1くらいでやってたランチ飲み会を再開したく>>続きを読む
小さな体に大きな笑顔。エネルギーのかたまりみたいなドクター・ルース、90歳(撮影当時)。
彼女の仕事はセックス・セラピスト。すべての人に愛と敬意を持って接する。よき性について考えるということは、よき人>>続きを読む