リーマン直後に製作されたドキュメンタリー。
サブプライムローンを中心に、一部の富裕層が富を独占し、その他のものが貧困に陥る極めて邪悪なシステム、資本主義について述べられている。
今も金融市場は大活>>続きを読む
知らなかったことがいっぱいある一方で、なんだか煮え切らない気持ちも出てきた
だめだめいうけど稼いでるのはそっちじゃ〜んっていう
アンティゴネの幼さとの決別が印象に残っている。
常にお腹が減っていて欲が深い(特段善悪はなく)アデルは自分でも述べるように幼くて大人になりたがっているが、アンティゴネと同じように自分が死ぬときまで大>>続きを読む
卒業前夜のTrip to Party で発見されるのは、自分も他者も最高で誰にもジャッジできないことだ
自分は自分の指標で生きていくしかなくて 誰かの生きた時間を羨んでいてもしょうがない 自分で自分>>続きを読む
人には決められたママの言う自分で切り開く運命とダンのいう決められた運命の両方がある。そしてその中で周りにとらわれずに自分の道を進んでいたのがフォレストガンプであり、彼をバカという人がバカである。
自立する女性、好きな人と一緒になる女性、家庭をもつ夢を叶える女性、どんな価値観にも左右されず己の人生を全うする女性。みんな自分の人生を生きる、ただそれだけで、でもどうもジェンダーによってときにはそれが>>続きを読む
とてもうまくいきすぎなラスト。
現実の人生はそう奇跡に溢れていないし、二度ってあるのだろうか?
殺人事件があると なぜそんなことを という疑問が湧くこともあるが その過程が描かれている映画だと思った。
紙一重であり それでいて 日々の出来事の確かな積み重ねがある。
いつも手遅れなことばかりで いつも後悔ばかりで 時間は誰のことも待たない
ピクサーやディズニーの映画は絶対ハッピーエンドだって信じてみれるので、精神衛生によい。
死者と生者の国を行き来するときに、写真認証で行われ、写真が飾られてない人はいけないという描写、現代社会に通じる>>続きを読む
異才を持つ子を描く映画かと思ったら、子どもと大人の境界線、そこに宿る幸福の定義について考えさせられる映画だった。
FrankはMaryに子どもであってほしいと願っているといいながらも、一番対等な関>>続きを読む
子は親を選べない。
子にとって「いい親」も「悪い親」もない。絶対的な「親」だけ。
17から18へ。他人との比較に押しつぶされ、承認されたい気持ちに脳をかき乱され、誰かとぶつかりながら、その間の小さいすき間をかき分けて、自分を見つけていく。
他人を真似る、嘘をつく、親と喧嘩、ああ全て>>続きを読む
とにかくスーパーポジティブで、スーパー元気になれる映画。第一印象で物事を決めつけないこと。イメージがかたどる世界は強固だ。
本当の意味ですれ違い続ける2人の姿は切ないが、なんか時間を逆行する人間側があまりにも不利というか、とことん高寿の時間の流れに合わせている感じが、あんまり納得いかなかった
精神病棟に押し込めるところまで、痛烈にブラックユーモアが溢れててよい。
奇跡と現実はいつも同居している。
そして、人生は絶対に一回しかない。
そして誰も、誰かの人生に何か言うことなんてきっとできない。
Mamaは、そう知ってて、本当にすべてを丸ごと受け入れる。後悔とか>>続きを読む
日本、世界でクィアが描かれている映画がヒットをとげ、そこに大きな批判が聞こえてこないことに少し感慨深くなった。世界は変わりつつある。
でも、どんなに世界がよくも悪くも変わっても、言語がなくなっても>>続きを読む
これは魔法だ。
いつも希望を届けてくれてありがとう!
ブラックなものかと思ったら、ハッピー展開だったのでショック。
現実ではこうはなり得ない。不幸は永遠に続く。その不幸を不幸として受け入れられるか。
伝説的ロックバンドの伝説的日々の凝縮。
終わり方が曖昧であまりいい気持ちではなかったけど、まだこの人たちの人生が続いているならばそれはそうだと思った。
社会が男性性の強い物理的暴力を駆使して戦いをしている中、女性は静かにひたすら待っていた。と思われている。
そこへソフィアは切り込みをいれて、新たな視点を描き出す。
女性に欲望があるということ、その>>続きを読む