首相辞任のタイミングでやっと鑑賞。こんな邦画を待っていた!…けど、生温い。いつか、ペンタゴンペーパーズ、大統領の陰謀みたいにこの政権で起きたこととその罪が、歴史の真実として描かれる映画が生まれることを>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
親子関係が複雑過ぎて。
冬子も小雪もゆかりも全員弥生の娘ってこと…?
草刈正雄、今風ねイケメンなのに軽妙な演技がこの映画の中で一人異彩だった。
公共福祉の業務を民営化するとこうなる。新自由主義を推し進める日本も同じ道。本来行政でできる仕事を電通に丸投げ、がっぽり中抜きされて税金が市民のもとに還ってくる頃には雀の涙。
古いけど…伊勢正三の「君と歩いた青春」という歌を映画にしたような話。
アメリカとタッグを組める程のサイエンスを持っているのも、金持ちが多いイメージも、今は中国なんだなぁ。
母のために息子がねつ造して見せる、理想の社会主義国としての東西ドイツ統一。泣けた。それにしてもドイツって、統一してまだ30年しか経ってないんだ。
肩パッド!ボリューミーなヘアスタイル!瞼を埋める濃いアイメイク!ザ・80年代!
異常な政権が長引くと普通の人でも正義の感覚が麻痺してしまうが、ごく当たり前の正義感を持ち続け抵抗することは大事。