yuumさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

4.4

Summer Girlはじめの一作🌻最終的に結ばれる/結ばれないかどうかなんて正直どちらでも良いくらいお互い全力疾走できる恋愛以上の友情、世界一尊い🥲アラナ姐さんが神通力で見事に運転しきったガス切れト>>続きを読む

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.2

中絶反対を唱えるアメリカの保守派が観たら卒倒しそうな映画だ。主演のヘイリー・ベネットが素晴らしかった〜!

正しい日 間違えた日(2015年製作の映画)

3.8

あの時は正しく いまは間違い/いまは正しく あの時は間違いーーーホン・サンス監督によるキム・ミニというミューズの偶像化は村上春樹のそれと似ていて頭の中では肯定できない一方で嫌いになれない心が自分にある>>続きを読む

バグズ・ライフ(1998年製作の映画)

3.5

透明の水信玄餅みたいにぷるぷるした雨露がたまらなく美味しそうで子供の頃強く憧れたのを思い出した🫧

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.5

珊瑚礁が水底に眠るエメラルドグリーンのビーチはやっぱり綺麗🪸

アベンジャーズ(1998年製作の映画)

3.9

ユマ・サーマンにショーン・コネリー、レイフ・ファインズら名優が揃った洒落たB級映画。女優のメイキャップがBYREDOみたくセンシュアル。私もダッシュボードから紅茶が湧き出る車に乗ってカップとソーサー手>>続きを読む

それから(2017年製作の映画)

3.6

終始キム・ミニがまありさんに見えた。。。😶‍🌫️雪の降る夜に走るタクシーの窓から注がれた月の光がアルムの顔の上でゆるやかに波打つシーン、最初観た時はそんなに心に残らなかったけれど見直したら確かに素敵な>>続きを読む

疑惑(1982年製作の映画)

4.0

岩下志麻のINTJ弁護士っぷりが至高。裁判で滔々と尋問し、問題の本質に切り込む姿は仕事中の元姐と重なる。笑 かの有名な桃井かおりの赤ワインをボトルでだばーっのシーン見たさに観始めたけれど、面白く最後ま>>続きを読む

ウルフギャング アメリカン・スターシェフ(2021年製作の映画)

3.5

艶々したスモークサーモンの上に黒キャビアが点々と置かれたピザのお店からいつステーキハウスに看板を変えるんだろう?と途中まで真剣にワクワクしながら観ていたけど、こちらのウルフギャングは80〜90年台に一>>続きを読む

読書する女(1988年製作の映画)

4.0

そして朗読者はいなくなったーパク・チャヌク『お嬢さん』(2016)でも韓国人・日本人のエリート変態紳士たちが美女に官能小説を読ませて悦に入っていたけど、あれって聴覚優位のひとたちにとっての密やかな夢な>>続きを読む

緑の光線(1986年製作の映画)

3.7

独身、ソロ、個食…フランスでは独りでいることに対してpeer pressureが強い国だとは聞いていたけれど、カンパーニュでなくても都会パリでこれだけ凄かったら田舎を1人で過ごしたらどうなってしまうん>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

米国深夜トーク番組『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』の寸劇に見紛うチープで薄っぺらい映像演出は「泥酔した女性をレイプするノリの軽さ」のメタファー、ひいては>>続きを読む

はちどり(2018年製作の映画)

4.2

押し殺した静と爆発的な動が共存した思春期。家庭。今日も無事に生きて家に帰れたこと。指も動かせないほどの悲しみ、無力感。生と死は対立し合うようでその実互いに内包し合ってるのだと気がつくとき。徒然なるまま>>続きを読む

フォー・ウェディング(1994年製作の映画)

2.5

ヒュー・グラントは世紀の人たらし…大好き。St. Elmo's Fireでも理想のマドンナ的立ち位置だったアンディ・マクダウェルは本命役がとても似合う。イギリス人の主人公とアメリカ人のヒロインの序盤の>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.4

牧歌的なLA版『KIDS』かと思いきや、ドラッグ・セックス・アメリカンドリームが文字通り隣り合わせの物騒な地区で生きる人々をより鮮やかに描いた快作。冒頭のオープニング・クレジットでAlexa Demi>>続きを読む

幸せのレシピ(2007年製作の映画)

2.5

タッパー容器いっぱいのティラミスをスプーンですくって食べるのって幸せ、特にファーストバイト。ストーリーはぬるいけど、食材や料理、食べるシーンが魅力的に撮られているので視覚的に愉しめた。

まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)

4.4

夢がうつつを超越するとき私は精神の高揚を1番感じる。コロナで旅に出られなくてつまらない、ねえ何か非日常なことない?と前に友人に聞かれた時にこの映画を勧めたかった…日常がデカダンにぶっ飛ばされるので。た>>続きを読む

女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

3.9

美人が運命に翻弄されて不幸に身を捧げる姿はフィクション世界であまりに美しく映される。アンナ・カリーナと同じ、憂を湛えた瞳の三白眼をした小松菜奈も映画『溺れるナイフ』やドラマ『夢を与える』で周りから浮き>>続きを読む

雨に唄えば(1952年製作の映画)

3.4

羽衣のようにたなびくトーガ風の白い衣装を纏った女性ダンサーと主人公男性のパ・ド・ドゥが素敵。けどヒロインはいかにも男性のまなざしによって変容させられた結婚向きのフィクショナルな(諸々都合の良すぎる)良>>続きを読む

ワンダー・アンダー・ウォーター 原色の海(2002年製作の映画)

-

モルディブの海を漂うマンタや海蛇たちの躍動感のあるショットには目を奪われるし、102歳まで彼女が「美」をキャプチャする能力は衰えなかったことを判然とさせていた。けれども映像の質がハンディ・カメラの域を>>続きを読む

アフリカへの想い(2000年製作の映画)

3.7

ードラマ・クイーンは死なないー
日本へは石岡瑛子が紹介し、世界中でリーフェンシュタールの再評価と物議を醸した『ヌバ』写真集に登場する部族の70年代から00年代への変遷を観れるのはこの映像を除いて他に何
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華氏451(1966年製作の映画)

3.6

焚書は絶対に許し難い行為だけれど、燃ゆるページの燻る姿に背徳が忍んだ耽美を感じる気持ちはわかる。暗唱は自信がない私、人間Audibleとして後世に残したい本を一冊選ぶならケストナーの『エーミールと探偵>>続きを読む

レニ(1993年製作の映画)

4.2

最後にカメラを真っ直ぐに見据えて「私の何が悪かったの」と私たち鑑賞者に問いかけるナチ党全国党大会の記録映画『意志の勝利』監督レニ・リーフェンシュタール。純粋芸術に人生を捧げた彼女は、芸術家はあくまでア>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.7

重力を感じさせない運転の車に乗る心地よさを思い出した。また乗りたい。

EMMA エマ(2020年製作の映画)

3.9

リラックスしたい時に小さなチョコレートボンボンを摘むように、可愛いものが無性に見たい!という視覚的な欲求を感じたタイミングで少しずつ観進めた。(邪道かもしれないがお菓子感覚で🍫)

本作で初の長編映画
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.9

もし夫(東出)に少しでも失望するところがあれば、昔の恋人についてくヒロインの行動を理想主義の私は全肯定していただろうな。でも彼が心から彼女のことを愛し慈しんでいたと感じられたからこそ、ヒロインの身勝手>>続きを読む

真実(2019年製作の映画)

4.5

あ、これって是枝監督作品なの とエンドロールでようやく気がついた。この役を引き受けられるドヌーブ御大ってきっとおもしろみに溢れた人なんだろうなあ。。。

サラブレッド(2017年製作の映画)

4.6

主演女優の二人とも「この脚本を書いたのは女性だと思った、だってあまりに少女の気持ちを理解しすぎていて...凄すぎる。」と絶賛した脚本を書いたコリー・フィンリー監督。観終わった後にsaebou先生の批評>>続きを読む

ボス・ベイビー ファミリー・ミッション(2021年製作の映画)

4.3

久々に映画館でアニメを観たわ。
映画予告にWiz Khalifa"Work Hard Play Hard"とFun"We Are Young (feat. Janelle Monáe)を使っているので
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