緩やかささんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

緩やかさ

緩やかさ

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セント・エルモス・ファイアー(1985年製作の映画)

3.0

U-NEXTで再鑑賞。

しょーもない男がモテる。

音楽のメインテーマのなんとキラキラしていること!
80年代はアメリカもクリスタルだった。

そして自分自身も馬鹿で浅はかでいけすかない若者だったこ
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キース・リチャーズ:アンダー・ザ・インフルエンス(2015年製作の映画)

-

すごく変な話で恐縮ですが、このドキュメントを見て思ったのは、キースはギターが上手い、でした。

7割くらいは現在(2010年代前半)の映像、3割くらいが過去の映像で構成されています(体感)

ソロ活動
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.2

こちらも多くの方がベストムービーに挙げている作品。
やはりやはり面白かった!!

アイアンマンシリーズは未見で、Filmarks見てなかったら辿り着けなかった映画です。感謝。

シェフのカールがめちゃ
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.7

ベストムービーに挙げられている方がとても多い本作。

いろいろ見どころはありますが、全編にわたって細部までの作り込みが非常に洗練されていると感じました。

脚本が素晴らしいのは言うまなく、長尺にもかか
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つぐみ(1990年製作の映画)

4.3

U-NEXTで再鑑賞。

西伊豆の町がとても美しい(平成2年撮影)
時間の流れ方の感覚が好き。

牧瀬里穂さんと真田広之さんが神々しいほどに綺麗。

原作リスペクトもしっかり感じる脚本、ちゃんと観客リ
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.6

乾き切った閉塞感にじわっと共鳴して辛くなってしまう。

ささやかな物語にさえなれない二人が哀しい。

ローファイでやたらとポップなエンドロールが少しだけ昇華してくれるような読後感。

時代や場所は違っ
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L7:プリテンド・ウィ・アー・デッド(2017年製作の映画)

-

意外と活動期間が長かったL7のヒストリーを当時の貴重な映像で綴った記録映画(そして再結成して現在も活動中)

いい時ばかりではない、むしろそうでないときの方が長くハードだったバンドそのものの成長譚とし
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.7

自分がペットの犬だとして、ある日のごはんに大好物ばかり目の前にどどーんと並べられて嬉しすぎて戸惑ってるみたいになった(語彙力無くなった)

こんなん好きに決まってる〜

ニューヨークの彼がパパに促され
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ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

3.6

多作なスピルバーグ監督なので結構観てない取りこぼしがあります。

ずっと気になってた本作。

さすがの安心感のある作りでじっくり集中して物語を楽しみました。
スピルバーグ作品の中ではこの手のものは結構
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.3

普段あまり観ないタイプの映画で、不思議な雰囲気に序盤から惹き込まれました。

脚本の進行、エピソードの配し方が良い意味でかなり独特です。

私自身がこれまでの人生で、男子のグループでわちゃわちゃした経
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ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)

4.5

淡々と静謐に進んでいくこの感じ好きだなあと思いながら、西部劇だしラストにクライマックス的な悲劇が来るのかな、とうっすら予測しながら観てたら、まさかのラストシーンに完全に放心状態になった。
すごいものを
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フリーダム・ライターズ(2007年製作の映画)

4.0

荒廃したクラスの生徒たちがある時から鮮やかな程に反転する。

普通ならもっといろいろな困難が派生すると考えるが、実話だけにこれが真実で、子どもたちが本来はとても素直で、傷ついていたからだろう。

子ど
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.2

「シックスセンス」的なオチを想像して観てたけど全然違った(実は冒頭に雑貨屋で撃たれてタイムリープな走馬灯見てた、みたいな)

このラストで本当に良かったー😭

雑貨屋の彼は天使だったんだ。
クリスマス
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コリーニ事件(2019年製作の映画)

4.4

リーガルサスペンス、法廷ものです。
内容には触れません。観て。

この映画がドイツで作られたことが素晴らしいです。

ピザ屋のお姉さんグッジョブ。

欲望のバージニア(2012年製作の映画)

3.8

これは完全に<隠れた良作>、
かなり面白いです!

不死身の三兄弟の話。

脚本ニック・ケイブとなってて、同姓同名?と思ったらミュージシャンの本人でした。(音楽も担当)

本作のトム・ハーディは出色の
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エルミタージュ幻想(2002年製作の映画)

4.0

手持ちのハイビジョンカメラによるワンカット撮影。
「1917」「バードマン〜」等、編集技術を駆使したワンカットではなく、映像編集無しの、ガチでワンカット映画です。

ロシアのエルミタージュ美術館を豪華
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つぐない(2007年製作の映画)

4.3

悲しいお話ですが、とてもとても美しい映画でした。

戦争が激化する以前、前半部分の画面に映るものがみな綺麗で(庭園風景の中のヴィヴィッドな色味の衣装の美しさ!)、観ていて幸せを感じるくらいだったので、
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彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

5.0

私は歴史の知識が極めて浅く、この戦争、第一次世界大戦について何か言うことはできません。

この作品はイギリス軍の一部隊の視点で、ドイツ軍との激しい戦闘、その最前線の様子が、修復を施した資料映像と帰還兵
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メイド・イン・アメリカ(2013年製作の映画)

-

目当てのディアンジェロがサラッと終わってしまった、、

全体にアメリカのショウビズの伝統、芸能感を強く感じました。

監督がロン・ハワードと言われればなるほどロン・ハワードの視点も感じます笑
(いろい
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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

5.0

やはり最高に面白い映画!
Amazon primeで再鑑賞しました。

もう全部好きです。
50年代のロサンゼルスの雰囲気、
美術も衣装も。
刑事たちの服が背広って感じで良い。

銃器の音や破壊音など
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ジェームズ・ボンドとして(2021年製作の映画)

-

Amazon primeに滑り込みました(今日まで配信)

007シリーズは本来自分が好んで観るタイプの映画ではありません。
ガジェットやカーチェイスに興味無いし、アクションのためのアクションが好きで
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フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.5

パニック映画と思いきや密室ミステリーの良作。
何も考えたくない時に観る映画としてもお勧めします。

(以下若干ネタバレ的記述あり)


推理小説的な密室トリックの斬新さを競うような脚本ですが、そういう
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.0

自分のせいだと思うけど、みんなで一所懸命ふざけているのを全然笑えなかったのが観ている間つらかった。

なんというか、ここ笑うとこってポイントのセンスに監督のイキリを感じて乗ってけませんでした、、

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オアシス:スーパーソニック(2016年製作の映画)

-

当事者と関係者の音声コメントで構成されるドキュメンタリー。
製作者のバンドへの愛情が感じられる作りでたいへん楽しめました。

オアシスは特に思い入れがあるバンドというわけではないですが、初期の楽曲はど
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マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.0

妄想だと思ってたシーンが全部本当だったところが一番の驚き。

前半、物語の枠組み的にこれから何が起こっていくかワクワクしたけど、後半わりと普通に収束していった印象です。

見る人を選び、見る時のコンデ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.1

どこにたどり着くのだろうと思いながら見ていたらまさかの展開に驚きました。
呆気に取られたと言ってもいいほどに。

脚本が練りに練られているし、構成と演出がセンスの塊だと感じました。

撮影も素晴らしく
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ビッグ・ウェンズデー(1978年製作の映画)

3.3

U-NEXTで再鑑賞。

以前観た印象とは結構違ってなんというか特に冒頭のパートなどかなり戯画的に感じました。

たぶん自分が歳をとったのと、1978年から振り返った本作の冒頭の設定1962年は16年
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.3

公開当時劇場に観に行くか迷った作品。

緊張感凄すぎて劇場だったら耐えられなかったかも。
威嚇射撃が怖すぎた。

関係者の話を根拠に構成された内容とのことです。
時代の変わり目の憤懣やる方ない事件で目
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

-

グリーングラス版「7月22日」を観てから今作の順番で観ました。

シナリオは多くの被害者の証言を元に作ったフィクションとのことです。

痛ましくやりきれない気持ちになる事件です。
たった一人の凶行で多
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ウィンターズ・ボーン(2010年製作の映画)

3.2

なんの話か全然わからないまま話が進んでいき終わった。

説明が無く不親切な作りだけど引き込まれる魅力はある。

なかなか武骨で骨太な作品でした。
嫌いじゃないです。

自分が大人じゃないから理解できな
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イーストウッド語られざる伝説(2013年製作の映画)

-

「昔もいいが 今もいい
問題はどう生きるかだ」
(イーストウッド 2013年)

早撮り伝説は本当だった。
午後2時撮影終了笑

スピルバーグやスコセッシといった偉人レベルの監督にその手腕を激賞される
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マイ・フーリッシュ・ハート(2018年製作の映画)

3.4

史実に着想を得たフィクションとのこと、冒頭にテロップあります。

刑事の話いるんか?笑

でもね、、
妄想が暴走した謎脚本が謎に昇華してて、途中から雰囲気に浸れました。
(前向きに楽しもうという気持ち
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Ray/レイ(2004年製作の映画)

3.3

安心と信頼のテイラー・ハックフォード監督作品。(ゆうてそんなに観てなかった💦)

手堅く、観る人に親切な演出で長さを気にせず見れました。

薬物更生施設での苦闘や、夢の中で母と弟に再会するシーンなど、
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ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

3.1

チェット・ベイカーの意外と長いキャリアの中で1966年にスポットライトをあてています。

冒頭、オープニングから漂う低予算感、再現ビデオのような作り、マイルス・デイヴィスのそっくりさんが出てきたあたり
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サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)

4.2

ラーチ先生のホーマーへの愛が深すぎて泣いた😭

役者さんたち、全員ハマってた。素晴らしいです。

音楽も良かった。

ザ・ビートルズ Get Back:ルーフトップ・コンサート(2022年製作の映画)

4.1

レガシーーーーー!

IMAX上映最終日、冷たい雨の中を電車とバスを乗り継いで観に行きました。

ビートルズに特段思い入れはありません、すみません、、


ビートルズってこんなに演奏上手かったんだ。
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