ユウコリリーナさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ユウコリリーナ

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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

前半と後半で違うジャンルにも感じられる描き方がすごい
ちょっと「ゲットアウト」「Us アス」に似た空気を感じました
内容に関しては「いやいや、そんな簡単にいく??」と思うところはあるものの全体としては
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

3.8

はたらけど、はたらけど。
家族の幸せのために頑張って働いているのに
そのことががだんだんと家族をバラバラにしていってしまう
どこかで止めないと本当に壊れてしまう危うさが常に漂っていて
どうか最後は幸せ
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パリの恋人たち(2018年製作の映画)

3.6

良い意味で思ってたのと違う映画で面白かった!
時間も長くないし、映像からパリの空気を感じられて良い映画初めになりました🇫🇷✨

ジャンルとしてはラブストーリー…だと思います笑
主人公アベルが恋人マリア
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.8

長年世界中で愛されているシリーズのラスト、という点ではそれなりの着地だと思う。
このシリーズのどこに、あるいは何に思い入れがあるかと
ここ最近、世界中で急激に進んでいる価値観のアップデートがこの作品に
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.8

言わずと知れた?日本アニメの金字塔。
原作の緻密な描きこみを再現した映像や、独特の音楽と演出には今見ても驚かされるし
テンションが上がる。

劇場公開から31年後、2019年は作品の舞台となった年であ
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.5

「シャイニング」の40年後のお話、とのことで
共通点は確かにあるしリスペクトしてるな、と思う部分もある。
けど、何かいまいちしっくりこないんですよね、個人的にw
原作のスティーブン・キング本人は気に入
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.3

スカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバーという、2人の役者としての素晴らしさが存分に出ている作品。
特にアダム・ドライバーはカイロ・レンのイメージが強いですが、こういう日常系作品の方が合ってると思
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.9

ボリュームも内容も俳優も、とにかく厚みのある作品。
監督:マーティン・スコセッシ、出演:アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロという、これ本当にネット配信作品?!と目を疑う豪華布陣
3時間半と長丁場です
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.8

前作とは雰囲気もテーマもまったく異なる印象
一言で言うと、こじらせ女王の自分探しという感じ
歌は多めで、曲はとても良い
ただ、クリストフがちょっと…うーん笑
歌もだけど、キャラクターとしてももうちょっ
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.6

少なくとも30人以上の女性を殺めた、かの有名な殺人鬼の映画ですが
予想に反し、まったくと言っていいほど残酷な場面がありません。
彼がどうやって罪を犯したか?ではなく
罪を犯した後の彼の生活と裁判をメイ
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.5

大人になったルーザーズクラブと殺人ピエロ・ペニーワイズの27年越しの対決
前作はホラー風味のジュブナイル映画でしたが
それに比べると今作はホラー要素多めかも
むしろエイリアンとかのクリーチャーものに近
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ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

3.2

思春期男子はスーパーパワーを手に入れた!
むかつくやつへの攻撃!
むかつくやつを倒した!

という作品です(雑)

多感な時期に、自分にはすごい力があるんだとわかったときの万能感が
いわゆる中二病的に
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.3

戦うキアヌと銃と犬の映画シリーズ3作め
最高の最高、最オブ高でした
とにかくガンアクション (ガンフーというらしい) がこれでもかというほどたたみかけてくる130分
ありとあらゆる方向からありとあらゆ
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キング(2019年製作の映画)

3.7

Netflixオリジナルですが、期間限定で劇場公開とのことでスクリーンで観ました。
シェイクスピアの「ヘンリー4世」「ヘンリー5世」がベースだけど、それを知らなくても問題はないです
ただ歴史をまったく
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マレフィセント2(2019年製作の映画)

3.5

Well,well.
前作があまり好きではなかったので、期待せずに観ました。
そういう意味では期待通りの作品笑
前作も今作も、個人的にディズニーの公式二次創作だと思ってます。ただし解釈違い。
映像と色
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フッド:ザ・ビギニング(2018年製作の映画)

3.5

何度も映画化されているけど、日本人にはイマイチ馴染みの薄いロビン・フッドの物語
舞台が中世のアクションなのでちょっと「キングアーサー」を思いだしつつ、そこにほんのりマッドマックスみを加えた感じ。
アク
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

とても心に突き刺さる、とても良い映画だと思う。
だけど「面白い」という言葉は適切ではないような気がするし、感想を言葉にするのは難しい。
そんな作品。

ちなみに、このジョーカーは今までのどの作品ともつ
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HiGH&LOW THE WORST(2019年製作の映画)

4.5

個人的に、今の日本で最高峰のアクション映画だと思っているHiGH&LOWシリーズ
こちらはSWORD地区のO、鬼邪高校 (おやこうこう) のスピンオフです。
クローズとのコラボ作品ですが、クローズ未履
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.7

誰もが知ってるこのタイトル、90年代オシャレサブカル系メンズならほぼ確実に持っていたであろうポスター(またはTシャツ)の有名すぎるビジュアル。
でも実際に見たことある人はどんだけいるんだい??内容を知
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.6

この世界からビートルズの音楽が消えたなら?
そして、彼らの曲を知っているのが自分だけだったなら??
という、ラノベのような設定の音楽映画…かと思いきや青春恋愛映画でした。
ダニー・ボイル色は弱め、リチ
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.5

吸血鬼の少女エリと、孤独な少年オスカーの淡くて濃い関係のお話。

北欧の暗い空、寒さ、そして自然の美しさが画面を通して伝わってきます。
ヴァンパイアが題材だけどホラーみは少ないかな。
どちらかというと
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アス(2019年製作の映画)

3.6

そう来たか!という感じ。
「ゲット・アウト」ほどの衝撃はなかったものの面白かったです。
ルピタ・ニョンゴ姐かっっっこいいいい、さすがワカンダの女! (関係ない)
ただ、レビューを見ると結構低評価ですね
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僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

3.5

前作は始まって5分で泣いたので今回も覚悟して臨みました。
が、今回はそうでもなかったかな。

話の軸は前作とほぼ同じなので、細かいことは気にせずひたすら犬を愛でる映画という感じです。

いやほんと、わ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

昔々のハリウッド。
落ち目の俳優と彼のスタントマンを軸に、1960年代の空気が全編に漂う作品。
車、ファッション、音楽、ライフスタイル、これぞ古き良きアメリカ!という感じがしました。

そしてレオとブ
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

3.5

午前10時の映画祭で初めて鑑賞。

とにかくもうビョルン・アンドレセンの美しさに終始心を持っていかれる映画。
作画:萩尾望都あるいは魔夜峯央という感じ。耽美すぎる。
自分も主人公と同じくひたすら彼を見
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ハリウッド 1969 シャロン・テートの亡霊(2019年製作の映画)

2.5

「ワンス・アポン・ア・タム・イン・ハリウッド」を観る前にシャロン・テート事件について知っておこうと思っていたら、期間限定で劇場公開だったのでちょうどいいなと思い鑑賞。

サスペンス感が強くて終始何だか
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ディリリとパリの時間旅行(2018年製作の映画)

3.5

舞台はベルエポックのパリ
カナックの少女ディリリと配達人オレルが、パリで起こっている連続誘拐事件を調べるお話。(ざっくり)
捜査の道程でキュリー夫人、ロートレック、ピカソ、モネといった偉人たちに出会い
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HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.5

父を亡くしたショックから立ち直ることができないダニエルは夏を叔母の家で過ごすため、海辺の町にやってきた。
が、夏を楽しむ「サマーバード」にはなれず、地元民でもないので馴染むこともできない。
そんな中出
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

2008年にインドで起きた無差別テロを題材にした、緊張感溢れる123分。
BGMもほぼなく、爆発音や銃声がリアルで自分も現場にいるような気分になります。
警察も救助もすぐには来られない、見つかったら殺
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ロケットマン(2019年製作の映画)

4.5

スーパースターの光と影、愛と孤独のミュージカルファンタジー。

エルトン・ジョンの曲はそんなに知らないまま観ましたが
いやいや、何だかんだで聞いたことある曲がたくさん。
それを吹き替えなしで表現豊かに
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帰ってきたムッソリーニ(2018年製作の映画)

3.4

「帰ってきたヒトラー」のイタリア版、元ネタの小説は同じ。

国が抱えている問題や国民の不満は今の日本にも重なる部分があって、洋の東西を問わずこういうのって共通してるもんだなあ、と色々考えさせられるとい
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.6

ちょっとイキった大学生4人が、やってやるぜ!でやらかしちゃったお話。

実際の出来事を物語として描きつつ、その出来事に関わった本人のインタビュー映像を混ぜながら進んでいく手法は斬新だと思います。
実話
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.6

モフい。モフい。ひたすらモフい。
超実写ということですが、CG版野生の王国 (ただし動物は人間語を話す)という印象。

映像はすごいけど、リアルなだけに表情がアニメ版に比べて乏しく感じてしまうのと
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天気の子(2019年製作の映画)

3.6

東京ご当地ムービーという感じで、思ったより良かったです。
特に今年は梅雨が長いので、色々と思うところあり。
音楽の使い方もうまい。
そこでその曲入れられたらグッときちゃうよ!
という箇所がところどころ
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ミュウツーの逆襲 EVOLUTION(2019年製作の映画)

3.5

昔のが本当に好きだったのでどうかなと思いながら観ましたが、脚本は首藤剛志さんのままだったので良かったです
やはり昔の作品と同じところで泣きました

しかしキャラクターの質感はあれでいいのか…
名探偵ピ
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.8

あれだけ完璧な着地だった3を経て、いったいどんな内容になるのか、ただの蛇足になるのではないかと不安だったけれど
結果としてとても良かったです。
一方、やっぱり受け入れられない人もいるだろうなあとも思い
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