ゆりなさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

3.8

「どこに行きたい?」
「君の行きたいところへ」

えっ、めっちゃ粋じゃん!笑
これ私が大好きな展開だ。
監督、絶対「トゥルー・ロマンス」観たでしょ、って思ったけど1年しか違わない。

「花様年華」を観
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

確かに、面白かった。ただ前評判があまりにも良すぎて、期待しすぎた。笑
ある程度、大筋のストーリーは読めるので、目新しさはない。
ただ最高の映画体験なので、ぜったいにおうちじゃなくて映画館で体感してほし
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.6

モヤモヤしながらも「がんばれ!」と応援もしたくなる。
味のないガムを噛み続けるような、ちょっと嫌な、でも見過ごせないどうしようもない感情……が終始痛いくらい伝わってきた。

正直、自分にはピンと来なか
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.7

楽しみにしていた「トイ・ストーリー」の新作!ただ悪評を書きたいとかではなく、スピンオフはスピンオフでしかなく、本家を越せないと感じた。
でも数年おきに新シリーズを出してくれてありがとう!

前評判で際
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ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

3.7

思った以上に派手ではなく、静かで優しい、ミニシアターらしさのある作品。
序盤の一人の病院で夜ピアノ弾いたり、朝窓から抜け出すときの静けさが切なくて、キュッとなった。
でも、そう、これこれ。平日の深夜に
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犬王(2021年製作の映画)

4.2

本当に映画館で観られてよかった!
アヴちゃん選んだキャスティングは神。誰にも超えられない。開始5分で映像含め「おもしろっ」って感じた没入型映画。

「どろろ」×「ボヘミアン・ラプソディ」と聞いていたけ
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ビリーとリサのはじめての出会い(2022年製作の映画)

4.0

ビリーのファンなので、公開を待ち構えて16時ちょうどに見た(笑)

「橋の下にジョン・コルトレーンがいるわ!いや、彼は死んだんだった。」

シンプソンズならではのテンポの良さと、グリーンだった髪色のと
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.7

学生時代にTSUTAYAで借りて、途中まで観て離脱した。冷静に考えて、この映画はファンもいるし、時代を超えて今も愛されてんな〜って思う。

今観たら、シンプルなOPなのにめちゃイケやんけー!イギー・ポ
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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.6

全体的にクール。タバコを吸う無音のシーン、哀愁、海、波の音、車を走らせる囂々と言う音。
シンプルに静かだけれども、ジャームッシュの映画はクール。

ジャームッシュは2016年の「パターソン」の日常感と
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パリの恋人(1957年製作の映画)

3.9

これほど最初から最後まで終始突っ込みたくなりつつも、ハッピーにさせてくれる作品、ないでしょ!最高。

えーー!私が死ぬほど聞いている手嶌葵の「Bonjour,Paris!」って本作なんだ!感激。
驚く
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こまねこのおるすばん(2013年製作の映画)

3.6

久々に見たこまねこ。真夏の太陽を背に、留守番できるか心配してるおじい、可愛いすぎ。自分の幼少期「お留守番してて」とかなくいないか、一緒にどこでも連れ回されるかだったので、むしろ自由なお留守番の非日常感>>続きを読む

チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ(2022年製作の映画)

3.5

「落ち目のハリウッドスターが再起をかける話」をチップとデールに被せたところが、シュールで大人。これ実写のヒーローものでよく見るやつや!!

初っ端でフランダーが行方不明になり「これでディズニーキャラク
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さくら(2020年製作の映画)

3.6

生きる、成長する、死ぬ、性、生まれる、亡くなる、そして明日を生きる。
決して美しくはない、辛くて、ときに振り返りたくなくなる、久々に「小説を読んだなぁ」というドラマチックではない映画。

西加奈子原作
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マイクとサリーの新車でGO!(2002年製作の映画)

3.3

これジョン・ラセターじゃなくて、「モンスターズ・インク」の監督なのか!わたしはユニーバーシティの方が好きだったりする。

この人「ソウルフル・ワールド」しかり、NYというか町並みを描くの好きなんだろう
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.7

愛の対義語は「憎悪」じゃなくて「嘘」。本作含めノワール小説に、そう感じる。

さすがというか、ポスター通り世界観抜群。美しいな〜と思ったら、美術系の賞のノミネートが多くて納得。
全てのシーンが一枚革を
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マギー・シンプソンの『フォースの覚醒』(2021年製作の映画)

3.5

スターウォーズ風の託児場、可愛すぎる!(笑)

2分の中で情報量が多すぎるし、元ネタの大事なカットを上手く落とし込んでいるし、
エンドロールですら笑える。

あと前々から思っていたけれど、シンプソンズ
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レスキューチーム メーター(2008年製作の映画)

3.4

ハロー、ドクター💋👩‍⚕️

やけにメーターの消防車ロゴをキラキラ光らせてくるじゃーん!って思ったら、「メーターの世界つくり話」の一作品目なのね、これ!

何のパロディだろ、もはや色々な映画のパロディ
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(2020年製作の映画)

4.0

「どこまででも行くよ、一人で!」

映画としては普通、ストーリーはまぁまぁいい、ただ些細な詰めが嫌、小松菜奈で加点しまくりこの点数です。

この度、まさかの菅田菜奈夫妻がロケ地の函館で挙式したと聞き。
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.9

🌍🧴🛁

家族のキャラクター、街の人たち含めて、出てくる全ての人・日常のシーンが「愛おしい」作品。
誰もが幼少期の些細な出来事に思いを馳せずにはいられないはず!

「ALWAYS三丁目の夕日」や「ちび
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

☕️❔

飽きさせない3時間で、謎解きゲームをしているかのよう。
これまでのポップで分かりやすく派手なバットマンではなくミステリアスで色っぽく、終始展開も新しくてクレイジー。
「24」を見ているときの
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プライベート・ウォー(2018年製作の映画)

3.8

冒頭、5分。
戦争映画(正確に言うと戦争ジャーナリストの映画)なのに、映像が明るくてゲームのような綺麗さが、またリアルで悲痛だ。
前評判、掻い摘んで「何度も戦地に訪れる変わった人」と聞いていたのに、と
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

3.9

「男の料理はアート、女の料理は義務。」
「違うよ、料理は愛だ。」

今はスマホがあるから、本作ほどではないだろうけど……主人公と一緒にはじめてのドキドキ不安な海外生活をたのしめる、あたたかい作品!
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.9

気持ち的に言うと、はじめて「HUNTER×HUNTER」のキメラアント編見たときに近いです。前評判通り激ヤバでした。

待望の逆輸入!なのがいい。ティム・バートンから子ども要素を抜いたストップモーショ
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シンプソンズのプラス・アニバーサリー(2021年製作の映画)

3.8

「ディズニープラス」の2周年記念なのだそうのだけど、まだ2周年なの!?
これ「ディズニープラス」に入っている人が見れちゃうやつだから、CMとしてYouTubeか何かに流した方がいいw
たった5分の中に
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.8

お金をかけた贅沢ではなくて、センスも映画としても全て「贅沢」な映画。

冒頭から、うぅわ何これ!左右対称なところ、ウェス・アンダーソンのInstagramみたいだし、ミニチュア感あるし、かぁわいい!!
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ジョージとA.J. / George & A.J.(2009年製作の映画)

3.4

「さらば諸君」

「カールじいさんの空飛ぶ家」のスピンオフ。サウスパークかな?って思うようなベタ塗りが可愛い。
ご老人たちのスカッとジャパンが陽気でいい。

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.7

マッツ様目当てで行きましたが、同じひとそこそこいるよね?プチョヘンザ。

ジョニデの方が不敵な笑いは似合うのだけど、マッツの007のル・シッフルを思わせる堂々たる悪役ぶり、最高でした。
数々の恋愛映画
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飛行機メーター/Air Mater(2008年製作の映画)

3.6

短編なのにアニメーションのレベルとテンポが高すぎる。「モンスターズ・インク」もいつもテンポいいなぁと思うのだけど、それを超えてくる。短編だからあえてもあると思うのだけど。

「トーマス」でたまーにヘリ
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ナイチンゲール(2019年製作の映画)

3.9

これ、すごいすごいと公開前から聞いていて。

中尉役のサム・クラフリンは恋愛映画だとか有名作品に割と出ているし、クレア役の女優さんも美人。スチール写真を見たら逞しくて、本編見たら美しくて驚いたよね。
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ベッドかざりとほうき(1971年製作の映画)

3.6

ディズニーって魔女や魔法の世界を描かせたら、昔から世界一じゃないですか?(笑)

黒い猫ちゃんどうなっているんだろう。
アニメと実写が融合した、この手の映画「ロジャー・ラビット」みたいで好きなのだけど
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TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

4.0

殺風景だった部屋が気が付いたら、素敵なお城に変わっていて驚き!ムーミンの作者、トーベ・ヤンソンについては兄弟で活動していたしか知識がなかったので、「トーベ」を一人の女性の人生として捉えていてよかった。>>続きを読む

ハピアー・ザン・エヴァー L.A.へのラブレター(2021年製作の映画)

4.5

アニメーション挟むの、お洒落だな〜。
アカデミー賞の授賞式で、クールな彼女がピョンピョン飛び跳ねて抱きついてよろこんでいてOMG🥺でした。
あと、きちんとビリー・アイリッシュだけじゃなくて「ビリー・ア
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愛なのに(2021年製作の映画)

4.3

「愛を否定するな!」

ほんと、それな。
やっぱりこれもすごくよかった!何撮らせても面白い今泉監督、新作のペースが早すぎるけど、いつまでも追いかけていたいし、これで笑えたりグッと来たりする大人でこれか
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独裁者(1940年製作の映画)

3.6

「諸君は幸福を生み出す力を持っている。
人生は美しく自由であり、すばらしいものだ!」

うわ〜〜冒頭、第一戦なのかこれ、辛すぎる。。チャップリンの映画の中でも戦争シーンド派手だなと思ったら、納得の製作
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オリヴィア・ロドリゴ:ドライビング・ホーム・2・ユー(2022年製作の映画)

4.0

「大好きな人と長く一緒にいると、そこが自分のホーム(居場所)だと感じる。」

数多くアーティストのドキュメンタリー映画があるけれど、ゆったりとした映像がきれいで、無駄な外からコメントとか入っていなくて
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.7

観る前から4タウン(作中に出てくるアイドルグループ)をもっと見せてくれってコメントか多かったのだけど、キラキラしてて、ライブ中のみんなはまさに🥺🥺🥺の顔で尊かった。
ガラケーなのは設定が2002年だか
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