「風の丘を越えて〜西便制」
浮世とあの世のあいだのような印象を持ったのはおそらく映画の大半を占める、韓国の伝統的民族芸能パンソリの唄声、太鼓のリズムによるもので、パンソリには“恨(ハン)“が不可欠であ>>続きを読む
郊外のワーキングクラス、オハイオ州での中国企業誘致の渦中に起こる出来事についてのはなし
危険な単純作業、長時間の拘束時間を要するような仕事はもう人間がやるべきではなく機械に任せるべき、でもそうなった>>続きを読む
めちゃくちゃお酒がすすむドキュメンタリー映画 チカーノギャングカルチャーの力強さ、格好良さを目撃出来、皆が魅了され夢中になる理由がより分かりました
なぜ局地的に日本では当時から熱狂的に迎合されていたの>>続きを読む
大きなスクリーンで観たくなる美しいモノクロ映像に映しだされる、己の凝り固まった考えに支配されたくそな人間の卑劣な愚行
より醜さや愚かさが際立ってみえた
これを観て男女共に皆んな怒ればいい
あと、人生で>>続きを読む
「チカーノになった日本人」が原作の「ガキ帝国」「スカーフェイス」「カジノ」「無頼」を実体験してきたひとりの日本人男性の物語 アメリカの刑務所内での体験を語るなかでエドワード・バンカーと同じことを言って>>続きを読む
冒頭の四条河原町のマクドナルドのサインですでにぐっときました 日本中、世界中に存在する様々な壁、それに立ち向かう人達のひとつのまだ終わっていない物語 社会的経済の豊かさは常に人間の幸福に直結するのか>>続きを読む
とても当たり前のことだけど当時の実際のSNSの文言の方が数億倍吐き気を覚えたことを思い出しました
主人公の妻の、あんな大変なことのあとの第一声がありがとうの違和感がどうしても拭えずに最後まで鑑賞
逆再生で描かれる、男がそこに至るまでの一生はその手法によりもう戻れない一瞬一瞬がさらに重たく感じられ、藤子・F・不二雄SF短編「分岐点」を彷彿としながらも、それを読んだ後よりも少し救われ>>続きを読む
「他人を尊重しフラットに接する」人達で行われたあるサマーキャンプ(彼らがただの10代の若者として過ごせる最高の空間)障がい者が黒人と同じくらい隔離、人権剥奪されていた当時から当事者達そして周りの賛同者>>続きを読む
隙を見せたら負けとでもいう様なくそな世の中と人達(「1ミリも面白くないバナナマンというあだ名をつけるようなやつ」という演出、的確すぎる)と対峙するにはやっぱりボクシングすね🔥
あのときラブホの前で出せ>>続きを読む
車椅子生活の女性のいろんな初めての経験についての物語
卑屈にならずに臆すること無く自ら積極的に外の世界へ飛び出し、自分がまだ知らないことを知りたいという気持ちを彼女自身がしっかり持っていて、そこにそれ>>続きを読む
同性愛者が厳しく制圧されてる60年代終わりのNYの物語「彼らは失うものがないから何でもやる」(それは社会によって奪われ続けているから)以前マーシャ・P・ジョンソンのドキュメンタリーを観たので当時の社会>>続きを読む
ふたりの関係性は違うけど構図がイ・チャンドン監督「オアシス」のようだなと観ていたら突き落とされました
ずっと胸がきりきりしていたのが真理子の大号泣シーンで最高潮に
全く救いがないなかで、エドワード・バ>>続きを読む
黒人が白人を憎むのは恐怖からくるもの 自分や家族の生活を脅かされないのであれば、特別待遇が欲しいわけでもない ただの人権を求めているだけでそれを妨げられない限り憎悪、怒りの念は起きない
白人が黒人を差>>続きを読む
スティーブ・ブシュミがクラッシュの前座でグランドマスター・フラッシュがでていたときを回想するシーン、ジョー・ストラマーがテクノとかの新しい音楽分からないよって言っているのに対しての友人の違法レイヴとス>>続きを読む
IMAXにて自分史上最高の映画体験。こんないろんな意味でやばい映画をリアルタイムで体験出来て本当に幸せです。早く二回目に行きたい、、!
このレビューはネタバレを含みます
自分の特性、個性、才能、だと思っていたもの、さらには人生の各々の記憶すら何かから知らず知らずのうちに影響を受け侵食されていくもの、じゃあ自分の存在とは?そんなことを考えながら、体がどんどん寒くなってい>>続きを読む