yuminさんの映画レビュー・感想・評価

yumin

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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.3

レジェンド達の若かりし頃を観て、新鮮な気分になった。

この時代の精神を反映しており、独特なスタイルが織りなすストーリーと彼らの演技に魅了される。

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.2

結末も分かりきって、ツッコミどころも満載。
だが、それを踏まえても心が熱くなる。

ラストシーンだけでも十分おつりがくる。

セブン(1995年製作の映画)

3.9

重い雰囲気の中進んでいくサスペンス映画。

こんな救いようのない世界でも、闘う価値がある。

サマセットの世界への諦めから足掻こうと考え直したのは、彼らの希望になるのだろうか。

リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

4.0

ゆったり流れる自然と
詩的な表現に心を鷲掴みされる。

久々に見入った作品。

スピリッツ・オブ・ジ・エア(1988年製作の映画)

3.4

カルトの中に見える美しさ。

独創性の高さに置いていかれそうになるが、何故か最後まで目が離せない。

カメラワーク、色彩等勉強にもなった。

ブラインドスポッティング(2018年製作の映画)

4.1

社会風刺の効いた作品。

言い回しがいちいち洒落てる。
黒人のルーツに憧れ、真似する白人の友人。
そんな白人を裏腹に、差別に怯える主人公。

最後のシーンは圧巻だった。

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.7

コカイン、ヘロイン、音楽、アート等
90'sのカルチャーに没入できる90分。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.6

自己の破壊と再生。

苦難の先にはまた別の苦難が待っている。

ベル・エポックでもう一度(2019年製作の映画)

3.4

自分の過去を再度体験する事で
得られる未来もある。

立ち止まった時は一度過去を思い出すことも時には必要なのかもしれない。

MUD -マッド-(2012年製作の映画)

3.9

好きと言われて、照れちゃう可愛らしさ。
彼は悪党かとの問いに分からないという素直さ。
年老いたあなたには分からないという未熟さ。
友達の前ではクールに振る舞う男っぽさ。

少年の立ち振る舞いが観ていて
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ブレス しあわせの呼吸(2017年製作の映画)

3.7

人生の在り方は自分の行動で決まっていく。

人生に迷っている人は一度観てほしい作品。

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.0

OSと人間の恋愛を描いた作品。

とにかくホアキン・フェニックスの演技力が十二分に感じられ、終始釘付けになる。

8 1/2(1963年製作の映画)

3.1

今の私にはあらゆる角度から観ても、情報過多で理解ができなかった。

時間を置いて、再度観なければと思った作品。

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.3

ウェス・アンダーソン節がきいた作品。

個人的には他作品と比べると物足りなかったが、キュートな子供達が観ていて飽きない。

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

3.8

「漢」としての生き様を語る男がHIVに感染し、最初は自分よがりな生き方で生きる術を模索する。

物語が進むにつれ、他者にも影響を与える姿は観ていて惹き込まれる。

善良な人間とは呼べないが、そこが彼の
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キャロル(2015年製作の映画)

3.3

マイノリティからみられる美しさ。

2人の心理を映像美を通して感じることができる。

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます


最後の入浴写真は映像としての美しさはありながらも、それ以上にこの映画が伝えたかった事を感じられるシーンだった。

水俣病の深刻さを1人でも多く認知するきっかけになる作品。

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.6

社会風刺が効いた作品。

半世紀前にこんな独特な世界観を
細かく表現しているのに魅了された。

時の支配者(1982年製作の映画)

3.6

音楽・デザイン・特異な設定と物語。

全てが綺麗にハマっており、
どっぷりこの世界観にのめり込めた。

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.4

こなれた演出のラブストーリー。

ゆったり進む時間が心地よい。

ラストベガス(2013年製作の映画)

3.6

何歳になっても葛藤はあり
何歳になっても人生は楽しめる。

いかした爺さん達を観られる作品。

キンキーブーツ(2005年製作の映画)

3.9

ミュージカルに興味を持ったきっかけの作品。

ブロードウェイで母に連れられ、何も知らずに観たのがキンキーブーツ。

圧倒的スケールとパフォーマンスに高揚したのを今でも覚えている。

ミュージカルから入
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ベイビーティース(2019年製作の映画)

3.6

サウンドや色合いなどポップアートではある。

全体を通して物語が美しく感じるか、重たく感じるかは視聴者によって変わってくる印象。

パターソン(2016年製作の映画)

3.6

日常の積み重ねが物語を生む。

パターソンにとって詩とは非日常に浸れる時間だったのかもしれない。

ゆったり観れる作品。

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

あらすじとのギャップに良い意味で衝撃を受けた。

ラッセル・クロウの演技があまりにもうますぎて、本当に総合失調症なのではと錯覚するほどだった。

アリシアなくしてノーベル賞はなかった。

未視聴の方は
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パリ13区(2021年製作の映画)

3.6

身体を重ねて分かる恋愛もある。

性別やSEXを通して辿り着く愛を生々しく表現している。

モノクロがより哀愁を感じさせてくれる。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

コンサートで無音になる演出。
周りの反応で娘の才能を知る。

歌と聴覚障害のテーマを上手く表現している。

俳優達も実際に聴覚障害ということもあり、ありのままのリアルを感じられる。

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.6

自然体な感情表現がうまく、観ていて飽きない。
マッツにしか出せない大人の渋みが相変わらずいけてる。

血中アルコール濃度を常に一定にする事で日常生活にどのような効果をもたらすのか。

私もいつか試して
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.3

若かりし日のスカーレット・ヨハンソンが新鮮。

東京を舞台に、年齢差を超えた純粋な恋愛とはまた違った関係がもどかしながらも、すっきりする。

あの限られた時間だからこそ芽生えた感情があった。

TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

3.2

ムーミンの誕生秘話というよりは、トーベ・ヤンソンという芸術家の半生のお話。

キャラクターに自身のアイデンティティを反映させ、どんな意味を持つのかを知る事ができて良かった。

いつか世界一幸福といわれ
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パパが遺した物語(2015年製作の映画)

3.6

ポテトチップスはもちろんだが、
父にも愛が必要だった。

ラッセル・クロウの発作と痙攣の演技力の高さに思わず力が入る。

GAGARINE/ガガーリン(2020年製作の映画)

3.5

宇宙飛行士ガガーリンの名がついたガガーリン団地で老朽化のため取り壊される団地とそれに反対する主人公達を描いた青春作品。

ストーリー展開は分かりやすく、結末まで大きな起伏はない。

ただ、それすら気に
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