どりみさんの映画レビュー・感想・評価

どりみ

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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

自分の本棚みたいっていいな。
同じ本を選んで、同じ時間を過ごしてるから、出会う前からその人と時を共有しているように感じられる。

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

この映画で初めてバットマンに触れた。話についていけるか不安だったけど、何の予備知識なしでも十分に楽しめた。

リドラー演じるポール・ダノの怪演ぶりが素晴らしかった。特に、刑務所でバットマンと面会するシ
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


ダンスパーティーの喧騒の中、二人がお互いを見つけ惹かれあっていく姿にときめいた。
みずみずしくて、これが恋に落ちるってことなんだと。
もちろん、非常階段のシーンも素晴らしかった。

最後のシーン、マ
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CUBE(1997年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

緊迫感のあるシーンが多くて、終始心が落ち着かなかったけど、引き込まれたのもまた確か。
極限状態に陥った人間のギリギリ心理状態や生き汚なさの描写が素晴らしかった。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.9

レクターの瞳に見つめられると、奥深くに仕舞い込んでいる感情まで抉り出されてる気分になる。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.7

悪夢から目覚めた直後みたいな後味の悪さ。色彩が余計に不安を掻き立ててくる。

狼の血族(1984年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ロザリーンは退廃的な美しさだった。夢と現実の境界が曖昧。最初のロザリーンが眠っているところ以外、すべて夢の中の出来事だったのだろうか。

あなたへ(2012年製作の映画)

3.9

いつまでも仕草や温もりを忘れられない、そんな人と一緒に人生歩みたい

ガタカ(1997年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

憐れむことさえ許されない、行き詰まったような重苦しい雰囲気。秩序に立ち向かう彼を支えた人々は、鬱屈とした世界に光を見出したのではないだろうか。

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.5

欲して、奪って、消していく。
善悪というものがこの世界にあると知っているけど、彼自身にはその考えがないように感じた。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.3

美しい。
その目線が、仕草が、一つ一つ意味があって、愛を語っている。
エリオから目が離せない。ただただ美しくて眩しい。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 家族を、温かい居場所を取り戻したくて、犯罪に手を染めていったというのが切ない。
 
 飛行機から逃げ出し、真っ先に母のもとへ向かうのが印象的だった。新しい家族とともに暮らす母を目の当たりにして、涙す
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

 二人が、お互いの夢を信じあったからこその結末。
 最後の空想シーンは、セブが夢を追わなかったら、ありえた世界だと思った。でも、それは決してありえない、セブがミアを最後まで信じたように、ミアもまた、最
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天気の子(2019年製作の映画)

3.0

きみをとるか、世界をとるか、究極のセカイ系作品。
ただ、空の美しさは圧倒的で、息を呑んだ。

蛇にピアス(2008年製作の映画)

3.8

「こんな世界にいたくない。とことん暗い世界で身を燃やしたい。」

龍と麒麟は、アマとシバをあらわしていたのだろうな。目を彫らなかったのは、二人とも側から離れてほしくなかったから。それが歪んだ愛の形だっ
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劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel Ⅲ.spring song(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

セイバーとライダーの戦闘シーンだけでも、何度も観たいと思えた。止めを刺される直前のセイバーの表情を見るたびに、切なくて苦しい。誰かを救うことは、誰かを救わないことなんだと実感させられた。

マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.0

語学学校に通ってた日々を思い出した。
たとえ言葉が通じなくても、必死に伝えようと思えば心は伝わるし、瞳や仕草でも伝わってくる。努力してる人は美しい。

タイピスト!(2012年製作の映画)

3.9

ローズの衣装、金髪ポニーテールにリボン可愛いなと。
ルイのように、突き放して、ギュッと寄せてくる男性はずるい。でも、そうされると頑張ってしまうかも。

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.9

ミュージカル映画が好きだと、この作品を観て確信。
夢見がち、儚さ、現実さ、感情がゆらゆらする場面が多くて好き。

ベニスに死す(1971年製作の映画)

3.8

タジオの美しさに、只々、ひれ伏す。
目が彼から離れなかった。

きみがぼくを見つけた日(2009年製作の映画)

4.0

涙腺崩壊。
非現実ではじまって、現実になって、幻で終わっていく。

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

5.0

もっとも好きな映画
つかめたと思ったら、どこかへふっと消えてしまう。つかみきれない、そんなホリーにいつも魅了されている

シャイニング(1980年製作の映画)

3.5

常に禍々しい雰囲気で音楽も不安感煽ってくるから好き。ホテルの床の色や扉の色が好み。どこから、気が狂っていったのだろう?最初の方から、狂っている感じはしていたけど、、モヤモヤするところ多い。

愛のむきだし(2008年製作の映画)

4.2

見終わって、放心状態が続いてる。強烈に狂って壊れてて、本能のまま生きてる、むきだしてる。ヨーコが施設にいるユウに会う場面では、涙と嗚咽止まらなかった。

ボディガード(1992年製作の映画)

3.8

ホイットニー・ヒュートンの目の使い方が、艶っぽくてドキドキ。護り、護られる関係での恋は最高な組み合わせ。

サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

-

ダンス大会のシーンで、踊りながら二人だけの世界に入っていくのが好き。

グレムリン(1984年製作の映画)

-

ひたすらギズモが癒し。グレムリン大量に見ると、ゔっ、てなるから、ギズモが余計に可愛く見える。ママさんの、グレムリンの倒し方が容赦なくて笑った。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

想像以上の、重たさ、鬱っぽさ。だけど、この絶望を食い入るように最後まで観てしまった。