サワラさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

・重要な箇所でちゃんとアップデートが成されてる良いリメイク版だったと思う!

・絶対入れて欲しかった「アリエルが自分自身で勝つ」って要素がちゃんと入ってて、しかもそれが操舵輪の伏線の気持ちよさも噛み合
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カラフル(2010年製作の映画)

3.8

・なんとなく避けてきたんだけど今更原作を読んだのでこっちも見た、それぞれ良さがある!

・なんか清澄白河・等々力・二子玉川の知ってる場所ばっかどんどん出て来るし、なんなら歴史解説も面白いし、東横インは
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リトル・マーメイド(1989年製作の映画)

3.4

・2023版を見に行くためにまずこっちを見た

・アリエルおてんばで溌剌としててすごい魅力的なキャラだ

・1989年にこの映像ってすごいな…と思ったけど、もはやディズニーの手書きアニメーションには単
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怪物(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

・面白かった、ただ是枝脚本じゃないって前提知識とかちょっとした発言の是非とかを先に仕入れちゃってたせいか、いまいち自分の思考で判断ができてる自信はない

・子供たちの演技がめちゃくちゃ上手い…

・ず
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.9

・万引きも死も性生活も「あれ」で指し示すのは、それを見て見ないふりしようとする姿勢でもあり、今の生活を保つための必死さにも見える

・万引きからのみかんの描写、カメラワークの妙でゾワっとくる

・後味
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

・いい時間を過ごした……

・全部は体験してないのに、旅先のバスから降りた時の砂利の感じとか、水着が濡れた時の張りつき方とか、ビーチに置かれてる白いプラスチック椅子の軽さとか、そういう断片が強烈に「懐
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ベイマックス(2014年製作の映画)

3.9

・いいね〜〜〜ベイマックスかわいい!!!!!!!!!!!

・ヒーロー物のフォーマットだけど、「ケアすること」についてっていう生活に根ざした話でもあるのが良い

・ビニールの柔らかさ表現が多彩で楽しい
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セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

4.3

・ものすごく良かった……

・ポスターとかから受けてたイメージとはまあまあ違う印象だった、後味良……

・劇中音楽とそれに合わせた演出が良い、Magnolian名前覚えたよ

・扉、酒、きのこ、雪…あ
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.9

・またそれなりの時間が経ったらどこかで見返してみたい映画だった

・ケイトブランシェットがひたすらスゴい、普通に役者だってことを忘れていた ゆったり目の長尺だけど、彼女が動いてるだけで画面にずっと見入
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.8

・シンプルに楽しかった!!

・マリオというゲームを映画に落とし込むにあたって「何度もトライすること、諦めが悪いこと」を中心軸に持ってきたのがなるほどな〜と思った、それって確かにマリオの本質だもんね…
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.6

・海の表現が圧倒的だ、美しさと恐ろしさの両面がちゃんと現れてる

・モアナが進む時は右、戻る時は左っていう風に、展開に沿ってシンプルに画面が設計されてるね

・トライバルな意匠がとにかく良い、こういう
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ファンタジア(1940年製作の映画)

-

・まあまあ異様な雰囲気があるのが良い、というか枚数と気持ち良さがすごいな……

・短編集形式で音楽劇だったからか、2時間しかないのに4日くらいかけないと見切れなかった

・「時の踊り」と「禿山の一夜」
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.9

・楽しい!

・歌がいいね、ミュージカルって体に合わなくて退屈になること時々あるんだけど、これはずっと楽しかった

・特にルイーサとブルーノの曲は吹き替えも気持ち良かった、比較するとニュアンス差は結構
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

・考えうる中で最高級の終わり方だったんじゃないか…!?すごい嬉しい ウェットさは増してるけど3作目らしさでもあるから全然OK

・ガモーラよりもかなりロケットに話の比重を傾けた構成だったのが意外だった
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

4.4

・これは…素晴らしい…

・二次性徴の話であり、親の呪縛の話であり、アンガーマネジメントについての話でもある、思春期って一瞬であり同時にその先ずっと続く人生のこととも言える

・呪縛の連鎖から解放する
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ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

3.7

・今更ながらすごいな…リミテッドじゃないアニメーションの手数の威力、圧倒的すぎる

・映像的なアイデアが本当に豊富で数えきれない、発想の宝庫

・エスメラルダが良過ぎる、登場して一発で好きになるキャラ
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メリダとおそろしの森(2012年製作の映画)

3.5

・好きな部分と悩ましく思う部分があった

・なによりもメリダのデザインがすごく好き、深い緑を基調とした森の中に鮮やかなオレンジが良く映える、髪質の表現もすごい

・全体的に色の濃い画面だから、廃墟とな
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セブン・サイコパス(2012年製作の映画)

3.0

・どういう映画なんだこれ…なんか難しい…どこまでが創作の内側なのか混乱する感じとか面白いけど、いまいち自分にはハマらなかった感

・これもこのポスター感とはまあまあ違う

・サムロックウェルとコリンフ
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ヒットマンズ・レクイエム(2008年製作の映画)

3.9

・罪と贖いについての話

・マーティン・マクドナー脚本やっぱり好み、コメディのノリが好き、笑っていいのか何なのか分からなくなる感じも良い

・ポスタービジュアルから想像するコメディ感とはかなり違う、コ
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ゆるキャン△(2022年製作の映画)

3.2

・ぶっちゃけ地味ではあるけど、なかなか良い映画だったな…

・テレビシリーズで「自分でやってみること」を描いてきて、映画では「自分一人ではできないこと」を描くっていうのはすごく上手い対比だと思った
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.0

・どういう気分になって見ればいいのか定まらんかったな……

・額面で捉えると信仰の肯定というか信じないと手遅れになるよって話に読めるけど、絶対そういうこと言ってる感じじゃないなってのは見ててもわかる
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

・思うようにならない自分自身を身体そのものが体現していて、肉体が表現になってるのすごい……

・その肉体がシーンごとの緊迫感やリズムを作る装置にもなってる…

・扉の内と外の環境差を使った最後のシーン
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らくだい魔女 フウカと闇の魔女(2023年製作の映画)

3.3

・このごろ子供を意識して作られたものに興味が湧いてるので見に行ってみた

・フウカが動いてる場面全部がかわいいのすごいなぁ、あとEDの絵がびっくりするほど上手かった…

・周囲からの悪意とそれに対する
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長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

4.2

・これ素晴らしかった…………

・ずっとご機嫌な感じで楽しい、吹き替えもめちゃくちゃハマってた、土屋アンナさんスゴ…

・隣席の家族連れがずっと爆笑してたのも最高だった、子供向けってこうなってると嬉し
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.6

・原作を中学の頃読んだ時は全然分からんかったんだけど、今になって読み返したらすごくて、映画はさらにすごかった……

・キャラの人間らしい嫌な部分の采配がすごく良いバランス

・原作のエッセンスを分解し
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長ぐつをはいたネコ(2011年製作の映画)

3.9

・2作目の予習で見たけど、そもそもこの一作目がすごく良いな

・過不足ないサクサク展開、フラメンコ風の音楽と踊りのシークエンス全部最高

・物語の中のマクガフィンが変化していく感じがちょっと新鮮だった
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.6

・これ結構キューティーハニーだ

・台詞回しとかの庵野節、若干キツい部分が満点に詰め込まれてて笑ってしまった、割とはっきりふざけにきてる部分も多い

・自分の過去作から引用する系のサービスとか衒いなく
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映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)(2023年製作の映画)

3.0

・なんかドラえもん映画久々に見たいな…と思って行った

・プロップがとにかく良い、すごく不思議なバランスで出来てる施設の構造とか、アイテムの絶妙にキュートな感じとか、ドラえもん映画のワクワク感ってこう
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

・ちょっと想像しただけで卒倒しそうな手数……どう組み立てたらこういう脚本と映像が生まれるのが知りたすぎるな

・マルチバースって概念が「選ばなかった別の道」の言い換えとして置かれてて、エンタメ性とメッ
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

4.0

・おもしろ……

・ベネデッタの言動をずっとグレーなラインで保ち続けるストーリーテリングがすごい

・ベネデッタは「神」とか「信仰」と言うものを全体的な教義ではなく自身の内面に成立させてて、それは宗教
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.1

・ちょっとすごすぎる、何の話ししてんのかどこ連れてかれるのか全然分かんなくてずっと面白い

・もらいゲロしそうになる映画ランキング1位、たっぷり揺さぶってからのゲロ100連発

・音楽の使い方がめちゃ
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RRR(2022年製作の映画)

3.9

・カロリーが尋常じゃない高さ

・ここで終わる感じかな、と思ったところを4回くらい超えてきた

・ナートゥダンスが対立を超える言語として描かれてたのが凄くいい、イギリスの男もダンサーとしての意地を見せ
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ズーム/見えない参加者(2020年製作の映画)

2.6

・心霊ホラー最悪!こわい!嫌だ〜〜

・ZOOMならではのアイデア色々おもろかった、ただ悪霊の所作が割とずっと同じ感じなのが惜しかったかも

アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

3.9

・画面が鮮やかで綺麗!派手な色味が多いはずなのに雑然とせず品格がある

・「物語」が持つ意味についての話が面白かった、あの講義を聞きたい

・ただなんか無闇に色々考えちゃって不思議と難しい話に感じてし
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