ゆっけさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

SKIN 短編(2018年製作の映画)

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今観るべき映画。わずか20分で、ここまで考えさせられるとは。
天敵であるかは、肌の色で決まることはない。これ以上悲劇が起きないように。

子供2人の対比が素晴らしい。

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

5.0

設定だけで面白い映画ってありますよね。
みんな大好き、すこし不思議な「SF」映画。

藤子・F・不二雄大先生のまんまのワクワク感。
それを体現した映画。それがこの映画です。

2分後の未来が見えるテレ
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アップグレード(2018年製作の映画)

4.0

こういう近未来サスペンス映画好き。

『ソウ』シリーズの脚本家ということで、ちょいちょいグロい点もありながら、ワクワクする展開。
あと、『ジョン・ウィック』的な至近距離のガンアクションの要素や、
『寄
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ドリーム ホーム 99%を操る男たち(2014年製作の映画)

3.5

リーマン・ショック後のアメリカで起きた実話。『マネー・ショート』ではマクロな経済の話で進みますが、こちらは、そのサブプライムで破綻した家族のミクロな話。

本来貸せるはずのない人たちに住宅という夢を見
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.5


子供を産み育てる責任について考えさせられる。

自分を産んだということで、自分の両親を告訴するシーンから始まります。なぜそのようなことをしなくてはならなかったのか。観れば痛いほどわかります。

子供
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キャビン(2011年製作の映画)

4.0

ぶっ飛んでて好き。ホラー映画の怪物大集合!

さぁ、パーティの始まりよ。

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.0

これぞ、良質な青春映画って感じ。
ラストシーンが好き。ほっこりする。

エリーとポールの関係良いなぁ。エリーのお父さんもいい。
詩的、哲学要素のある映画でした。

タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

4.0

面白い。短距離からの銃撃戦かっこいい。『ジョン・ウィック』みたい。ワンカット風にカメラをいろいろな角度で動いていくのも臨場感あって良い。舞台が密集しているからこその見せ方がうまいです。

麻薬王の息子
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.5

三谷幸喜映画って、最初から最後までなんとなく観れてしまうから不思議。
内容は期待以上でもそれ以下でもない。安定の2時間の娯楽映画って感じ。

おなじみの役者さんと新たに加わった役者さんがいい感じに配役
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カメラを止めるな!リモート大作戦!(2020年製作の映画)

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「カメ止め」のリモート編。
カメ止めメンバーに久しぶりに会えたという喜びと安心。短期間で工夫された撮影と編集。そしてやっぱり、映画愛の溢れた作品でした。
はやく劇場で映画を観られる日常に...

しゅ
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ダム・キーパー(2013年製作の映画)

4.0

今こそ観たい短編映画。
ブタさんは、みんなのために仕事をしています。軽い気持ちで虐げることがどれだけ酷いことなのか、これを観れば分かります。

キツネさんのように、ユーモアに変える力があれば。2人の友
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

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いろいろな意味で色あせないすごい映画。
金田と鉄雄の二人の関係性がいいですよね。

ライフ・イットセルフ 未来に続く物語(2018年製作の映画)

3.5

最初の展開は「?」になりましたが、ある悲劇的な事故から、家族がつながりができるのが素敵な映画でした。
じんわり、いい話だなぁという感動があります。

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.5

15年間監禁された男が、監禁された理由と復讐をする話。
この結末はなんとも言えない。。切なすぎる。
所々、痛いシーンがあるので注意。ラストシーンがいい映画でした。

デイアンドナイト(2019年製作の映画)

3.5

『新聞記者』藤井道人監督。監督の社会性のあるテーマの映画好き。

「善と悪」がテーマ。

現代版、あしながおじさんなのかな。。ちょっと現実味がない犯罪グループで、その“正義“が正しいかどうかはわかりま
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ミスト(2007年製作の映画)

4.0

今こそ観たい映画なのかもしれない。
観ると胸くそ悪くなると言われるこの映画。

途中のグロ描写と、カルト的に人の心理を動かしていく聖書おばさんの存在もそうなんですが、ラスト15分で起こる衝撃のラストが
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イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)

4.5

傑作だ。
第二次大戦後、イギリスが統治する香港に移住したイップマン。今回は、

中国武術 VS イギリスボクシング

これはまさに『ロッキー』です。

ホン師匠(サモ・ハン・キンポー)との丸いテーブル
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イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

4.0

葉問(イップ・マン)とは、実在している人物で、
「葉問派詠春拳」という中国武術の宗師であり、ブルース・リーの師匠にあたる人で、世界的有名な武術家です。

力まず、視覚情報に頼らず、接触感覚で闘う、「無
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

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兄と妹の二人の視点から見る、家族の崩壊と微かな再生(希望)を描いた作品。
映像(カメラワークと色合い)がとにかくおしゃれで美しくて、引き込まれました。

前半の兄タイラーの人生がとにかく悲惨。雪だるま
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.0

視覚を失った元警察官、夏目(吉岡里帆)と彼女に力を貸すもう一人の目撃者(高杉真宙)が、バディを組んで女子高生連続殺人事件の真相を追う。

『22年目の告白』に続き、韓国映画の邦画リメイクの成功作だと思
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音楽(2019年製作の映画)

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音楽って自由でいいんだ。衝動なんだ。
あんなにも緩いシュール映画なのに、あのラストはズルい。素敵やん。
好き嫌いはあると思いますが、なんとも癖になる不思議な映画でした。

スキャンダル(2019年製作の映画)

3.5

「FOXニュース」で2016年に起きた実話スキャンダルの裏側を描いた映画。

予告がよくできていて、逆襲劇があるようなスリリングなエンタメ要素を少し期待して観てしまったのですが、
『マネー・ショート
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初恋(2020年製作の映画)

4.0

『孤狼の血』に続く、東映ヤクザ映画の代表作となること間違いない。

ストーリーがぶっ飛んでいて、バイオレンス要素たっぷりで面白い。

プロボクサーと少女。
ヤクザと仲間を裏切ろうとするヤクザの策士。
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.5

第一次世界大戦、2人のイギリス兵に課せられた「作戦中止」の伝令。そのために、ひたすら走る作品。

その伝令に1,600人の命がかかっているし、その中にアニキもいるということで、伝えねば..という強い使
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

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自然災害の脅威(原発事故)と、緊急時の国(官邸)の対応・現場の対応について考えさせられる映画。
『シン・ゴジラ』で描いていたそれと似ていますが、ディザスタームービーとしてエンターテイメント映画にはせず
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

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こ、これは….。確かにすごい作品。

90年に一度に起こる、一日中太陽が沈まない白夜で行われる祝祭。

暗くない、こんなにも明るいホラーってあるのかな。色鮮やかだけれども、やっぱり怖い。

監督曰く、
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37セカンズ(2019年製作の映画)

4.5

障害を持つということを、重く扱うことでなにかを伝えようとしてるわけではなく、ユマという女性が自由に生きるための一種の冒険映画だなと思いました。

障害を持つことで、過保護の母親とともに行きてきたユマ。
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パン屋強盗(2014年製作の映画)

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スペインのコメディ。15分でサクッと観れるショートフィルムです。
タイトルままに、ある無職の男がパン屋に強盗に入るという話。

店主を縛り付けるまでは良かったものの、その後、普通にお客さんがパンを買い
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インスタント・ファミリー ~本当の家族見つけました~(2018年製作の映画)

3.5

Amazonプライムにて。
映画タイトルそのまま、想像したとおりに良い話でした。

子供を持てない夫婦が、里親機関に子供を引き取る話。実にアメリカのホームコメディ映画らしいタッチで進みますが、家族にな
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his(2020年製作の映画)

5.0

はぁ、優しい。大切にしたい映画がまたひとつできました。観る人をぎゅっと抱きしめて温かくさせてくれる。男性同士の恋愛を描いた映画だけでなく、家族、人間愛を描いた映画だったことが素晴らしい!

「好きに生
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mellow(2020年製作の映画)

4.0

田中圭がとにかくかっこよくて、可愛い。だから好き。そんな映画。

バスケ部の先輩、宏美役の志田彩良など、若手のキャスト陣など、キャスティングがいつも今泉監督は素晴らしい。
ともさかりえの"告白"シーン
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.0

ヒーローから容疑者になっていくという点で『ハドソン川の奇跡』と似ているなと思いました。そういったイーストウッドらしい映画です。

母親が必死に訴えるシーンはもちろん、リチャードジュエルと弁護士の友情に
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.5

可愛い映画。主人公のジョジョはもちろん、美術や衣装、一つ一つのシーンも、ファンタジー要素があるのでおしゃれです。

第2次世界大戦の戦争を描いた映画なのに、ポップで明るいという点は、『ライフ・イズ・ビ
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街の上で(2019年製作の映画)

5.0

なんで、今泉力哉監督の映画は観ると愛おしい気持ちにさせるんだろう。
街も人間も、何気ない日常すべてが好きになる。不思議だ。

『愛がなんだ』が好きな人は間違いなくこの映画を好きになると思います。また、
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.0

簡単に言えば、「自動車レース×実話×友情」の映画なのですが、手に汗握る展開や思わず笑ってしまうシーンもあり、面白かった!(クリスチャン・ベイルは役作りのために、また30キロ減量したいみたいです…『バイ>>続きを読む

家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.5

『わたしは、ダニエル・ブレイク』ケン・ローチ監督最新作。
観終わった後、なんとも言えない感情になる作品。

宅配ドライバーの夫。
訪問介護の妻。
不登校の息子。
家族の崩壊に過敏に反応し、しだいに不眠
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