yumiasaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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にがくてあまい(2016年製作の映画)

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野菜が食べたくなる映画ナンバーワン。だかしかし。マンガだと面白いのかもだけど、実写化しちゃうとあまりにも展開に無理あるしセリフも浮いてて陳腐な感じが終始拭えず…若干の大根感も気になりつつ…ただ料理は全>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

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なにも残らなかった。
フレディの歌声と、鳥肌の感触以外は。
エンドロールを見るための135分かもしれない。
テレビのある時代に生きてくれてよかった。

みんなのいえ(2001年製作の映画)

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いつ見たか忘れたけど、思い出してふふっとなるようないい映画

先生! 、、、好きになってもいいですか?(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ついに鑑賞。
こんなに思い入れのある少女漫画が実写化するのは初めてで、きっと最後。
だからね、1シーン1シーン、漫画のシーンが浮かんできて大変だった。漫画好きの人はこんな気持ちを何回も味わっているのか
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ダージリン急行(2007年製作の映画)

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三兄弟の旅路の物語。
何が始まった?という混乱を感じながら見てるうち、気づけば自分もダージリン急行の旅をしたくなってくる。見終わる頃には登場人物の一人ひとりがチャーミングで愛おしくなっている。滑稽なこ
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花よりもなほ(2006年製作の映画)

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仇討ちってほんとうに必要なの?
敵にも家族がいる、生活がある。

9.11を背景に、そんなテーマを時代劇として描いた作品。

是枝さんらしさがありつつ、フィクションとしての面白さ(ギャグ含め)に重きを
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

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詩を映画にするうえで、思いのほか無理やりさはなかった。展開としては陳腐な部分もあったけど言葉のつよさは残った。この映画はそれで良いのだと思う。東京という場所はある人々にとって灰色の戦地なのだと思うし、>>続きを読む

007 スペクター(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

初めての007。だったのでいろんなことが新鮮だった。ええーそう展開する!?とかツッコミながら笑っちゃった。ギャグではないんだと思うけど。色々複雑な事情がありげな割に行動は短絡的すぎて笑える。心理描写と>>続きを読む

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

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ひとは誰しも、夏にロマンを抱いている。
花火というものは、その最たる象徴かもしれない。
あったかもしれない少年の1日を見ながら、
ひとは、そのひと自身の
あったかもしれないあの夏を思い出している。
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

【???】が、【!…!…!!!!】になっていく快感。
これでもか、な意外性。終わったあと、えっなにこれわたし感動してる…ってなったし。
笑えるシーンはいろいろあったけど、勘ぐりすぎて(悪い癖)なるほど
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

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愉快愉快。ハワイを感じながらただただ笑える、そして可愛い長澤まさみにキュン。
無駄に役者そろえすぎ、そりゃおもしろくなるよ〜〜てか絶対このメンバーでハワイ行くための企画じゃんか!笑

レディ・バード(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

あーなんだ、アメリカの女子高生も意外とおんなじようなもんなのね。って感じ。高校生って、ひとつひとつ大事件で、この世の終わりで、人生のすべてで、絶望したりはしゃいだりときめいたり落ち込んだり苛ついたり、>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これぞ是枝作品。家族とは何か、正しさとは何か。血の繋がりがいつも何かを救ってくれる、支えてくれるとは限らない。家族なんて幻想なのかもしれない。それでも人は家族を欲してしまう、何かで繋がってるって思いた>>続きを読む

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

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南北戦争時代のアメリカの女子学園を舞台に繰り広げられる、めっちゃ豪華版ドロドロ少女漫画の世界…と思いきや途中からちょっとサスペンスちっくに。後味のいい映画ではなかったなぁ。キルスティンダンストおばさん>>続きを読む

グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札(2014年製作の映画)

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世界観、美しさ、光と色彩、表情のみせかたが素晴らしい。大公の雰囲気も素敵。モナコに行きたくなった。

キャロル(2015年製作の映画)

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描きたい世界観はわかるし小物や衣装がすばらしい、けれどなんだか薄い印象が否めない。あとケイトブランシェットの背中が非常に筋肉質でびびった。キャラクター的にはもうちょっとふわっとしていてほしかった…。

そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

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閉塞感と諦観とがごっちゃになりながら、自分はふつうofふつうと思いながら、なぜか自分たちが一番偉いと思って疑わないあの頃の自分たち。
リズムと映像と少女たちが巧い。一切無駄なし。

婚約者の友人(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

そうか、ミステリーなのね、これは。
わからない。嘘か、まことか。あなたが誰か、なにを考えているのか。
つかもうとしてふと消えてしまう煙のように、幻影的な映画作品。
嘘。2人は気づけば、同じ理由で嘘をつ
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ソフィア・コッポラの椿姫(2016年製作の映画)

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視覚的にうつくしい、そしてもちろん音も。歌である意味、歌でなくてはならない意味を考えたりした。
歌詞を字幕で見れるというのはやっぱりありがたいが、一方で芸術としての感動はやはり生には及ばないというの
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

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理解が置いていかれるほど話のテンポが早い、頭を使う映画。ラストの「してやられた」感、たまらなかった。敵のみならず、味方を、そして観客をも。話がよく出来ていてしかもファッショナブル。すべて計算づく。なん>>続きを読む

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

キャスティングがとてもよい(特にオダギリジョー)
ダメっぷりに最初ひきそうになったが、みるみるうちにいい男になっていくせいちゃん。最終的にめちゃイケメンになっていた。
撮り方がよい。でも匂いのする映画
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ムーンライト下落合(2017年製作の映画)

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正直なところ「これ、面白い…の…か?」という感じではあったが妙に余韻が残っている。
湿っぽい匂いがする映像、よかった。

パターソン(2016年製作の映画)

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なんにもないようで、いろいろあった1週間。いい映像はだいたい匂いがしてくる。今回のそれは落ち葉の匂い。すこし乾燥した空気の匂い。ニュージャージーにあんなところがあるんだ。なにかとなにかの間にある1週間>>続きを読む

三度目の殺人(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

人は見たいようにしか物事を見ない、のか。真実なんてあるのか。真実と向き合うのを逃げているのは、自分とて同じなのではないか。見て見ぬふり。見て見ぬふりをしないで、人はまともに生きられるか。ふつうってなん>>続きを読む

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

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水原希子、ああ水原希子、水原希子。

男ってやつは…とよぎったりするが、水原希子の現実味のない美しさ(とこれでもかのキスシーン)でもってかれる。この撮影はさぞ楽しかろ。新井浩文、安藤サクラはじめキャ
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ラヂオの時間(1997年製作の映画)

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これはすっごい。
すっごい面白い。キャストの豪華さもすっごい。そして唐沢寿明かっこよすぎ。
すべての設定が、演出が、一瞬の無駄もなく面白い映画をつくっている。

なんとなく裏返したピースから、全然違
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昼顔(2017年製作の映画)

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愚かしい、と思う。その愚かしさから、目が離せない自分がいる。

SOMEWHERE(2010年製作の映画)

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夏の夜長に、ゆるっとじんわり楽しむ映画。
なにひとつ共感する要素ないはずだけど、なんかみちゃう、ほっとけない気持ちにさせる。
ソフィアコッポラの実体験かつ、こうであってくれてたらいいなという理想なのか
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再会の街で(2007年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

悲劇、ではない。
悲劇の後の物語。

喪失の悲しみ。
その深さを誰とも共有できないとき、
人はその悲劇に
永遠に囚われることになる。

チャーリーの場合はまだ完全な孤独ではなかった。
だからギリギリ生
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

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黒木華の正しい使いかた。彼女をはじめ、cocco、綾野剛、原日出子あたりのキャスティングが完璧。
監督的絶対的脳内世界観(彼は病みカワイイのはしりではないか)を感じられるシーン多数。この画が撮りたくて
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あん(2015年製作の映画)

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うつくしい日本的情景を効果的に使いながら、社会のひずみのようなものをわりと真っ向から描いていく。巧いなあ河瀬監督、そりゃカンヌに愛されるわけです。題材の秀逸さと切り取る景色の巧さ。計算しつくされてる感>>続きを読む

僕等がいた 前篇(2011年製作の映画)

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失われたものに思いを馳せる映画。

一、高校における恋愛の機会(共学め…!)
二、あの頃たしかにあった生田斗真のかっこよさ
三、この映画の台詞ひとつひとつに共感できるだけの純粋さ