ユウコリリーナさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ユウコリリーナ

ユウコリリーナ

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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.8

アメリカのとある田舎町での青春物語
ラブレターの代筆を頼まれた聡明なエリー、口下手だけど優しいポール、思いを寄せられるアスター
この3人の関係と全体に漂う空気がとても好き
「愛とは」という言葉が何度も
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スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

4.0

全体的にいい感じのおバカ感満載で、映像・音楽も楽しさがいっぱい
元恋人軍団とのバトル映像は完全に格ゲーでテンションが上がります
原作はカナダのコミックらしいのですが、作者の方は日本のゲームやマンガが好
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.8

名作として名高いシリーズ1作目

マフィア=バイオレンスなイメージがあったけれど、この作品は基本的に「ファミリー」としての愛のお話
あまりにも有名なあの曲もサブタイトルが「愛のテーマ」であることに納得
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

3.9

わかってはいたけど、全体的にロボットアニメの実写版を見ている感じでした
・仕事はできるがトラウマを抱えた熱血主人公
・パイロットになる能力はあるのにさせてもらえずモヤモヤしているクルー
・厳しくも愛の
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

4.6

ジョーカーと別れたあとのハーレイ・クインのお話
それまで「ジョーカーの女」だったハーレイが、彼と別れたことで色々な人に殺されかけながら、脱線しながら華麗に自立していく姿はとにかく痛快
アクションがアニ
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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.8

2の続きから始まる3部作完結編
何という多幸感、娯楽映画とはこういうものだ、と体感させてくれる
最初から最後までワクワクハラハラドキドキ、これまたあっという間の2時間でした

3作どれにも共通するネタ
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.6

前情報をほぼ知らずに観たらえらく泣けてしまった
10代のときの感情の激しさ、行き場のなさに共感しつつ、登場人物の気持ちにリンクする音楽と映像の美しさに心を打たれました

31曲もの楽曲が使われている「
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地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

4.0

有名だけど実は未見だった作品のひとつ
IMAXレーザーにて初観賞

「ワルキューレの騎行」がBGMの戦争映画という、あまりにもざっくりしたイメージだったのですが (ひどい)
自分がイメージしていた「戦
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.8

1の続きから始まり3への引きで終わる、3部作の完璧な2作め
午前十時の映画祭にて1に引き続き観賞

当時想像していた2015年と現実はちょっと違うけれど、いま見ると夢があってとても楽しい
それにしても
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

3.7

映画のお約束とか技法とかはよくわからない
けれど鮮烈な印象を残す作品でした

メインキャラクターが一般的にはちょっと難しい人たちで
見ていてとにかく不快になる
いいから話を聞け、暴力を奮うな!
と思っ
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.8

午前十時の映画祭を午後七時にも上映してくれたので劇場にて観賞
昔からTV放送含め何回も見てるけど、やはり大きなスクリーンと大音量で観るのは格別
名作は30年以上経っても色褪せることなく、初めて見たとき
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初恋(2020年製作の映画)

4.3

三池崇史監督初のラブストーリー、らしいですが
ヤクザとクスリと血と銃の、三池監督らしい作品でした。
久々の良い三池。
その分、合わない人は合わないかと思いますw

とにかく出てくる人が基本的にみんなク
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スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

3.3

アメリカ版木曜の怪談(たとえが古いw)または「IT」に近い印象。
うーん、題材も演じる役者さんたちもよかったのだけど、盛り上がりがいまいち…
どれかひとつでも、もうちょっと深掘りしてくれたらよかったか
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.7

障害をもった人とそうでない人の関係を描くと、多くはお涙頂戴的な感動作になりがちですが
この作品はかなりサラッとしています。
ダウン症のザックは憧れのプロレス学校へ行くために半裸で施設を脱出するし
漁師
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.9

予告では「彼の死の真相とは?」みたいな感じだったけど、謎解きミステリーではなく
とある青年と少年の、人生の物語。

1人の少年がTVドラマのスターへファンレターを書いたことがきっかけで文通が始まるので
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.8

まず女優陣が豪華、それだけでも観る価値があると思ってしまう笑
ただこの3人、セクハラされた事実は同じでも対応が三者三様で
わかりやすく「一致団結してハラスメントと戦おう!」とはならないのです。
そりゃ
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彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

4.2

1917の兵士たちが体験したことのリアルバージョンというとちょっと軽すぎるかな。
でも1917と両方観ると理解が深まってよいと思います。できればこっちが先のほうがいいかも。

個人的なイメージですが、
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.8

全編ワンカット(風)で撮影された作品。
臨場感というか没入感がすごい。
視点が人物の後ろ、横、前、と変わっていくもののまったく違和感がなく
音も遠くで聞こえるもの、すぐ近くの衝撃音、それらがリアルに感
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.2

🌸🌞🌼🌸🌞🌼🌸🌞🌼🌸🌞🌼🌸

美しい風景とかわいい衣装がむしろ禍々しいので
監督の「みんなが不安になったらいいな」という希望は達成されたと思います
少なくとも私は終始不安だった笑
例えて言うなら「藤子
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映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!(2019年製作の映画)

4.2

子供向けクレイアニメと侮るなかれ
このシリーズはTVも含めどれも笑えてほっこりして、アニメーション自体のクオリティが高いです。
爆笑!というほどではないものの、終始にこにこしながら見られる作品
映画版
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LIFE!(2013年製作の映画)

3.5

映像と後半の展開が良いし、終わったあと温かい気持ちにはなった。
けど、個人的には今いちハマれなかったかなあ。
妄想の場面や新しい上司のキャラがちょっと自分には合わなくて残念。
でも「LIFE」誌のスロ
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ホテル・エルロワイヤル(2018年製作の映画)

3.7

カリフォルニアとネバダの2つの州にまたがるホテルに集まった、あやしげな客たち。
そのホテルに隠された秘密と、客たちの正体がわかっていく流れはミステリーっぽくて結構好き。
俳優は豪華だし設定も悪くないし
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ジョン・デロリアン(2018年製作の映画)

3.5

みんな大好き「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のタイムマシン、あのデロリアンのお話
生産台数が少ないというのは何となく知っていましたが
こういう理由があったのか、とか
当時のFBIの強引な捜査とか
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エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

3.8

基本的にはエジソンとウェスティングハウスの電流戦争の話なんだけど、前半と後半でテンポも雰囲気も違っているように感じました
この時代の雰囲気が好きなので、美術や衣装は眼福✨
真上や真下からのアングルが多
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チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.8

本国での評判はいまいちだけど、娯楽映画として、そしてガールズパワームービーとしてとても楽しめました。
機内で見たあと劇場で観ましたが、全っっっっ然印象が違う…
(機内ではうとうとしてしまったというのも
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2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

4.3

私はクリスチャンではないし
アルゼンチンのことも詳しくはないのですが
多少なりとも知っていると、さらに興味深くみられると思います
現教皇は庶民派だと以前どこかで見た気がするのはこういうことがあったから
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

王道ミステリかな、と思って見たら割とコメディタッチで、でもしっかりミステリでした
探偵を演じるダニエル・クレイグはさすがの存在感だけど
看護師のアナ・デ・アルマスがめっちゃ良かったです
あとクリス・エ
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スリー・ジャスティス 孤高のアウトロー/ビリー・ザ・キッド 孤高のアウトロー(2019年製作の映画)

3.3

「未体験ゾーンの映画たち2020」にて。
イーサン・ホーク、クリス・プラット、ヴィンセント・ドノフリオが出てる西部劇
実質「マグニフィセント・セブン」ですね!So far. so good!
ビリー・
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.8

とても良かった、けど題材が題材だけに手放しで「面白かった!最高!」とは言いづらい
映像や衣装、音楽のセンスはとても好き
スカヨハのお洋服が好みど真ん中、私も着たい
役者陣はみんな個性的で素晴らしいです
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.5

世界的ベストセラー小説を各国語に翻訳するために9人の翻訳家が隔離されるところから始まる、フランス産ミステリー
着眼点は良いと思うし、二転三転する内容もそれなりに楽しめました
少しだけど色んな言語も聞け
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

4.0

あの有名なミュージカルやユゴーの小説、ではない方です笑
2019年のカンヌで「パラサイト」とパルムドールを争い、アカデミー賞でも国際長編映画賞にノミネートされている社会派ドラマ。

舞台はパリ郊外のモ
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

4.5

舞台はリーマンショック前後のニューヨーク
ウォール街の裕福な男性を相手にストリップクラブで働く女性たち
リーマンショック後に稼げなくなった彼女たちはいったい何をしたのか?という実話ベースのお話

主演
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.3

車やレースのことを知らなくても大丈夫💡

タイトルだけ見ると企業もののように感じられますよね、うんうん、わかるわかる
ところがどっこい!
現場vsスーツ組、個vs企業という感じのお話なのでした
働く人
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ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

4.0

何だこのダサいサブタイトルは!!!(ぷんすこ

さえないジャーナリストのセス・ローゲンが、次期大統領を目指す国務長官シャーリーズ・セロン様と恋に落ちるお話
というと、ダサい邦題も相まってちょっと頭悪そ
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ダウントン・アビー(2019年製作の映画)

4.5

イギリス貴族の邸宅を舞台にしたドラマシリーズの映画版
冒頭に登場人物の紹介があるけれど、ドラマを見ていないと正直厳しいと思いますw
何せ出てくる人たち多すぎ、関係もそこそこ複雑なので
人物相関図がある
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ヒックとドラゴン 聖地への冒険(2019年製作の映画)

3.7

1作目はながら見、2作目は未見でいきなり挑んだ3作目
本編の前におさらいとしてダイジェストがあるので全然大丈夫でした💡
ディズニーとはまた違うタイプの王道で、こういう冒険ものはやっぱりワクワクしますね
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