河合優実という女優に心引かれて、この映画の上映館を探して鑑賞した。
彼女は映画、テレビドラマで色々な役柄をみせてくれたが、今回は少し差し込んだ希望を理不尽にも潰されてしまう女性そのものになりきっていた>>続きを読む
加藤和彦があのような亡くなり方をしたときは何か喪失感を感じた。
今回、フォーククルセイダーズの時代からの彼の作品、音楽性や彼の人となりについて関係者のインタビューからあの時代の一歩先を行く努力を惜しま>>続きを読む
ジャッキーのジャッキーらしい映画を期待して映画館に行きました。
始まって最初にジャッキーが映し出されときた、正直ご老人、ジャッキーとはわかりませんでした。でもくちゃくちゃの笑顔は健在で、昔のままのジャ>>続きを読む
山下監督、「カラオケ行こ」の次がコレでした。
何かほっこりする要素を期待していたのですが、完全に裏切られました。
いい人の定番の生田斗真と強面韓国人俳優。
山小屋という密室での告白からの緊迫した空気か>>続きを読む
舞台挨拶中継付きの上映会でした。
本編は、25歳の主人公二人の中学校時代から10年後、大人の二人の教師と教育実習生としての再会から始まります。
小豆島の大自然の中で、生徒の町田君と高木さんが語るシーン>>続きを読む
ラジオから流れてきたOne loveを聞いて、ボブ・マーリーの音楽に触れたくなり映画館に行きました。
レゲエ音楽は最近こそ日本でも浸透してきましたが、元々は政情不安定なジャマイカで、平和の願いを込めた>>続きを読む
画面から、誠実さがにじみ出ている主人公柳田格之進。貧しいながら、娘のお絹と穏やかに暮らしているが、萬屋源兵衛という商人との出会いから武士の誇りをかけて戦うことになっていく。
草彅剛の所作、演技が>>続きを読む
大画面で函館の街並み、名所を駆け抜けていきます。どの場所も、函館に行ったら訪れたいところばかりです。
登場人物が多いので誰が敵か味方かまた何のために動いているかをずっと考えながら観ていました。
安定の>>続きを読む
若い若い二人の出会いと、バイト仲間達との煌めく日々。現在の彼の旅の中でその煌めきがリンクして、さらに過去の日々が鮮やかになる。
若い青春の日々は戻らないけれど、今の自分はその時間のおかげで成りたってい>>続きを読む
映像美と音響が素晴らしく、映画館で鑑賞する意味のある作品でした。
山﨑賢人、やはりアクションの迫力が派手な特撮に負けないところは彼だからこそ。染谷将太と二人の絡みも息ピッタリ。奈緒の登場する場面の華や>>続きを読む
アカデミー賞にノミネートされた話題の映画です。確かに小学生、12才の頃の記憶は純粋なまま心に残っているものですよね。
ただ、人生を共にしていく相手は純粋な愛情だけでは決められない。人それぞれ求めるもの>>続きを読む
とてつもない映画です。
3時間があっという間で、ずっと取り調べの緊張の中で、主人公の物理学者としての素晴らしい業績、家族、女性遍歴が語られていく。
経験豊かな名優達の演技の競演。
こんなに豪華にちょう>>続きを読む
最初から海外の美しい風景にため息でした。
その後の物語は役者達の力量で不自然さまでは感じなかったけれど、あえて言うならば役者も映像美の中の一つの要素として存在していた気がします。
最後の藤井風の歌が映>>続きを読む
IMAXで鑑賞。音の迫力に座席が揺れる感じ、ずっと砂まみれの中での戦いで砂丘の景色が3時間。
ティモシーは一作目よりも戦士らしくなっていましたし、オースティンは残忍な悪のヒール役、あのエルビスを演じた>>続きを読む
志尊淳、杏吾の抱える問題を誰とも共有せずに、他人の痛みを自分事として受け入れて優しく包み込んでいく。目の動かしかた一つでも心模様を表現できるのは、役者としての彼の器の大きさを感じました。
主人公のきな>>続きを読む
これはホラー?、ファンタジー?、ミステリー?全部の要素が入っているかもしれないけれど、とにかくクレージー。
めちゃくちゃなのに、3時間が長く感じないのは予測不能だからか。摩訶不思議な体験を希望の方、是>>続きを読む
重厚な映画だった。主演のサンドラヒュラー、女性の身勝手さと母としての愛の強さを途切れることのない緊張の中で魅せてくれました。
英語、フランス語の入り交じる中で感情を爆発させていく。彼女はすごい。
夫の>>続きを読む
弱っている人に寄り添う映画です。
見た目には何の異常もないようにみえても、精神的な苦痛を抱えている人は多くいます。
この映画の同僚達のように優しく受け止める職場があればいいですね。単純にそう思いました>>続きを読む
痛快な物語でした。特に私のような庶民にとっては。
日本でも上級国民なんて言葉がでているように、アメリカでも貧富の差がはっきりとあって一生懸命働いても庶民には子供を大学に上げることも大変なのに、富豪は>>続きを読む
エマ・ストーン、身体をはった全身全霊の演技でした。
身体は大人で無垢な幼児の主人公が、女性としてではなく人として平等に生きることに目覚めていく。もちろん、リアルな現実世界の話ではないことはわかっている>>続きを読む
序章と言っていいでしょう。
登場人物の紹介、三つ巴の人間模様が見終わってみるとかなりはっきり理解できました。
次から次へ活劇が繰り広げられますが、配役がピッタリはまっていましたね。主役の二人の真っ直ぐ>>続きを読む
最後まで笑いっぱなしのハートフルコメディ映画と言って間違いないでしょう。
綾野剛のカッコよさ歌の上手さ演技の確かさに感動しました。彼の大人の一生懸命さが思春期の中学生にも響いて強い絆が出来ました。
中>>続きを読む
岡山天音が主役ということで、気になって劇場に足を運びました。笑いのネタもベーコンズの舞台も一流だけれど、主人公の地を這うようなもがきっぷりに最後まで胸がキリキリしました。岡山天音、凄い役者魂をみせてく>>続きを読む
これは好きなタイプの映画です。
若くはない二人がまるで20年前の若者のように互いに一途に惹かれ合う。ラジオからロシアのウクライナ侵攻のニュースが流れているから、今の時代とわかるのに、この映画の中では携>>続きを読む
ディズニー100周年記念映画です。
字幕版で観賞は、歌もセリフも感情が伝わって画面の美しさと共に迫力がありました。
「星に願いを」は長い間愛されてきた曲ですが、また新しい気持ちで聞くことになるでしょう>>続きを読む
上質な大人の映画です。
役所広司の平山は、年を重ねて多分それまでの良いこと悪いことをすべて心に留めて今の日常を生きています。彼の過去に触れる部分では泣けました。人生いろいろなことがあるんです。一人で車>>続きを読む
現代の悩める高校生が、ある日突然終戦の年の6月にタイムスリップして、特攻隊の隊員と恋に落ちる。ファンタジーだけれど、戦時中の厳しい生活も経験することで主人公が変わっていくところにこちらも夢中になってい>>続きを読む
博物館で集団疎開に行く小学生たちの写真を見ました。今の時代には考えられない、やせて暗い表情の子供達の眼差しが印象に残っています。
戦前には珍しい洋館で暮らすお転婆なお嬢様トットちゃん。
昭和15年か>>続きを読む
市子の本心は、笑顔に出ていたのか、無表情のときなのか。
ミステリーではありますが、ずっと謎のままの主人公を演じきった杉咲花の力量には感心させられた、というか感謝です。
冷めた表情が、頭の中にずっと残っ>>続きを読む
夢の国のような街並み、おしゃれなダンスシーン、カラフルな衣装。主役のティモシー、ビジュアルはピッタリはまっていました。
彼が目的で観に行くのはありでしょう。歌もすごく沢山歌ってましたし。
物語はまぁフ>>続きを読む
戦闘シーンは実際に多くの人間、馬も使ったのでしょう。大砲の音は耳を塞がないとやられてしまうだろうと想像できる迫力でした。
ホアキンフェニックスの戦場での能面をつけているかのような表情が、残忍さを際立た>>続きを読む
これは何の時間だったのかしら。
パワハラ、いじめには神経を尖らす今の時代に堂々とディスりあって笑いをとるなんて。
愛之助大活躍、紀香もはしゃいでいましたね。和久井映見はどんな気持ちでお母さんになってい>>続きを読む
少しヒリヒリした緊張が映画のエンディングまで続きました。
普通って、何なんでしょうね。
誰でも自分は普通ではないと悩むときはあるはずです。でも、一時そんな感覚を持っても、日々の暮らしの中で流されて自分>>続きを読む
これは怪獣映画というよりも人間ドラマというべきでしょう。
もちろん、山崎監督の特撮で描くゴジラは迫力があり、恐怖も感じましたが。
神木隆之介、朝ドラで毎朝楽しませてもらいましたが、今回は一人の青年が戦>>続きを読む
大好きな俳優さん達のオンパレード。もれなく全員が本物のプロの演技をみせてくれました。
前半、自分の信念と回りからの要求、プレッシャーとの戦いは胸が痛いところでした。
後半、家族の話になって家族全員と窪>>続きを読む
ゆとり世代の3人と坂間酒造の一家が帰ってきました。
変化の激しい現代に、どう対応していくか。深刻な問題だけれど、結局は人と人の結びつき、絆の強さが武器になるのでかね。
あっという間の2時間、豪華メンバ>>続きを読む