碧さんの映画レビュー・感想・評価

碧

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街の上で(2019年製作の映画)

4.0

現実と映画の境目がない、こういう作風ホント好き。
続けて2回観てしまった。

そして、若葉竜也を穴が開くほど見るべき作品。
知ってるつもりだったけど表情がいちいち天才。

個人的に、青とイハが過ごした
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.5

ふと観たくなり、何度目かの再鑑賞。

最初に観たのは確実に10年以上前。
なんと面白い作品だろう、よくこんなの思いつくな、と当時は賞賛の気持ちが圧倒的に強かった。

けど今、全て知って観ると何と残酷で
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華麗なるリベンジ(2015年製作の映画)

4.0

パク・ジョンファン見たさで行きついたら、ちょうど見たかった作品に。

出来る役者ばかり目白押しなうえ、最近見た作品で印象が強かった方々の共演で、自分の見るタイミングは今だったんだなと勝手に納得。

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オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

んー、個人的にはハマらず。

ダミアン誕生の前日譚という部分は把握してたけど、描き方が好みじゃなかった。

『エクソシスト』新作の時、過去作を復習していったけどあまり意味が無かった気がしたので、今回は
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記憶の夜(2017年製作の映画)

3.5

『ミセン』のカン・ハヌル主演。

久々に騙される作風で爽快!
なので、書けることがあまりない。

個人的にはちょっと詰め込みすぎな気もしたけど、騙されたかったら是非。
良く出来てる。

それにしても『
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.5

気味の悪い、変にリアルな夢を見たような感覚にさせられた作品。

導入の部分。
部屋の壁、インテリア、服、クルマ、意図的になのか「青」でまとめられており青バカの私は吸い寄せられてしまった。
懐かしいクー
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

4.0

やっと地元に。
ポスタービジュアルが気になりすぎていた作品。

韓国の時代モノは初めてで少々不安だったけど、そんなの全く気にする暇もないほど面白さに引き込まれた。

なぜ「梟」なのか。
なぜ「盲人」の
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

4.0

予告でそそられた本作。
観たい作品の公開が重なり、ようやく本日。

中国の小説が原作だそう。
でも中国というよりはアジアっぽさを感じたし思ったより血なまぐさい。
そして沖縄が醸す異国感も良い。

狂気
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変な家(2024年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

動画と、小説はまだ途中まで。
なのにフライングしてしまった。

けど。

ひっそり小説読んだりボソボソ動画聴いたり、そうやって感じる怖さの方が好きだった、私は。
見えていいのは、あの間取りと雨穴キャラ
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ぐるりのこと。(2008年製作の映画)

3.5

『コットン・テール』鑑賞後、その足でやっと視聴。

なるほど、確かに『コットン・テール』の前日譚に思えなくもない。
それほど、リリーフランキーと木村多江が本物の夫婦にしか思えない。

15年以上前の作
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コットンテール(2022年製作の映画)

3.5

日英合作作品。
妻を愛しすぎた夫でもあり不器用な父でもある男と、その息子の再生の物語。

リリー・フランキーが自転車を走らせている、あの素晴らしく美しい画がずっと気になっていた。

このキャスティング
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連鎖(2018年製作の映画)

3.5

『ミセン』のキム・デミョン見たさ。

30代なのに8歳の知能しかないソック(キム・デミョン)の日常の、とある躓き。

肝心な部分がリュ・スンリョンのあの作品と似ていて何となく既視感。

キム・デミョン
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

是非とも公開日に観たかった作品。

『ニトラム』でオーラに一目惚れしたケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。
あのビジュアルだけで観る前から気持ちは100点。

だったけど、わりと平坦なあまり抑揚のない展
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.0

原作未読。

バニック障害くんとPMSさんのお話。

少し前の朝ドラ夫婦のイメージが強すぎて、良い意味で足が向かないでいた。
でも、予告の鋭さと評価の良さで鑑賞。

結局、観て良かった。
映画だと思え
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犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

3.5

やっと観に行けた待望の新作。

中国のくだりは必要だったのか、個人的に疑問。
1作目のように出演者が多すぎた気が。

そして、期待していた青木崇高。
だったけど、國村隼の存在感の方が圧倒的に超えてしま
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オットーという男(2022年製作の映画)

4.5

劇場で観そびれたものの、もっと早く観るべきだったと鑑賞後に反省。

それほど、久々にアメリカ映画とトム・ハンクスの素晴らしさが深く深く身に沁みた。

正直、私自身オットーのあの性分と部分的に似た所があ
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目撃者(2017年製作の映画)

3.5

イ・ソンミン見たさ。

ジャケ写の不穏な感じがずっと気になっていた作品。

始まり方は私好みの激しさで期待したけど、進むにつれ相変わらずの韓国警察のダメさや、展開にツッコミどころが増え早めに飽きがきて
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.5

やはりマブリーはかっこいい。

前作よりは出てくる人数も少なくてわかりやすい今作。

でも私には、前作のチャン・チェン一味が怖すぎたのもあり今作の悪党カン・ヘサンがそこまでワルに見えず。
演じたソン・
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.5

新作絡みで、先送りにしていたマブリーらしい作品をやっと。

中国の黒竜組が怖すぎ。
『エクストリーム・ジョブ』でお笑いキャラだったチン・ソンギュが今回はヤバい人でビックリ。

一番ヤバい人だったユン・
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.5

評価が良いので気になって鑑賞。

綾野剛なら『花腐し』の方が観たかったけどタイミングはかってる間に地元で終了してしまったので、本作の綾野剛に託す気持ちもありつつ。

なるほど、野木亜紀子脚本だなと。
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市子(2023年製作の映画)

4.0

もともと舞台作品として作られた作品の映画化だそう。

あらすじもほぼ知らず、杉咲花主演にこの役者陣なら観ない選択肢などなかった作品。
ようやく地元に。

題材になっているものを書くとネタバレになってし
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

岡山天音を観たかった日、2作目。

原作未読。

待ち望んでた作品。
私が見たかった岡山天音200%で感無量。

ただ私自身ANNリスナーではなかったので、モデルになっているハガキ職人ツチヤタカユキ氏
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ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

岡山天音を観たかった日、1作目。

原作未読。

決して楽しめなかった訳では無いけど、何か足りなかったような。
もう少し驚きたかったような。

あー、たぶんこの人かな。
もしかしてコレはアレだったりし
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コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「作品」と割り切って鑑賞。



始まってすぐ『奈落のマイホーム』の空気感を思い出した。

冒頭から大した説明もなく、何が何だかわからない状況から始まるのが、逆に没入出来て何でもありの韓国らしくて良か
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

4.0

2024年、初の劇場鑑賞作品。

勝手に期待値高かったけど、個人的に全く裏切られず爽快。

こんな遊び方がもし実在したら
正直ドラッグより厄介そう。
面白がる視点が相当狂ってる。
かなりタチの悪い若
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キツツキと雨(2011年製作の映画)

4.0

2023年最後の自宅鑑賞作品。

沖田修一色、見事に満載。
特別大きなことは起こらないけど、観れば観るほど独特のリズムに侵食されていく。

そして、見たようで見たことなかった役所広司と小栗旬の共演の妙
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理想郷(2022年製作の映画)

3.5

2023年度最後の劇場鑑賞。

不穏満載の予告が気になってたので、すべりこみで。

始まってすぐ『ザリガニの鳴くところ』や『LAMB』に漂ってたのと似たような湿気を感じた。

引き込まれる映像の魅力は
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FLU 運命の36時間(2013年製作の映画)

4.0

このジャケ写の男性がチャン・ヒョクだと気付かず見逃してた作品。

まだコロナ禍だったら震え上がってたかもしれない内容。

ウィルスとかパンデミック系は、どの程度リアルなのか懸念があったけど取り越し苦労
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

私がまだ韓国映画にハマる前に、唯一観て面白いと思った作品が本作。
なのでここにも記録していなかった。

当時キャストについてもソン・ガンホしか知らず。
のちに韓国映画にハマり『最後まで行く』や『僕の妻
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ファミリア(2023年製作の映画)

3.0

『PERFECT DAYS』から役所さんを引きずり。

劇場で見逃し、配信かレンタルでと思っていながら今頃。
とはいえ、なかなか観るタイミングに出会わない作品って無理して観なくていいのかなと思わされた
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「こんなふうに
生きていけたなら」

フライヤーにある一言。
それに尽きた。

自分には真似出来ないと頭では思っていても、彼を見続ければ見続けるほど「こんなふうに生きていけたなら」
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

4.0

もうずっと見慣れてたサムネのアレの正体、ようやく。

ポン・ジュノ作品ではお馴染みのソン・ガンホ、パク・ヘイル、ペ・ドゥナ、当たり前だけどみんな若い。

1番ビックリしたのはグエムルのクリーチャー度の
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海街diary(2015年製作の映画)

3.0

随分前に録画したものを。

是枝さん相変わらず得意ではないけど、この四姉妹が気になり。

フタを開けると更に、クリスマスと誕生日が同時にきたような豪華キャストの面々。
しかも贅沢使い。

樹木希林と大
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あいつの声(2007年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

実話ベースの韓国ノワールは結構見たけど、ここまでラストで急激に突き落とされた作品はないかも。

事件が解決されてない、というのもそうなった大きい原因。

キャストにカン・ドンウォンの名前があるのに出て
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フィリップと5000枚のブランケット 僕が起こしたキセキ(2022年製作の映画)

3.5

ホームレスに5000枚の毛布を配った親子の実話が元だそう。

心の病が原因で失踪した夫を探す傍ら、稼ぎ頭がいなくなり金銭面や人間関係に苦しむことになった妻とその息子。

その過程でたまたま取った行動か
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人生は、美しい(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

やっと地元に。
大好きなリュ・スンリョンを初めてスクリーンで観れて嬉しすぎた。

好き嫌いハッキリ二分されるであろう本作。
チラッと情報は入ってきてたけど、逆に私はリュ・スンリョンの歌声が聴けて有り難
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