夢、冒険、ロマンス、スリル
エンタメに必要な要素をぶち込みまくった永遠の娯楽映画。
最終章の予告編を見て、ついに自分の子供時代の冒険映画代表作が終わるのかという孤独にさいなまれ、30年ぶりくらいに観>>続きを読む
ケビン・ベーコンついに降臨。
別の次元ではXメン最強の敵だった人が、ついにMCUにやって来た。ガーディアンズを見てきた人からすると感慨深い。マジでクリスマスプレゼント。
さすがジェームズ・ガンと思>>続きを読む
マスター・オブ・シネマの仕事。
映画史が踊り出す。
オリジナル未見のまま、やる気なく観ていたのに、あまりの映画的躍動感に仰け反った。
フィルムが捉えた光、空気、匂い。
美術とセットに命が宿り、世>>続きを読む
日本の闇をエンタメにした人情味溢れるサスペンスノワールの大傑作。
大阪新世界の闇、介護の闇、自殺ほう助の闇、障がい者の闇、など日本の闇のオンパレなのに笑えて泣ける恐るべき傑作。
ポン・ジュノの助監>>続きを読む
アンビエント音楽の大家故ヨハン・ヨハンソンの最後にして最初の映画監督作。
全編、シュールな建造物と空だけが映り、そこに20億年後の人類からメッセージが届いた設定でティルダ・スウィントンのナレーション>>続きを読む
剥き出しの野生と狂気の純粋さ。
幼さが生み出す暴力性なのか、もともと人に備わってきた狂気なのか。
答えは分からないまま、混沌の渦に投げ込まれ、極限のサバイバルを強いられる。
大人が悪いのか、子ど>>続きを読む
殺し屋モキュメンタリー。
全くリアリティーのないドキュメンタリーに笑った。
血が出ないし、CG安いし、殺し屋達が若者過ぎて学生映画にしか見えないのにムチャクチャ面白い!
殺し屋が普通に職業として認>>続きを読む
もしレヴェナントにプレデターが出てきたら?
みたいな世界観。
ドキュメントタッチに雄大な映像の中でコマンチ一族の生活が淡々と描かれ、何の映画だっけ?となった辺りから真打ちプレデターが登場する。>>続きを読む
日本映画界でも稀有なアクションエンタメ作品を作れる監督誕生。知らん間に良い人材が育ってる。
女子高生殺し屋コンビが学校卒業して社会に出てバイトしながら戦う話。
社会に馴染めなくて苦しむ青春部分と殺>>続きを読む
90年代サブカル・オサレ映画の代表。
あの頃、センスの良い映画と言えばこれだった。お洒落気取りたかったらウォン・カーウァイを見れば良かった。
そんな時代から20年以上ぶりに観たら、この何の目的もな>>続きを読む
伝説的インデペンデント映画。
日本のインディーズ作品の中でも飛び抜けて異彩を放つイカれたリビドーで出来上がったメタルホラー。
ストーリーなんか無いに等しくて、エゲツナイくらい撮りたい映像と情念だけ>>続きを読む
神々のトロピカル・アドベンチャー。
もはやSFなのかファンタジーなのか分からない領域に来ているソーシリーズ。神々って生物学上では何なのさ?って疑問が湧いてくる。ジャンルミックスのMCUの中でも変な立>>続きを読む
NETFLIX史上最大の制作費にして凡作。
本当にウィンターソルジャーやエンドゲームの監督か?と疑いたくなる。ジェリー・ブラカッイマー&マイケル・ベイが撮ったような作品。
捻りのないストーリー、あり>>続きを読む
とてつもなく瑞々しく、神々しいほどに美しい青春映画。透明感に溢れまくっている宮崎あおいの若き姿が眩しすぎる。
無駄なものを一切排除した画作りで、極端なほど役者の表情のみを切り取る世界観が凄い。日本映>>続きを読む
プラン75の早川監督の短編自主映画。
ぴあフィルムフェスティバル グランプリ作品。
プラン75が気になったので鑑賞。音声が悪いので物語があまり入ってこなかったが、お祖父さんが死刑囚という設定の割に重>>続きを読む
伝説のノースタントアクション日本映画の金字塔。一番熱かった時代の狂った日本映画の代表作。
過剰なバスジャック・カーアクションが炸裂する。
主演の渡瀬恒彦が吹き替えなしでバイクからバスに飛び乗ったり>>続きを読む
JK×時代劇×自主映画×タイムトラベル。
変な組み合わせの青春映画。
勝新太郎をこよなく愛する女子高生が時代劇を未来人と撮るというハチャメチャなストーリーが、80年代くらいのバカ青春映画を思い出さ>>続きを読む
80年代の権化、マーヴェリックが帰ってきた。強いアメリカの象徴、理想主義、輝かしい未来への希望、その彼が年老いて引退間近になって戻ってきた。僕らに何を伝えたいのだろう?
あの頃、僕らが想い描いた理想>>続きを読む
続編に向けて予習と復習。
初めて観た当時は10歳くらいで、婆ちゃんと見てラブシーンが気まずかったことを覚えている。
内容も、ロッキー4と同じで音楽に頼りまくりの国威高揚アメリカ万歳映画だったという印>>続きを読む
特撮怪獣ヒーローものの決定版。
地球と子どものために戦うガメラの勇姿に熱くなる。
樋口真嗣の最高の仕事の一つ。
外連味溢れた大立ち回りをガメラがやってくれると拍手したくなる。スライディング火球なん>>続きを読む
エンドロールに監督助手としか載らない人のドキュメンタリー。その補佐する監督とは映画史上最高の監督スタンリー・キューブリックである。
売れっ子実力派俳優なのに「バリーリンドン」に出演してキューブリック>>続きを読む
インディーズ映画の若き天才と言われた原將人監督の商業デビュー作?当時、インディーズでデビューしてから20年近く経ってから、この作品で日本映画新人監督賞を撮っていた。
そして90年代最強アイドル広末涼>>続きを読む
シン・ゴジラの劣化コピー。
ウルトラマン愛によるオマージュが爆発し、それだけで終わった。
冒頭から完璧な円谷再現をした音響や怪獣デザインなど溢れるオマージュの洪水に溺れかけ、大好きなシン・ゴジラの演>>続きを読む
映画史上最高監督のフィルモグラフィーを振り返るドキュメンタリー。
キューブリック好きには機知のことが多い話だが、それでも幼少時代のフィルムや娘たちとのホームビデオが見れて心が暖まる。
全作品見てな>>続きを読む
狂気のアート映画だった。
テレビ版の意趣返し。
魔法少女もののセオリーを完全否定したテレビシリーズで見られなかった全員集合と全キャラ変身シーンのファンサービス。みんな仲良しこよしの幸せ、という見てみ>>続きを読む
サム・ライミ復活映画。
まさにライミ印。サム汁が溢れてた。
サム・ライミのホラージェットコースターに乗って地獄のマルチバース巡りを楽しめる。
スパイダーマンばりに切ない掴みから始まり、ギフト→スペル>>続きを読む
映画を作る女子たちの物語。
スマホ時代の今時女子高校生が8mmフィルムで撮るという、とても可愛いらしい話しなのだが、この作品の演出や脚本まで同じくらい稚拙な部分があり、少し辟易する。
短編なので仕方>>続きを読む
フェイクニュース王VS映画。
名作「市民ケーン」の脚本を書いたマンクを主人公に、1930年代の黄金期ハリウッドの光と影を虚実交えて描いた作品。
市民ケーンのモデル新聞王ハーストとは、新聞を売るため>>続きを読む
懐メロホラー。
どんなジャンルでさえも自分なりの音楽映画に変えてしまうエドガーさんの新境地。
幻術のような映像の洪水で60年代と現代をMIXする。恐怖シーンですらお洒落な懐メロがかかり、とってもハイ>>続きを読む
究極のやりたい放題芸術。
オリジナリティの塊であり、作家性の到達点を見ることができる。
映画内で雑誌を作るという意味不明な挑戦が成され、観客は強制的にページをめくらされ、三つの特集を読むことになる>>続きを読む
隔たる世界を繋ぐ人。
音の溢れる世界と静寂の世界の狭間でコミュニケーションを行う人コーダ。
そこに囚われた少女の物語。
彼女は他にも「歌」というコミュニケーションを愛していて、それは家族のいる沈黙>>続きを読む
バットマンとは何者なのか、茶化しながら解体して解析し組み立て直した作品。要するにLEGOの概念をクリエイティブにそのまんま実践してる。
このLEGOムービーシリーズは、メタ的視点から物語という概念を>>続きを読む
フィルムノワール・ヒーロー誕生篇。
狂気の不良ヒーロー、ザ・バットマンが自分の分身達と追いかけっこして、周りの人も何もかも巻き込み、傷つけ、自分さえもボコボコにしまくってたら、自らも暴かれ、ついに更正>>続きを読む
認知症スリラー。
全ての辻褄が合ってないという恐怖。
同じ名で入れ換わる人物。ループする時空。見知らぬ家族。歪んだ時系列。夢と現実と記憶の混ざったモンタージュ。
様々なサスペンスやSFの導入部の手>>続きを読む
もの凄いアイディアのタイムトラベルもの。2分後の未来を覗けるモニターの存在だけで、ここまで面白いとは。
ヨーロッパ企画なので全編演劇風なのだが、1カットものでノーカット70分で魅せきったので満足。時>>続きを読む
夢映画の金字塔。
ずっと放置してようやく見た。
インセプションの元ネタだけあって夢のミスリードとメタ映画的な問いかけが、ブレードランナーから脈々と続く胡蝶の夢問題に溺れることが出来る。
さらに有名>>続きを読む