moeさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.5

井上陽水も「消えそうな空に 夢を私がえがくのは 特に意味がないから」って言ってる

テオレマ 4Kスキャン版(1968年製作の映画)

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謎めいた作品でも何かしらはキャッチでき、むしろキャッチした先に言語化できないところで心が共鳴することがあるから好きなのだけど、こちらはほんとうに解らなかった。共鳴の予感を感じ映画館にまで観に行ったので>>続きを読む

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

5.0

設定、ストーリー、演出、テンポ感、キャラデザ、カメラワーク、音楽、笑いの感性、"愛らしい〜"の感覚、、、高い期待を余裕で超えてくる圧倒的完成度とセンス...!!わたしなんかぜったいに笑い声や唸りを抑え>>続きを読む

レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

4.1

「青の時間」のイノセンスと神秘、考え込んでしまうような パリ編での正義とはという問い、そして互いの価値観に影響されているところ、ほのかなユーモア、堪らなくときめき....

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.6

大きな、小さな色々な出来事があって、変化しながらも、このくらい気負わずにやっていきたい🏃‍♂️
きっと次みたときにはまた違う感想を抱く

ビリー・アイリッシュ 世界は少しぼやけている(2021年製作の映画)

4.0

小さな部屋からとても私的なプロセスで生まれ密かに育まれるようにして作られる音楽たちが、世界で熱狂され5冠までかっさらってしまうことのすごさ、、
彼女のような 暗い 音楽がこんなにもメジャーに愛されたこ
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おみおくりの作法(2013年製作の映画)

3.7

死んだ体の死んでないはずの魂も敬うこころ
命は等しいから
誰かの生きた足取りを辿って 小さな人生に思い馳せること
ひとりじゃないこと

心落ち着く静けさ,丁寧さ
と、優しさ

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

3.8

良い意味で、このシリーズを一番楽しめる中学生のときに出会えて良かったと思える再鑑賞でした⚪️

最後まで主人公に魅力がまるで無いのがざんねん。指輪の魔力やゴラムの嘘に惑わされる、弱き者が使命を成し遂げ
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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

3.7

そりゃあおもしろいけどこの長さだとどうしたって飽きてしまうから勿体無い... 無理に三部作にせずもっと分割すればいいのに
一体どうやって撮影してるんだろうっていうシーンばかりなので調べたい
「この世に
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ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

3.7

なんとなしに二週目
次々と襲いかかる逆境とか怪物とかに笑えてきてしまうような体になってしまったみたいだ..
のださんがホラー(ではない)とお笑いは紙一重って言っていた意味が分かった
こんなこと言ってる
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ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

4.7

テーマ性のある、とっても魅力的なアニメーションだった...!
やや癖のある絵柄ではあるけど森やウルフウォーカーの曲線的な姿、魔法の描写、惹き込まれる美しさ。魔法の描写 綺麗で すごくすき!
要所要所に
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クルーレス(1995年製作の映画)

3.6

めちゃめちゃいいこやん
ゲイだった恋した彼とショッピング友達になってたのかわいい

19歳(2018年製作の映画)

2.0

監督自身の19歳として/カメラを構えるひととしての苦悩の独白映像
本当のことを知られてしまうのが恐くて なんてね とか かっこつけて言えば〜 とか言って、なるべく普通っぽいを取り繕ってしまうのリアルだ
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田園に死す(1974年製作の映画)

4.3

色彩やモチーフなど画は特に強烈だった
寺山修司がこの映画にかけた思いに思い馳せ 戦慄

"書くつもりで対象化した途端に自分の風景もみんな 厚化粧した見世物になってしまうんだ"
"人間はね 記憶から解
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ノスタルジア(1983年製作の映画)

3.5

とてつもなく抽象的で私には難しかった..
人間であることの絶望。原始世界への憧憬。演説は今の心にしっぽり届いた。

タルコフスキーの完璧なまでに徹底された美意識。
他はまだ観たことないから一概には言え
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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

4.0

淡々としたブツ切りが良い心地
三人(とおばあちゃんも)とその関係性が愛おしく 愛らしく 可愛い

逃れられない退屈に潜むささやかな可笑しみ
そういうことが、未知のパラダイスなどよりきっと本当はおもしろ
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風たちの午後(1980年製作の映画)

3.6

音 すごい
声が聞き取れないことにムカムカしてしまっていたが 映画を観終えて振り返ってみたとき彼女たちの呟くような声はとても詩的で私的な演出効果のひとつであったようにも思える
愛を知って、それからまた
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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

3.9

知らないはずのロマンティックに打ちひしがれる
花火は丸い派の男の子、今のオシャレ男子すぎる

チョコリエッタ(2014年製作の映画)

3.5

思いがけず全然良い映画だった。
菅田将暉のピンク髪ちょんまげ似合っててめちゃよいけど二人とも演技が苦手だった
正岡宅への入り方とバイバイがキュート

人魚伝説(1984年製作の映画)

3.7

終盤は笑いっぱなしだった おわらい
人魚伝説という題名を冠したのお洒落だな

CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

4.2

ディストピアもディストピア。
なんかとっくに昔のことのように思えるけど(笑)ダンスシーンは瞬きも惜しいほどに圧巻だった。そこだけならもう一度でも二度でも観たい

ユメノ銀河(1997年製作の映画)

5.0

ゆっくりと、永く静かに穏やかでない空気がめちゃくちゃ、すきだった
間が何とも言えず独特でいつの間にかそのリズムの虜になってしまった。映画にはびこる整ったリズム感を一撃で崩してしまう(褒め)浅野忠信の話
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ウィッカーマン(1973年製作の映画)

4.0

イカれてて最高
生贄とか人や動物に危害さえ与えなければ何を信じ何をやっていようとまあいいんじゃないと思うがその価値観すらもあてのない信仰に過ぎないのかもしれない......?例えそうだとしても私はこの
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時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース!(1993年製作の映画)

3.6

大好きな『ベルリン・天使の詩』の続編

天使パートが少ない故割合は減ってはいたけれど一つ一つの言葉の美しさはそのままでうれしかった

人間を生きる喜びを訴えた前作と対照的に、人間を生きる難しさや無力さ
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猫の恩返し(2002年製作の映画)

4.0

はーわらった!すがすがしい!
猫をイケメンと思わせられちゃうのすごい