プリオさんの映画レビュー・感想・評価 - 32ページ目

プリオ

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ハンニバル(2001年製作の映画)

5.0

羊たちの沈黙以上に、発揮するハンニバルの異常性。シンプルにグロい映画だ。ラストは衝撃的で、気分が悪くなるほど。でも音楽とイタリアの景色、映像美のおかげでおしゃれで上質な映画に仕上がってる。そしてハンニ>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.5

人喰いおじさんが出るのに、まさかのアカデミー賞。

脚本の完成度、そしてジョディーフォスターとアンソニーホプキンスの神がかり的な演技。

残酷描写に着目されがちだが、緊迫感のある会話劇が最大の魅力。
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母性(2022年製作の映画)

4.0

セリフ回しが固い。名セリフのオンパレード。ある意味あそびがない映画。現実的には考えにくいシーンがいくつかあるが、象徴的に捉えることで流すことは可能。 

普通に楽しめた。同じ場面でも、母と娘で、全く違
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

思考を止めて、己の脳みそが溺れていくのを眺める映画だ。省略、象徴的空間、抽象的セリフの連続。まるで夢を見ている感じだ。そして見終わった後、いまいち内容を思い出せない。言語化できない。ただ個人的には、脳>>続きを読む

ハムナプトラ2 黄金のピラミッド(2001年製作の映画)

4.5

1より、好き。

前作より映像がさらにリアルで、ハラハラドキドキの展開。

こういう感じの洋画、またつくってほしいなー。

ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

2.0

ムキムキハゲ2人のコンビアクション芸。

テンションについていけなかった。

ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

3.0

ジャンクフード映画の代表的シリーズ。

そろそろ、お腹いっぱい。

ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年製作の映画)

3.0

それやっちゃう?
というアクションの連続。
でもそれが楽しい。面白い。

ワイルド・スピード MEGA MAX(2011年製作の映画)

3.0

なんか見てしまうシリーズ映画。
そして頭空っぽにして見れる映画。

ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)

3.0

車、友、女。
男が好きな三要素を詰め込んだシリーズ映画。

ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

3.0

日本が舞台だが、偽日本人ばかり。
妻夫木聡が若い。

カーアクションが普通に、カッコいい。

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.0

ドキドキを通り越して、ニヤニヤ。
どう殺すのか、どう殺されるのか。倫理観のかけらもないのだが、そんな見方をしてしまう映画。
ここまでくると、許せる。

それにしても、キアヌが体を張り過ぎている。

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

5.0

犬が殺されて、暴れ回る男の話。余計なものを廃したシンプル映画。物語にはそれほど捻りはないが、だからこそ余計なことを考えずに見ることができる。

⚪︎アクションの見せ方が好き。
引きの画でしっかり丁寧に
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

4.0

人間の男より男らしい、オスの中のオス、男の中の男、シーザー。その生き様を見届ける映画。

主人公シーザーは、ユダヤの民を約束の地へと導くまるでモーセのようだ。

子役のアミアミラーの可愛いが過ぎる。ま
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猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

4.0

ラストを知っているからこそ、カタルシスが生じる。悲劇の結末を知っているから、その過程が愛しく感じてしまう。そして俯瞰的に教訓として映画をみることができる。

戦争もそうだが、人種差別が大きなテーマだ。
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猿の惑星:創世記(ジェネシス)(2011年製作の映画)

4.0

自分も人間でありながら、鑑賞中は完全にお猿の味方になってしまう不思議な映画だ。それどころか、人間の利己主義的な行動につい苛立ちを覚えてしまう。動物の逆襲的な要素は、最近の映画だと「ノープ」を思い出す。>>続きを読む

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

5.0

シリーズものを見終わった、この感覚。胸にじんわり広がる感じ。同時に、胸にぽっかり穴が空く感じ。長旅を終えた充実感と虚無感。言語化が難しい感動だ。

ファンタジー映画で、一番好きかもしれない。

壮大で
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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

5.0

全編同時に撮影。その日数は、15か月。総製作費340億円。手間とお金、そして情熱をかけた歴史的ファンタジー映画。これほど完成度の高い映画は、そうそうない。

雪崩のように終息するべく、かなり高いエネル
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ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

5.0

すべてのファンタジー原点ともいえる「指輪物語」を完璧に映画化した大傑作。絵画にしたい美麗な風景。最高水準にリアルなVFX映像。壮大な規模の戦闘シーン。しかし、映像美だけではない。セットやCGだけではな>>続きを読む

リーサル・ウェポン4(1998年製作の映画)

3.5

一作目から観てくと、人間関係の進展や成長が感じられて面白い。とんでもなくよくできた脚本。

ジェットリーのハリウッドデビュー作でもある。

リーサル・ウェポン2 炎の約束(1989年製作の映画)

4.0

コミカルとシリアスの配合が絶妙なのだ。この切り替えが下手くそで、冷めてしまう映画やドラマは結構あるが、このシリーズはそれがない。

メルギブソン演じるリッグスのキャラが立っている。短気なところがあるけ
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リーサル・ウェポン3(1992年製作の映画)

4.0

とにかく楽しい映画だ。アクションあり、笑いあり、涙あり。

何より、キャラがリアルでイキイキしている。だから、感情移入度はハンパないのだ。シリーズを追うごとに、キャラの性格や関係性が変わっていく様も自
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リーサル・ウェポン(1987年製作の映画)

4.0

ダイハードに影響を与えた、シリーズものアクション映画の傑作。

アクションシーンに古さは感じるが、ストーリーの完成度と魅力的なキャラのおかげで、今見ても普通に楽しめる。

ターミネーター3(2003年製作の映画)

3.0

ドラえもんと同様に未来からロボットが助けに来てくれる映画だ。そして、悪いロボットも来て、、、というシンプルSFアクション映画。 

アクションも、音楽もなかなかいい。ただ、前作と比べてしまうと、やはり
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ターミネーター2(1991年製作の映画)

5.0

映画でここまで興奮するんだ、と見終わった後に思わず唸る。これを超えるSFアクション映画は、今も生まれてないのかもしれない。いや、これからも生まれないのかもしれない。当時映画館で見たわけではないが、当時>>続きを読む

ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛(2008年製作の映画)

3.0

1作目はかなり幼稚園児向けのファンタジー映画だったが、今作はちょっとだけシリアス要素が加わった。

大きな違いは、テルマール人という人間の登場だろう。
その存在によって、野蛮化してしまったナルニアが表
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ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女(2005年製作の映画)

3.0

子どもたちは、空き部屋で大きなたんすを見つける。そのたんすの向こうには別世界が広がっていた。兄弟4人の性格の違いが扉を開けたともいえる。

すごく夢のある物語で、映像も音楽も美しい。

ナルニアの原作
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ダイ・ハード4.0(2007年製作の映画)

4.0

1では等身大のやたら人間臭いブルースウィルスがカッコ悪くもカッコ良く現れた。秀逸なストーリー、程良いアクション、斬新な設定。まさに当時は新感性の核融合的な爆発的作品だった。そして、2と3はもはやダイハ>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

阿部サダヲの光のない目。悪い意味で吸い込まれそうになる。表情の作り方、いわば表情管理が恐ろしい。笑顔と真顔。表と裏。こんな人、実際にいたら怖すぎる。でも、本当にいそうなリアル感があった。 

ただ白石
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

最後のエンドロールで前作がトニースコット監督だと知った。だから、音楽と映像のコラボレーションがうまかったのか。今作は、トニー監督のエッセンスを取り込みつつ、アクションと映像美に磨きがかったエンタメ大作>>続きを読む

ダイ・ハード(1988年製作の映画)

4.0

主人公が人質となった妻を助けるために高層ビルに侵入する映画だ。

善は善として、悪は悪としてはっきり描かれいるのも、わかりやすくていい。まさに娯楽映画だ。

アクション映画といえばこれをあげる人も多い
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ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記(2007年製作の映画)

5.0

家族と観ても、恋人と観ても、一人で見ても楽しめる映画だ。

主人公ベンは、博識で頭の回転も速く、どんどん謎を解いていく。とにかくストーリ展開のテンポの良さが半端ない。でも、ディズニーだし、娯楽映画とし
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