yuumさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

バーバレラ(1967年製作の映画)

4.2

Renaissance Tour前準備に。パコ・ラバンヌの銀スパンコールはレトロSFの代名詞と言っても過言ではない気がする。フェリーニ『女の都』を想起する素っ頓狂な官能コメディは割と嫌いじゃない、けど>>続きを読む

みじかくも美しく燃え(1967年製作の映画)

4.5

cottage coreの教本的映画。まだ10代の麗しい綱渡り少女を不倫沼に引き摺り込んだ男のクズさが露呈する毎、皮肉にもスウェーデンのきらめく自然の美しさがより一層浮き彫りに。緑の海をバックに木にぐ>>続きを読む

バタアシ金魚(1990年製作の映画)

2.9

これは原作のニ番どころか三番煎じでは…カオルもソノコもプーもbbaも全然似てない😭😭強いて言うなら永井君くらい。30余年前の多摩はこんなに緑が美しかったのかの気持ちを強く持ってなんとか完走。

マスク(1994年製作の映画)

5.0

映画史に残る賢犬(かしこいぬ)と宇宙一可愛いキャメロン・ディアス。これぞエンタメ・スペクタクル!飛び出すアニメーションは迫力あってナンボなのでいつか映画館の大きなスクリーンでも観てみたいな〜

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

デンマークの至宝マッツ・ミケルセン。妻に去られ友人が死んでも尚、最後までお酒を断つことなくアルコールと一緒に人生を歩み、このご時世に酒=トキシックの図式をやんわり否定するエンディングにデンマーク人の執>>続きを読む

ローラ(1961年製作の映画)

3.1

志賀直哉的な独りよがりのナルシシズムと呑気な憂鬱は側から見ていて苛々するけど当事者は自分のことで本当に手一杯で仕方ないしその耽溺に費やした時間で美を発見する瞬間があるのもまた事実だなと改めて。恋愛テー>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

2.5

育てられないなら…の後にどんな言葉を続けるのか実際その矢面に立ってもきっと死ぬ程迷うと思う。IUちゃんイノセントすぎて、一癖も二癖もあるこの役柄はキム・ミニさんとかの方が良かった気がする🫠

悪いことしましョ!(2000年製作の映画)

4.7

〜生まれ変わったらコロンビアの麻薬王になっていた⁉︎〜HOTTEST DEVILで賞

ホーンテッドマンション(2003年製作の映画)

4.1

死者の魂が乗り移ってるとはいえ妻が子供の前でKTRるのを笑顔で耐える夫、強凄い笑 「幽霊たちは服装的に15〜16世紀の人間みたいだけどこの時代にヨーロッパの移民はまだアメリカへ渡っていなかったはずなの>>続きを読む

サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

4.5

ダンシングマシーンから傷ついた瞳の犬まで、ジョン・トラボルタ

最高殊勲夫人(1959年製作の映画)

3.8

日本の50年代末期の社会トレンド風俗盛り合わせ。恋人、sweetheart, ami?

虚栄のかがり火(1990年製作の映画)

4.2

ラジー賞にノミネートされたくらい世間の評価は低いが3年前に観たときはその年観た作品のなかで総合的に1番面白かった記憶!もう一度観たい。

スカーフェイス(1983年製作の映画)

3.6

ヤクザの教科書的なチンピラ物語。死に様が全員漫画。ミシェル・ファイファー目当てに観たけど役柄が悪くて写真の綺麗なイメージのままでも良かったかも😅尺が長いのでPart 1(成り上がり編)/Part 2(>>続きを読む

恋の手ほどき(1958年製作の映画)

1.0

最低の大人たちしか出てこないグルーミング映画。これでアカデミー9部門のうち主要部門の監督賞と作品賞を取ってるとか1959年色々と大丈夫か?最も評価されている美術面も微妙…ジジが本当に可哀想で見ていられ>>続きを読む

ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.8

一人種を背負う女王たち。ウィリアムズ姉妹の物語を最後ビヨンセで締め括るの、待ってましたという感じだった!姉妹の父親が娘達に繰り返し伝える「父さんはお前達へのプランを用意しているからね」という台詞を私の>>続きを読む

パメラ・アンダーソン、ラブ・ストーリー(2023年製作の映画)

4.3

恋愛体質の”アイコン”に初めて訪れる「私の時間」に居合わせられた撮影タイミングもよかったんだろうな、という@vertigonote さんの呟きに同感。閃光少女のまま大人になったパメラ。

ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

5.0

「貴方は私の人生の支柱のような存在」とエマ・ワトソンがルパート・グリントに対し告げる場面で涙ぐみながら…Harry Potterシリーズの名シーンのプレイバックとその裏側、そしてvol.ごとに撮影当時>>続きを読む

イーストウィックの魔女たち(1987年製作の映画)

3.4

松苗あけみ作画のシェール&ミシェル・ファイファー&スーザン・サランドンの美魔女三人組と変態悪魔紳士ジャック・ニコルソンの三つ巴カップリング。せっかくのお屋敷舞台なのに家具が悪趣味なのはわざとかな、など>>続きを読む

デッドマン(1995年製作の映画)

3.6

ウィリアム・ブレイクの詩を引用する以外に彼の霊感を感じられる場面が映画最後にネイティブ・アメリカンの"名無し"がブレイクを川流しするシーン以外に無かったのが少し残念。とはいえこの映画はもっと頭をぐにゃ>>続きを読む

ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

3.6

「崇高な芸術映画」を創るために時にはドラッグのような強烈な閃きを与える「偶発的な何か」が不可欠で、ついては俳優たちに同意を取っていない性的・暴力的な演技もやむを得ないんだと訴えるベルトルッチや園子温ら>>続きを読む

ザ・ビートルズ&インディア/ビートルズとインド(2021年製作の映画)

3.5

5回の渡航で延べ4ヶ月インドとネパールで夏休みを過ごした父が羨ましい🥺

Tommy/トミー(1975年製作の映画)

4.8

まだ見ぬ世界へ連れ出してくれる力のある映画を観るたび永遠に生きたいとつくづく思う❤️‍🩹ロジャーがサイケデリックなアイアンメイデンに閉じ込められ身動き取れない状態でドラッグを注入されるシーンの衝撃を超>>続きを読む

マグノリア(1999年製作の映画)

3.7

Eyes Wide Shut(1999)に続きトム・クルーズxカルトの絵面はいつ観てもしっくりくる。アンダーソン監督はどんな幼少期を過ごしたんだろうと思い巡らせてしまう。

ハードエイト(1996年製作の映画)

3.7

PTAが偏執的に描き続ける比喩的な父子関係、機能不全に陥った家族、詐欺師とセールスマン、そして裏通りのロサンゼルスの原点となる長編デビュー作。ーザ・マスターワークスの言葉を借りて 車を運転するフィリッ>>続きを読む

マリー・ミー(2022年製作の映画)

3.3

JLoの完璧なディーヴァ仕草を堪能できます。オーウェン・ウィルソン好きなのに毎回名前をオーソン・ウェルズと間違えちゃう。。。

胸騒ぎのシチリア(2015年製作の映画)

4.8

身勝手でインモラル、快楽に忠実な美しい人間たち。Diorのインスピレーションムービーみたいだと思っていたらラフ・シモンズが衣装監修したのをエンドロールで知り納得。グァダニーノ監督はファッションと相性が>>続きを読む

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.5

“What school did you got to”
Brown?
“Student loans?”
No?
“Im sorry you’re dying” 😑
😭😭😭😭🤣
予想よりもコメディ色が
>>続きを読む

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.7

密林燃えゆOG film。TVドキュメンタリー制作出身の監督らしくCG無しの画力が強すぎて初めは見るつもり無かったのに途中から目が離せなかった!もう一度観る。

ヘラクレス(1997年製作の映画)

3.6

Masculinityに用いられる形容詞はtoxicが最近の主流だけれどrusticでも良いんじゃないかとたまに思う。ディズニーのヘラクレスのような伝統的な男性像がもつ強さや優しさは確かにこの世に存在>>続きを読む

青い車(2004年製作の映画)

3.9

よしもとよしとも作品x宮崎あおいの意外な組み合わせ以上に金髪サングラスのARATAこと井浦新に釘付けに。松本大洋原作『ピンポン』でスマイルを演じていたのも彼だったのね、、!物凄い存在感。韓流アイドルN>>続きを読む